2008年8月1日金曜日

不良おばちゃん『不良につき指紋を取られる?』の巻き。

油断しちまった。
いまさら後悔しても遅い。
これは神様からの警告に違いない。
怠惰な生活をしている罰なんだ、きっと。
かなりやばい。
人間、“緊張感”を失ったら駄目になるね。
きちんと化粧をして、身なりを整えて、緊張感のある毎日を送らなきゃ。
反省ならサルでも出来る?


本日反省した訳:
グリーンカード取得は最低2-3年かかる…と覚悟していたのだが、一郎ちゃんの会社を通して取得手続きをしているからなのか進行が早い。
アメリカなのに(特に強調)早い
この春、必要書類を提出して5月には“健康診断して予防注射して結果を提出しろー”の通知が来た。
そして約2ヶ月後“○月○日○○時に指紋を採取しに来い”の通知。

態度のデカさは、さすがアメリカ移民局。
指定された日の指定された時間に出向かないと順番が後回しにされて、今度は何ヶ月先になるのかわからないそうである。

アメリカは恐い処じゃのう、爺さんや…。

車で5分程度のオフィス街にあるImmigration Office移民局へ行った。






















待合室には100人以上座れる数の椅子が置いてあるが2-3人しかいない。
がらーんとしている。
以前は予約システムが無く何時間も待たされたらしいが、現在では待ち時間なしなの?
それとも、たまたま空いているだけ?
荷物のチェックもなし。

受付の立派な眉毛のハロウィーンの魔女みたいな恐ろしい化粧のお姉さんにパスポートと“7月30日3時に指紋を採取しに来い通知”を渡す。
一枚の書類を渡され書き込む。生年月日・現住所・国籍・身長・体重・目の色・髪の色(実は半分白髪だが黒ということにしておいた)・父と母の名前(何故かfirst name)・以前使っていた名前(旧姓)。

次に指紋。
指紋を採取する機械は3台。
アタシ以外に誰も居ないので、ここでも待ち時間なし。
Germ Killing Gel殺菌ジェルを手に塗らされる。
変なニオイ。
まず親指以外の4本、次に親指、そしてそれぞれ1本づつの指の指紋をほぼ240度ぐるぐるーと採取していく。
『IDENTIX?』というシステムで、Samsung の17インチスクリーンに自分の指紋が“どっかーん“と巨大に映し出される。
システムはなにやらAnalyzing分析している。
渦巻きの頂点にフラグを立てているみたいだ。

エラーが出たら、その指はその場で切り落とされる、いや、指紋を取り直ししさせられる。
アタシの指先はすべすべなので、あっという間に終わった。
エラーは2回だけ。
何故すべすべかって? この為に食器を洗わないで(アメリカの食器洗い洗剤を使うと手荒れしますの、おほほー)、ハンドクリームを欠かさず、怪我ややけどをしないように気をつけてきたんだ。

指紋取りが終わったら、
『はい。こっちむいて。写真撮るから。』
『え?』
『ぱちっ。OK。帰っていいわよー。じゃあね。』
『・・・』
その間数秒。

後で一郎ちゃんに確認したら、実物のグリーンカードに転写される写真だったらしい。 (一郎ちゃんには先週“指紋採取に来い通知”が来ており、手続きは済ませている。 )
大切なグリーンカードの写真に、二重アゴ、ボサボサ頭、スッピン婆さんがボロTシャツで写っている。
それも、まぬけな『へ?』っていう表情で…。

うかつだった。
”手”のお手入れだけして、顔のお手入れを怠っていた。

いつ何時写真を撮られても良いように、背筋を正して身なりを整えておこう。
指紋を取りに行って、”指名手配写真”を撮られてきた今日の不良おばちゃん。

『デブの素』も断たなきゃ。

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