2013年10月31日木曜日

Salmon Festa サーモン一匹丸ごと食らう会 by Chef Toki

Trader Joe'sで見つけた新製品:
 
Sweet & Mild{fermented} JAPANESE AOMORI BLACK garlic 2.99ドルなり。
 

日本青森の黒ニンニク?
 
これって評判の「発酵黒にんにく」じゃないの?
 

3個入りでした
 ぱくっ。柔らかい真っ黒ニンニクは甘酸っぱくてなかなか美味しい!
たまり醤油?黒酢?に浸かっていたみたいな深いお味です。

Trader Joesでは、次々と新商品は出るけれど、定着して定番商品になるのは少ないみたい。 頑張ってくれ発酵黒にんにく!








 
普段の不良おばちゃんの主食はバナナです。
仕事が”Monkey Business"だから・・・という訳ではないですけど。
 
 
ところが最近の主食は、贅沢にもサーモンとなっております。
ほっほっほ~!
いやいや、そんじょそこらのサーモンではございませんぞよ。
 
今年も ”ちょっと前までアラスカの河を泳いでいたぴちぴちのワイルドサーモン”をKさんが釣り上げ、その場で急速冷凍して持って帰ってくれた。
貴重な貴重なサーモンなんだ。 
5キロ以上もあるサーモンを25匹も釣り上げたんだって! 
 
ばんざーい!
 
筋子もあるんだよー!(涙)
この半身はなんと2.5キロもあった!
 
 
 
 
 
そして今日はKさん宅で時次郎シェフ・プロデュース『Salmon Festa サーモン一匹丸ごと食らう会』 パチパチ(拍手)!
 
 
ワインを片手にシェフのお手並み拝見です。
 
長さ 30 inch(77cm)
重さ 12lb(5.4kg)
 
 
プロの手で巨大サーモンが解体されていきます。

押し寿司
サーモン尽くしです。他にサーモンパスタやサーモンの味醂漬け等々。
奥:SalmonのTiradito  手前:うなぎのセビーチェ
鮭とイクラの親子飯
不良おばちゃんは土鍋でおこげを楽しむ『鮭とイクラの親子飯』を担当しました。
親子ご飯を楽しんだ後に、熱々のお出汁を注いでお茶漬けとして2度美味しいんです。 
はい。白状しますとGochiのClay Pot Rice:Sake Oyako Meshiパクリです。




ヾ(´ρ`)ノ゛当分の間、我が家の主食はサーモン&イクラが続くと思われます。 

Kさんありがとうございますー。
Deisy親子と戯れるChef TOKI


2013年10月25日金曜日

歯が、歯が~!


今年の秋は雨らしい雨が降っていません。晴天続きです。
ワイナリーの葡萄は大丈夫なんでしょうかね。

そして、急に肌寒くなってきたシリコンバレー。

先週までは半そで短パンで汗を流してテニスをしていたけれど、今朝は長袖でちょうど良い感じでした。
Bikram Yogaで汗だくになった後、部屋の中と外との寒暖の差が激しくて背筋がゾクゾクしましたもん。






へんな夢を見ました。
 
 
口の中から、足が生えたがひょこひょこ歩きだして、どこかへ行ってしまうの。

一本ずつ歩いてどこかへ・・・。
アタシは “ひゃー” とパニクりながらも何も出来きずに口から歯たちが去っていくのを呆然と見ています。


自らの夢を分析すると、“歯を抜いたことへの喪失感”や、“歯医者に支払う治療費への恐怖心” などの潜在意識からこんな夢を見たのではないかと思います。

 



治療に約6ヶ月間かかるので、インプラントにかかる費用は今年と来年に渡って発生します。 ですので、まだ来年分の請求が来ていないので1/3程度しか支払っていません。 多分残りは3000ドル弱。


インプラント後に始める予定のInvisalignインビザライン(噛み合わせを直すための矯正)にかかる費用も3000ドル。イヤミ婆にならない為のインビザライン。
 

今後の歯医者費用(約6000ドル)を捻出しないと。
ぐだぐだ言ってないで、稼がないと。
・・・ということで、Valley Fairへ買い付けへ。

 

買い付け前にはたっぷり栄養をつけなくちゃね。
腹ごしらえはここ。

Falafel‘s Drive-in 
 
Valley FairSantana Rowでランチは食べませんよ。 高いですもん。



やっぱりここの Large Falafel SandwichBanana Shake(セットで8ドル)は最高。 久々だわー。
たまに食べないと手が震える程の”緑の豆コロッケ”Falafel中毒
サンドイッチにはextra lettuceextra tomatoを入れてもらって、辛いソースをたっぷり!

バナナシェイクが辛さを中和してくれて、もうもうもう ああああああおいしいー!
完食。

普段バナナシェイクなんて飲みませんけど、ここのは特別!
 


カラフルな壁画が楽しい



 

Valley Fairユニクロが明日オープンです!


なんと位置的にはアバクロの向かいに大胆にも殴りこみです。

San Jose Mercuryの新聞広告も入っていました。 
へー、オープン記念にフリース14.90ドル、ウルトラライトダウンジャケット49.90ドル。 明日から3日間先着300名にトートバッグ進呈。 さらには50ドル以上お買い上げのお客様にはヒートテックが一枚もらえる?太っ腹だねえ!

ユニクロ独自の商品やコンセプトをグローバル市場に展開し、お洒落墓場のシリコンバレーを刺激してもらいたいと思います。


 



 
歯医者費用捻出のために、ガレージセールもしました。
不要な家財道具や衣装(寿司極小国で着ていた“衣装”はカリフォルニアでは浮いてしまうので着れない)も売ったよ。
 
Menlo ParkのNattaya家の前
 
今年5月のガレージセール 

去年のガレージセール

売りながら食べたNattaya手作り『カオソイ』他のランチ
 

ああ、美味しーーーい!
完食。


歯医者費用が貯まるまで、あと約5800ドル。(+_+;)

2013年10月20日日曜日

『Me Before You』&『How to die in Oregon』 尊厳死って・・・。

 ハロウィーンですな。。。
Whole Foods前のかぼちゃたち
 

World Marketのハロウィーン飾り

 
World Market


同じくWorld Market クリスマス飾り
 



World Market



店内にはハロウィーンとサンクスギビングとクリスマスが同居。

 
この季節の巷のファッションも季節がごちゃごちゃ。
ロングブーツに皮ジャンで決めたおネエサンが闊歩する横に、短パンとビーサンのおネエサンも。
















幽霊メンバー”だけど、ブッククラブに入っていて良かったと思うのはこんな本に出会ったとき。
テーマが 安楽死や介護”という、自分ではまず選ばないであろう重たいテーマの本。



Me Before You  by  Jojo Moyes

 

課題図書だから仕方なくKindleで購入($7.99)し、なにも期待せずに読み始めた。
ストーリーもエンディングも知らないからか、予想外に引きずり込まれて大感動してしまった。(;д;) 
おーいおいおい(泣)


イギリス英語なので、分からないスラングやイディオムが沢山あったが・・・。

 


あらすじ:
交通事故で脊髄損傷による四肢麻痺となる以前のWill Traynorは、仕事では数百万ドルのビジネス取引をまとめ、プライベートでは世界中を旅行し、スカイダイビングや登山や美しい女性とのデート、、、と人生を謳歌する活動的な若者だった。

一方、カフェで働くLouisa Clarkが知る世界はイギリスの小さな田舎街のみ。

Willの母親は心を閉ざし家に引きこもる息子の介護&身の回りの世話をするために失業したLouを雇う。最初はLouに対し辛辣な言葉を浴びせ横柄な態度で接するWillだったが、彼女の純粋で底抜けに天然な性格に徐々に癒されていき、二人の間には愛情が芽生えていく。ある日Louは、Will6ヵ月後に自身の尊厳死を決めていた事実を知る。悲嘆にくれるLouだったが、なんとか彼の決意を変えさせようと東奔西走を始める。

タイトルの“Me Before You”の意味は、読み終わってから じわーっと分かってくる。

尊厳死や四肢麻痺という重たいテーマなのに、単なるお涙ちょうだいラブストーリーではない。
読み終わった時、勇気を与えられる本。

 
評判の本だったらしく、MGMによる映画化が決定している。

 

 

 

 

テーマの尊厳死つながり・・・ということで、2年ほど前に観て強烈な印象が残った、HBO制作ドキュメンタリーHow to die in Oregonを思い出した。

オレゴン州では、末期がん等、現代医学では治療不可能な病などで苦しむの患者に、Physician-assisted suicide(医師の立会いの下で)自ら命を絶つことを選択する権利を認めている。世界ではスイス、ベルギー、オランダ、ルクセンブルグ。アメリカではWashington州、Vermont州、Montana州で同様の法律が制定されているらしい。




 

映像は自らDeath witht dignity尊厳死を決意した患者たちの最後の日々を追っていく。 尊厳死を選んだ人々の表情は驚くほど明るくみえた。 痛みや辛さに耐えながら回復する見込みの無い病と闘うこと、病院の部屋でチューブにつながれて無意識と意識の間をさまよいながら死ぬことを拒んだ勇気のある選択。

担当医師が薬を処方し、患者本人は納得した上に服薬し、愛する人達に囲まれて眠るように亡くなる。

 

「尊厳死」をめぐる議論が寿司極小国にどの程度浸透しているのかは知らないが、不良おばちゃんはオレゴン州の住民になりたい・・・と真剣に思うよ。
 

2013年10月14日月曜日

She is the best thing that ever happened to me 彼女と出会えたことが今までの人生で最も最高なこと

Richard リチャード(あだ名はリチャ夫:りちゃおと読みます)は来年60歳。
ずっと独身です。

約6年前に出会った時分、”この人ゲイかしらん?” (ごめんよリチャ夫・・・)なんて思ったこともありましたが、学生時代に結婚を考えた彼女がいたようですのでストレートです。


リチャ夫は自他共に認める ”おたく”。

小さい時から内向型で上手に周りと関われない、空気や行間が読めない、運動が苦手等々ということで、いじめられたり仲間はずれにされることが多かったとか。

自閉症気味&アスペルガーっぽい人ですが、フォレストガンプのように、真っ直ぐで純粋、嘘をつけない性格です。



彼は大変優秀です。
優秀だからこそNASA Ames Research Centerでプログラム開発という仕事が出来るわけです。
さらには週一回Fremont Union High School District Adult School (Sunnyvale-Cupertino) にてESL(English as a Second Language)のクラスを教えています。

ありのままの自分を受け入れ、社会性を身につけようと長年ひたむきに努力をしたリチャ夫からは、生まれつき正直でピュアな人柄が混ざり合い、”良い人オーラ” がにじみ出ています。



そのリチャ夫に彼女が出来ました~!ヽ(^◇^*)/ 



『She is the best thing that ever happened to me.』

彼女と出会えたことが今までの人生で最も最高なこと


、、、とリチャ夫に言わしめたお相手は、現在Sacramentoに住むKellyさん。 リチャ夫の元教え子で、肉まん大国出身の大人しくてシャイな44歳。
数年かけて、じわじわと愛を育んできた本物の大人の恋です。

週末2時間かけてSacramentoへ彼女を訪ねていくリチャ夫ですが、ウィークデーはOovooでビデオチャットしたり、QQでメッセージを送りあったり、、、とラブラブです。

Kellyさんはリチャ夫がSunnyvaleの自宅へ帰るときに、たくさんの手作り餃子を持たせてくれるそうです。
先月プールサイドで泳ぎながらBBQしたときのリチャ夫(左)


She is the best thing that ever happened to me

こんな素敵な言葉がリチャ夫から聞ける日が来るなんて・・・。(涙)
人生のパートナーを見つけたリチャ夫。
お母さんは嬉しいよー。(;д;)

諦めずに努力を続けていれば、いつか運命の人と巡り会えるんだね。
 

2013年10月11日金曜日

Alameda Point Antique Faireで蜃気楼


蜃気楼の様な写真が撮れました。

背景にはサンフランシスコの高層ビル街とベイブリッジ。
先月婆ちゃんを連れて行ってきた時のAlameda Point Antique Faireでの一枚です。
 
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今回の掘り出し物はこちら。 
手刺繍の麻キッチンクロス(2枚で20ドル)とお皿(5ドル)
お皿の裏:SCHUMANN BAVARIA GERMANY US ZONE とあります
 
第二次世界大戦で敗れた後、ドイツは1945年から4年間、連合国軍(アメリカ、イギリス、フランス、ソ連)に分割され管理されていました。つまり、このお皿を生産した工房がアメリカ占領地域にあったということです。

こちらは”おままごと用”みたいな小さくて薄くてレトロっぽいティーカップセット。
10ドルなり。
MADE IN OCCUPIED JAPAN(占領下日本製)とあります。
 
 

戦後占領期の日本では、輸出向け製品に Made in Occupied Japan (占領下日本製)と表示することが義務付けられた。この表示が使われたのは、輸出貿易が再開された1947年(昭和22年)ごろから主権回復を果たす1952年(昭和27年)までの約5年間である。wikiより

同じ敗戦国でもドイツは”Germany US Zone"、日本は”Occupied Japan"。 
扱いが随分と違うじゃない?
 
ねえ・・・。

2013年10月7日月曜日

米国歯医者事情 番外編 『不良おばちゃん、遂に天国へ昇天?南無~。』


アメリカの歯医者は一回の診療時間が長いの。
一度にまとめて複数本を治療することもあるから。

朝一番8時から10時半頃まで、トイレ休憩を1回挟んでずーっとベッドに横たわって口をあんぐり開けている・・・ということも普通です。


最初は緊張しているんだけど、午前中から横になれる・・・という贅沢なシチュエーションと、麻酔が効いていて”何も感じない”ということ。 さらには元々朝が苦手で、ちゃんと目が覚めていない、、、というもあり、だんだん身体がだるくなってきて 

ふわ~ん。


 ”ここは何処?私は誰?” 



どこか遠くで誰かの声が聞こえて


南無  南無  南無   南無~


南無?
ここは天国・・・?

地獄じゃなくて天国?


ぽわわ~ん。


”おててのしわとしわを合わせて幸せ。な~む~。ちーん。♪お仏壇の××××。” なんていうCMがあったなあ、、、なんて思い出します。



目を開けると、Dr.Sが覗き込んでいます。

え?なに?


”Do you want me to 南無 you?”


南無?Numb? Numb numb?


Numbと言えば、Linkin Park の『Numb』っていう歌があったなあ。名曲だよなあ、、、なんて思い出します。




この唄のサビ:I've become so numb I can't feel you there 何も感じなくなっていく お前がそこにいることすら


ふわわ~ん。


南無  南無  南無   南無?


Dr.S: ”不良おばちゃん、are you there?
Do you want me to numb you up here?”
 不良おばちゃん大丈夫? 上の歯も麻酔しますか?


Numb me?
何も感じなくさせてやろうか?(超訳)


うん、うん。

脳ミソも麻痺してnumb。
何も感じなくなっていく・・・。
なんか良くわかんないけど。
もうどうにでもして~。昇天。







ご参考までに、アメリカの歯医者さんでは”anesthesia 麻酔”という用語はあまり使わないみたいです。