アメリカの歯医者は一回の診療時間が長いの。
一度にまとめて複数本を治療することもあるから。
朝一番8時から10時半頃まで、トイレ休憩を1回挟んでずーっとベッドに横たわって口をあんぐり開けている・・・ということも普通です。
最初は緊張しているんだけど、午前中から横になれる・・・という贅沢なシチュエーションと、麻酔が効いていて”何も感じない”ということ。 さらには元々朝が苦手で、ちゃんと目が覚めていない、、、というもあり、だんだん身体がだるくなってきて
ふわ~ん。
”ここは何処?私は誰?”
どこか遠くで誰かの声が聞こえて
南無 南無 南無 南無~
南無?
ここは天国・・・?
地獄じゃなくて天国?
ぽわわ~ん。
”おててのしわとしわを合わせて幸せ。な~む~。ちーん。♪お仏壇の××××。” なんていうCMがあったなあ、、、なんて思い出します。
目を開けると、Dr.Sが覗き込んでいます。
え?なに?
”Do you want me to 南無 you?”
南無?Numb? Numb numb?
Numbと言えば、Linkin Park の『Numb』っていう歌があったなあ。名曲だよなあ、、、なんて思い出します。
この唄のサビ:I've become so numb I can't feel you there 何も感じなくなっていく お前がそこにいることすら
ふわわ~ん。
南無 南無 南無 南無?
Dr.S: ”不良おばちゃん、are you there?
Do you want me to numb you up here?”
不良おばちゃん大丈夫? 上の歯も麻酔しますか?
Numb me?
何も感じなくさせてやろうか?(超訳)
うん、うん。
脳ミソも麻痺してnumb。
何も感じなくなっていく・・・。
なんか良くわかんないけど。
もうどうにでもして~。昇天。
ご参考までに、アメリカの歯医者さんでは”anesthesia 麻酔”という用語はあまり使わないみたいです。
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