2008年5月16日金曜日

ババアのズンバ

Zumba教室に誘われた。
アメリカではZumbaが流行し始めている。日本はどうかな?
楽しいそうなので体験教室に行こうかな。


今週は暑かった。5月にしては記録的な暑さだっだらしい。
未だに華氏と摂氏の換算が出来ないアタシ。
天気予報では、”今日は100度を超えるかもしれません”と予報士のお姉さんは胸の谷間を強調した服で得意げだ。

”へー100度かぁ~沸騰しちゃうんだぁ~”って、頭働いてないし・・・。


わざわざSafewayにハーゲンダッチョを買いに行ったくせに、アイス買い忘れて肉とパン買って帰ってどうする!
























出直して買ったハーゲンダッチョ。こうなると、もう執念だね。
今回も大人買い3個。でへへ。


走らなくちゃ!と、いつもの河原へ出かけたが、暑くて蒸しブタ状態だ。急遽プールで”ジュゴン”になることにする。大昔(小学校時代)は自由形が結構上手だったアタシ。今では肉と脂肪が重たくて、息継ぎもできない。(泣)


Williamとクラスメイト13名で”Field Trip”と称してサニーベール・ダウンタウンにある日本食レストラン『六甲』へ行ってきた。今回はベジタリアンは居なかったが日本料理が始めての人もいたので、けっこうお世話が大変だった。半数はシニアだから敬老会みたいだったしね・・・。まったく騒がしい敬老会だよ。


照り焼きチキンがお気に入りのRaphael(通称ゴルバチョフ)とWilliam先生。William先生は注文したカリフォルニアロールが来るのを気長に待っている。


インディージョーンズ3部作+ボーナスDVD買っちゃった!

わーい!

2008年5月15日木曜日

”ベリーダンス”と”盆踊り”は親戚だったんだと分かった日。



















今日はエジプト人のNagibaのお家でランチです。
Mountain View、Whisman Stationの周辺に開発された新興住宅地の中の一軒屋です。綺麗に飾りつけしてありました。
テーブルに並んだエジプト料理の数々(今回はちゃんとカメラを持って行きました!)。

ムーサカ(茄子・ひき肉・松の実・ハーブ)とかヨーグルトとキュウリのサラダとか、茄子とスクワッシュにご飯が詰めてあるもの、とか・・・料理の名前も分かりませんが、次回レシピをもらうことにしました。 手の込んだ料理をNagibaは、いとも簡単にちゃっちゃっちゃーーーーと数時間で作ってくれました。大した才女です。




葡萄の葉っぱに包むこの料理は、以前にもイランやトルコ出身の人が作ってくれた料理と同じです。地中海料理っていうのかい? 中にはご飯とひき肉とハーブが入っています。

あ~満腹。今日だけで1~2キロは太ったと思います。
今日集まったメンツは、アゼルバイジャン、ロシア、ウクライナ、肉まん大国、ドイツ、ブルガリア、寿司小国 そしてエジプト出身・・・共通点は自己主張が強いこと&良く喋ること。

Nagibaは公共の場(男性がいるので)では宗教上”カオナシ”みたいな顔だけ出ている衣装を着ていますが、自宅では髪の毛を出してもいいんだそうです。

デザートを食べ終わるとダンスが始まりました!彼女は元べリーダンスの先生です。振り付けも何もなくて、アップテンポの音楽にゆるーく身を任せて踊る踊る踊る。
腰をふりふり、もう、めちゃめちゃ楽しいこと! 上半身の動きは盆踊りにそっくりだ。


カオナシ



























本日のManuel。
頭のてっぺんはツルッパゲだったのに、着実に頂点に毛が生えている。
植毛ってすごい!

Sigalは妊娠5ヶ月目に入りましたが、高齢出産の為、この辺では最高の医療機関と評価されているStanford大学病院で産むことにしたそうです。
そして、赤ちゃんは男の子と判明。
ふっふっ・・・Manuelそっくりの赤ん坊が産まれると思うと結構笑えます。
いや、かなり笑えます。
いえいえ、思いっきり笑えます。
このワンコはManuel家のライラ(6ヶ月)。ヘブライ語で”赤毛”という意味らしいです。

2008年5月10日土曜日

Vote early and vote often!

今日も懲りずにPHOを食べる。
無難にチキン・フォーを注文するはずだったのに、シーフードー・フォーにしちゃった。
大失敗。
”カニカマ”祭りだったもん。
本物の蟹を入れろよーっ!
でっかい海老がゴロゴロスープの下に沈んでいたから、今回は勘弁してやる。
麺もスープも合格点だったし・・・。









アメリカという国の現実:
スポーツ用品店でライフルが買えちゃう・・・セールで99.99ドル



















スポーツ用品店『BIG5』の新聞広告。
左下に99.99ドルのライフルが特売になってます。

”安いよ安いよ今週の特売品だあ。特売品以外にもエアガンや銃弾なども多数取り揃えてあるよ。一家に一挺どうだい? ”
スニーカーの横にライフルの広告というところがなんともアバウトなアメリカだねえ。










マッチョ&イケメン祭りにうつつを抜かしている間も、小浜さんと栗豚さんの泥試合は淡々と続いています。
状況はどーろどろのぐっちゃぐちゃです。
栗豚女史がいつどのようにexitするのか、という憶測がもっぱら主流となっているようですが、栗豚さんは小浜さんの政治生命が絶たれるような事件が起きるのを待っている・・・という説もあります。例えば小浜さんが不倫していた・・・とかね。

それにしても、この大統領候補選挙、長すぎ!
2人とも本来の上院議員の仕事はしていませんもん。


アメリカという国の現実:Voter's fraud 不正投票行為の横行
民主党や共和党の大統領候補選挙は、亡くなった人や別人の名前で党員登録をして、一人が何回も投票できてしまうというお粗末なシステムになっています。
投票所でID身分証明書を見せる必要が無いので、このような事になるわけです。

『Vote early and vote often! (早く投票に行き、何度も投票しよう!)』というジョークがあるくらいです。

日本人の常識から考えると”ありえない”という感じですが、不法移民が多く、戸籍や住民票のないこの国。日本のような細かい情報管理は不可能に近いと思われます。住民の情報は主にSocial Security Number社会保証番号でデータ管理されています。

因みに、Citizenアメリカ国民でなくても不正に投票できてしまいます。
党員登録をする際、登録用紙の欄に国民でないにもかかわらず、
 □I am a Citizen.

とチェックして郵送すると党員登録され、投票できるという訳です。ここでもIDのチェックはありません。
さらには、熱烈な共和党・民主党員たちの中には、故意に反対政党への党員登録をしちゃう人々もいるようです。
投票の際には本来の支持政党に有利になるように、反対政党の敗者と思われる候補者に投票するわけです。

そんな事までして自分の応援する候補に勝たせたいって何だろう・・・。
キリスト教徒だろ?神の教えに背いていいのか?いいのかー?



クラスメイトの多くはアメリカ合衆国に帰化した人たちです。
背景はそれぞれ異なるようですが、生まれた国の国籍を捨てて、合衆国国民となる事を選んだ訳です。
アメリカ人と結婚した人。亡命や夢を求めてアメリカへ移住した後、帰化した人。Guoning教授(北京)やNagiba(エジプト)のように、娘や息子がアメリカで成功し、祖国から両親を呼び寄せた後に帰化する場合も大変多いようです。
Citizenになるには簡単な常識テストがあるので、皆さんCitizenになる為の講義を受けて合衆国の歴史や地理等を勉強したんだそうです。国歌まで歌うんだって。


Sandy(香港)とIrene(マカオ)は約30年前に国家を歌い、子供たちを通じて家族ぐるみの付き合いをしてきた賑やかなおばちゃんたちです。
Sandyには3人の息子達がいますが、上の2人の息子達が結婚した嫁は偶然にも日系4世のお嬢さんたち。末の息子は独身32歳のお医者さん。そこでSandyおばちゃんはアタシに言ってきた。

Sandy: ”3人目の嫁も日系がいいわあ。Chietako、たしか年頃の娘がいたわよね~。”
アタシ: ”いることはいるけど、まだ大学生だよ。マッチョの彼氏もいるし・・・。(それに日系じゃあないよ。バリバリのニホンジンだよ。)”
Sandy: ”あら。結婚と遊びとは別よ。今度家に連れていらっしゃいよ。”
Irene: ”あたしが仲人やったげるわよ!まかせなさい。あんた、Sandyの3人の息子の中で一番のお勧め品だよっ!”

お嬢、どうよ?プチ玉の輿だぞ。
Sandyの家はPalo Altoの大豪邸だ。
家の中は紫禁城と竜宮城みたいだぞ。
彼の写真を見せてもらったけど、そうだなあ・・・ジャッキー・チェンを細くして、ナインティナインの矢部さんと高倉健をまぜまぜしたみたいな感じ。
どうよ、お嬢!

2008年5月4日日曜日

インドの山奥で、修行して・・・。

胃の調子が悪い・・・なんていうことは稀なことなのですが、昨日食べたものが悪かったみたいです。
もともと胃腸はめっちゃ丈夫なんです。

だって、賞味期限が切れたカレーパンを食べても、冷凍庫の奥で化石のようになっていた数年前の肉まんを”チーン”して食べてもぜーんぜん大丈夫でしたもん。

子供たちにも、小さい頃から教育してきたつもりです。 
『賞味期限は参考程度にして、匂って大丈夫そうだったら自己責任で食べるのよ』とね。











昨日食べたのは”草”です。
ベトナムレストランで出された”草”を食べました。
注文したPHO(フォー)の中には、名前も良くわからない臓物(牛の胃袋とか脇腹肉とか腱とか?)がごそごそ入っていて、その上にのせるパクチー別名香菜とモヤシとバジルとニラと”草”がドッカーンとお皿にのってきました。

この”草”は、厨房担当のおばちゃんがその辺の路地で摘んできた”草”ではないかと思われます。
これまで数々のベトナムレストランへ行きましたが、この”草”ははじめてです。
味は・・・”草”の味です。
次回からは無難にチキンのPHOを注文することにします。















先日、"なまアライグマ"に遭遇しました。
おったまげた~。
夜9時半頃、アパートに帰ってきたら建物の横の池に!
たぬきとの違いは、シマシマでふさふさのしっぽです
ウサギ、スカンク そしてアライグマ・・・ここは野生の王国でしょうか?


通称ホセ・メンドーサ実名Joseなんたらかんたらは、アパートのイケメン見習い管理人です。
彼にスタイリッシュなヘアカットをして、衣装を着せれば銀座のGUCCIやCHANELのドア横に立っている外人モデルさんになれる美しい顔をしています。

以前パジャマ代わりのTシャツで、外をフラフラしていたらホセ・メンドーサが”にーこにこ”して寄って来て ”アミーゴ!心の友よ~!”みたいなことを言ってます。

”???”
おお。アタシが着ていたTシャツは、何年も前にムラサキスポーツみなとみらい店のワゴンセールで2枚3000円で買ったサッカーワールドカップのアルゼンチン・ユニフォームだったのです!ホセはアルゼンチン移民なんです。

”アルゼンチンのチームは強かっただろ?そうなんだよな~応援してくれたのか?俺もサッカーやってたんだ。”
そんなもん覚えてないし、応援なんかしてない・・・とは言えない。

”そうだよ。日本ではアルゼンチンのチームは大人気だったんだ。だからTシャツ買ったんだよ。”・・・ってうそやん!
本当は日本チームのTシャツだけでよかったんだけど、2枚買わなきゃ安くならなかったし、アルゼンチンの白と空色の縦じまユニフォームも爽やかに見えただけなんだよ。

”いやあ、ありがとありがと。何か困ったことがあったら呼んでくれ。すぐに駆けつけるから” とホセ。

玄関の扉が開かなくなったときや、トイレの水が流れっぱなしになったときに飛んで来たのはホセ・メンドーサ。
でも実際直したのは腕の確かな別のおじちゃん、通称トミー・リー・ジョーンズ。
ホセ・メンドーサは役に立にたたず。
美しい顔だけじゃなあ・・・。
最近奴を見かけなくなった。クビになったんか?



美しい男といえば、『The Tudors』のヘンリー8世役の彼 Jonathan Rhys Meyers ジョナサン・リース・マイヤーズでしょう。
”こいつ長生きしないな”という、危なげでキレそうな俳優さんですね。プッツン!

現在SHOWTIMEというチャンネルでシーズン2を放映中ですが、有料なので我が家のテレビでは写りましえーん。
ですからシーズン1のDVDを買っちまいました。
豪華絢爛な衣装&宝飾品と美女美男揃いのキャスト。
”ありえないでしょー”と思いつつ、現実逃避には良いエンターテイメントです。





















最近観た映画で良かった『August Rush』にもJonathan Rhys Meyers はミュージシャン役で出演しています。
大作ではありませんが、観終わって心が暖かくなる映画です。

子役のFreddie Highmoreフレディ・ハイモアの演技は鳥肌が立つほど凄いです。
こいつ本当に子供なんかいな?
チャーリーとチョコレート工場の男の子です。
この作品の邦題は『奇跡のシンフォニー』なんだそうですが、いったいどこの誰が邦題を考えたんでしょう。
邦題ってなぜこのように的を得てない題名ばかりなのでしょうか・・・(怒)。



ジョギングしてたら河原のベンチに白い上下の民族衣装を着たカレー王国人のおじいさんがうずくまっています。
”どうしたんかい・・・気分でも悪いんかいな?”と近づいていったら、どうやらおじいさんはヨガ&瞑想をしていたのだったらしいです。

そこで、この曲が脳裏に閃きました。
♪インドの山奥で、修行して(た?)・・・♪その先は知りません。

確かこれは”レインボーマン”のテーマソング。
レインボーマンで覚えているのは『死ね死ね団』という、簡潔かつ直接的ネーミングの悪の集団。
誰が考えたんでしょう・・・『死ね死ね団』なんていう名前。
因みに、こういう鋭い感覚の人が映画の邦題を考えて欲しいよね。

瞑想の邪魔をしてはいけないので、足音を消して、そろりそろりと通り過ぎました。
おじいさんの周辺の景色はインドの山奥になっていました。♪インドの山奥で・・・。

2008年5月1日木曜日

シリコンバレー・マッチョ祭り












すっかりアウトドア陽気になってきたBay Area。
久々にバーベキューセット登場。
一郎ちゃんの元上司S氏をお招きしてサンマの炭焼きです。

S氏は現在、某Q社の秘密兵器である天才カレー王国人IQ高すぎて測定不可能博士の通訳として一年の3分の一をシリコンバレーですごしていらっしゃいます。
”通訳”といっても言葉の通訳ではなく、天才の非凡な思考を凡人に分かるように易しくかみくだいてQ社の首脳陣に伝える・・・という通訳です。
この天才博士は小・中・高校をすっ飛ばして博士課程だったそうな・・・。恐ろしや。

サンマを買うときに魚屋のメキシカン兄ちゃんに”頭を残しておいて”というのを忘れたために、内臓と一緒に頭もばっさり落とされてしまいましたとさ。とほほ。

キッチンで焼き魚を焼こうものなら、換気扇はゴーゴーと派手な音を立て煙をかき混ぜるだけで、結局Smoke Detector(煙探知機)が反応し、ビービービービーうるさくていけません。

ですから魚はこうしてベランダでガンガン焼きます。
その度に炭を起こすわけですが、”七輪”を思えば大したことないっしょ。
やっぱ炭で焼くと美味しい!
今回は丸一日韓国味噌に付けておいた鳥肉とアスパラのベーコン巻きも炭火で焼きました。












このナンバープレート、直訳すると『良い天気だ。出かけよう!』って感じですかねえ・・・。
アタシもDMVでナンバープレートをオーダーしようかしらん。CHIETAKO? だめだ字余り。7桁じゃなきゃいけないんだもん。


陽気が良くなって来たせいでしょうか、それとも夏に向けてダイエット目的なのでしょうか、アパートの横を流れるGuadalupe River河原のジョギング&ウォーキング人口が急に増えてきました。

夏が近いんだなあ~と感じるのは、緑の濃さでも紫外線の強さでも花の開花状況でもなく、上半身ハダカで走るマッチョお兄さん達のギラギラ汗で光る筋肉だったりするわけです。

今年もマッチョお兄さん達は出てきました。(モグラじゃないんだから・・・) 
お兄さん達の上半身は、なぜか既にきれーいに日焼けしています。
もちろんMangroomerでお手入れしているので、胸毛も背中の毛もありません。
つーるつるです(実際に触った訳ではありませんが・・・。)
因みにナイスボディーお姉さんたちも走っていますが、この辺は圧倒的に男性の人口が多いのです。

アタシの勝手な仮説によると、この界隈のIT Geek(オタク)は仕事で成功して、それなりの地位と有り余る収入を得るようになると、まず車を買います。
マンションが買える位の値段のスーパーカーは、ストックオプションで儲け金持ちになったIT Geekさんたちのステイタス・シンボルなのです。

次に彼らはスーパーカーの助手席を埋めるネエチャン、いえパートナーが欲しくなります。
会費がとんでもなく高いお見合いクラブ・デートクラブが大繁盛する理由はこれです。
デートクラブ主催のパーティーへ顔を出すようになると、肉体改造の必要性を感じるようになります。

何事にも真剣にのめりこむGeekたちは中途半端なことは一切しません。毎日ジムに通いトレッドミル・スクワット・ベンチプレス・階段君(電動ミニエスカレーター)に励みます。

半年後、身体に筋肉が付いてシェイプアップされてきたところでGEEKたちはプールや日焼けサロンでこんがり小麦色に肌を焼きます。

良い色になったところで、いよいよ上半身デビューです。

優秀な頭脳を持ち、実直な君達が肉体改造を達成した暁に、残るのはファッションセンスを磨くことだけだと思います。がんばれマッチョGEEK達! 

できれば縦ストライプのズボンとチェックのシャツを合わせるのはやめましょう。











近所のアパートの花壇。

気が付いたら植え替えられていました。











近づいてみると。
















黄色いチューリップ。斬新なデザインじゃない?

2008年4月26日土曜日

ABC と ABJ











NIJIYAの並びのアンデルセンのパン屋さん『Grain D'or Bakery』。
たまに衝動的に日本風の上品なふかふかサンドイッチが食べたくなるので、行動範囲内に開店してくれて嬉しい。
今回はたらふくランチを食べた後だったせいもあり、3時のオヤツのデニッシュを選んで買った。

”すとろべリーぺストリー あんど ちーずデニッシュ くれろ”
対応してくれるおじさんはどう見ても日本人じゃん?
聞いてみた。”オマエ ニホンジンアルカ?”
すると ”ワタシニホンジンちがう。あっちいるのニホンジンね。”サンドイッチを注文する奥のコーナー内にいるお兄さんを指差して、訛りのない完璧な英語で言った。

おじさんはABCだった。

ABC とはAmerican Born Chinese(アメリカ生まれの肉まん大国人)の略語で、ABJAmerican Born Japanese(アメリカ生まれの寿司小国人)のこと。

実は定期チェックに行く歯医者も内科のお医者さんもABC

おまけに薬剤師もABC

眼科はABJ

受験戦争に勝ち残るだけの根性と頭脳と資金があるからなのか、医療関連従事者はABCが多いみたい。

タクシーの運ちゃんにはターバンを巻いたカレー王国人が多いし、ダフ屋はアフリカン・アメリカン(黒人)で占められていて、車のセールスマンは石油産出国出身が多い。

ついでにNIJIYAにも寄ってみる。

日本から担いで帰って来た日本食料品がた~んまりあるので、特に買う必要な物はない。

それでも、”シソの鉢植え”を買ってしまった。

シソの葉はHankookが一番安いと思うが、あまりに綺麗で立派なのを売っているので逆に恐ろしくなる。虫がつかない様に殺虫剤がスプレーしてあることは明らかじゃん。

だから自分で栽培することにする。 枯らさないようにしないと・・・。












次にお弁当&お惣菜コーナーの”コンビニ仕様のおにぎり”に手が伸びる。
5分前にデニッシュを買ったことはもうすっかり忘れ、頭の中は”TARAKO”でいっぱい。

その足で愛車のオイル交換をしにSunnyvaleのHONDA HOPKINSへ。

ここでも出てきた整備士のお兄ちゃんはボウズ頭のABCABJABKかもしれない)。
点検&作業にかかる1時間強の時間をどうしようか・・・。
とりあえず隣の店『Cranberry Hill Mercantile』へふらふらと入ってみる。
カントリー雑貨の店。お客はアタシひとりだった。この店こんなんで経営していけるんかい?



















以前Sママが買い占めたエプロンは影も形もなかった。鍋敷きは大量に売ってた。

そのままエルカミノ沿いを歩いていたら、怪しい店ばかり並んでいるモールを見つけた。普段は車で通り過ぎるだけだから歩くと新鮮だ。

コスプレショップとエッチなお店と刺青&ピアスの店!WOW!体格の良いおじさんがコスプレの店から出てきた。何買ったの?何買ったのさ?











のどが渇いたのでEl Caminoを渡ってTaco Bellへ向かう。











見るからにABMAmerican Born Mexican メキシコ人)だろ・・・という感じのお姉ちゃんに飲み物だけだったはずが、思わず ”オリジナルタコスもくれろ!”と注文している。美味しい。ソフトタコスも食べたいが次回だ。密かに次回食べるメニューを決める。これ。http://www.tacobell.com/bigbox/ドリンクも付いて4ドル99って激安!

HONDAへ戻り、お金を支払って車を受け取り、近くのTrader Joe'sへ”もしもの時の”冷凍食品その他を買いにいく。
結構頻繁に”もしもの時”は訪れるのだ。













便利な手抜き素材”Organic Broccoli Slaw ブロッコリーの茎と人参の千切り”。千切りほど細かくないけど、サラダにしてもよし。きんぴらにしてもスープにいれても味噌汁の具にしてもOK。 自分でブロッコリーの茎を千切りにすることを考えると気が遠くなる。恐るべしTrader Joe's。










お助け冷凍食品の”Vegetable Bird's Nests 野菜のかき揚8個入り”。トースターで温めて、”うどん”に乗っけるのさ。
次に向かったのは亀仙人の家。
”嫁が作ってくれた餃子が沢山あるから取りに来なさい”って。
この餃子はニラが沢山入っていて、激ウマなんだな~。
”行きます!行きます!頂きに行かせて頂きます!” ということでエルカミノを右折しRemingtonへ。
今夜は水餃子だ。やっほい!











本日の締めくくりはHankookの『SAMANCO』。
我が家の冷凍庫には欠かせないタイヤキアイス。

なんと超ラッキー!お徳用5個入り袋が2ドル99で安売りしてるじゃないの。
1個当たりの値段はおバカなアタシでも計算できる。
1個60セント=60円。やっほい!

それにしても日本だと西友とかイトーヨーカドーとかジャスコとか大型スーパーに行けば、全ての買い物が済んでしまうが、アメリカではそうはいかないから厄介。

あちこち車で走り回って必要な物を買いそろえる必要がある。

ケーキはケーキ屋。本は本屋。

『計画的』という言葉が自分の辞書にはないアタシでさえ、ガソリン代が4ドルを超えそうな昨今、無駄のない移動経路を計画的に考えるようになった。

うん。本日の移動経路は実に無駄がなかったね。自己満足。

だけど3時のオヤツは デニッシュ2個、たらことシャケのおにぎり、タコス・・・。

おお油断しちまったい!

2008年4月22日火曜日

How To Shave Your Own Back

毛深い人必見。背中の毛専用電動シェーバーが39.99㌦だよ。ちえたこ

2008年4月19日土曜日

Who's your Daddy?











昨日のランチはPalo Alto, Stanford Stadium の斜め向かい”Scott's Seafood”。
老舗のレストランなので、落ち着いた大人の雰囲気。
このモールは”赤いレンガの屋根”が歴史を感じさせる。
場所柄スタンフォード大学関係のお客様が多い。
お値段もかなり高め。
ランチなのに10ドル以下のメニューは見当たらない。ランチプラターのCaesar salad with Oregon bay shrimp and a cup of clam chowder 海老サラダとクラムチャウダーで13ドル! なんですと~?

デザートはBlackberry-Ginger Crème Brulèe という、珍しい”生姜”のクリームブリュレを食べた。生姜の香りが少々がきつかった。
その日は3時過ぎにはお腹がすいてしまった。
やっぱ上品な食事はアタシの体質には合わない。









スタジアム前のスタンフォード大学・野球とソフトボールの看板。野球のシーズンだ。










大学周辺のガソリンスタンドは、どこも1ガロン4ドル超えている。
Palo Altoに住んでいる住民たちは、お金持ち”リッチピーポー”なので、高くても購入するの?

San Jose Mercury NewsのコラムニストMr.RoadshowことGary Richardsが紙上で『ガソリン代が4ドルを超えた日を当てたら、あなたの車タンク一杯分のガソリンをプレゼント!』してくれるそうなので、アタシも先週応募した。なんとなく5月5日子供の日にしてみたんだけど、それ以前に4ドル超えそうだね。











アメリカという国の現実:
ドラッグストアーのRite Aideで先月から店頭にならんでいるDNA実父鑑定キット。
店内では妊娠検査キットの隣に並んで売っている。29.99ドルなり。
キットに入っている麺棒を使って子供と父親(と思われる男?)のcheek cell(要するに唾液かい?)を採取。
返信用封筒に入れ、検査費用119㌦を支払うと、3-5日後には結果が分かる。
法廷での証拠としては認められないらしい。
”こんなもの誰が買うの?”と思ったが、どっこいガンガン売れているらしい。
”養子・養女”が当たり前のこの国。
産まれてすぐに養子に出され、自分の実の両親を探し出して感動の対面をした保安官Sheriffの話が新聞に載っていたが、カルチャーショックを感じる。
育てられないのなら、産まない・・・というのが日本人の選択なら、アメリカ人は授かった子供は産むのね。そして愛して育ててくれる人に託す。
養子に出されたことで、実の両親に”捨てられた”と思う日本人と、”産んでくれてありがとう”と感謝するアメリカ人。宗教と文化の違いは大きいよね。

子供の養育権や遺産相続の問題に加えて、まるっきりどの男が父親か分からないような乱れた生活をしている人々も多いのも現実。これは日本も同じ?じゃあこのキット、日本でも発売したら売れるんじゃない?

2008年4月17日木曜日

”ハーゲンダッチョ大人買い”の快感












日本に住んでいた時は、たまに贅沢品のハーゲンダッチョ(我が家ではハーゲンダッツを略して”ハゲダス”ではなく、”ハーゲンダッチョ”と呼ぶ。全然”略”になっていないのだが。)を買って来ても、大食い体育会系のお嬢と息子&奴らが連れて来る飢えた友人達の口に入るだけだった。

『ちえたこ専用』と書いても、『毒入り。食べたら死ぬ!(一休さんかい!)』と書いても効果はなかった。
今ではそのお嬢は日本。息子はサンディエゴ。

冷凍庫のハーゲンダッチョが消えることを心配せずに、ゆっくりと楽しむことができる。
SAFEWAYにわざわざアイスだけ買いに走る。
セール中につき、2個で7ドル。
2個だけ買えばいのに、3個買ってる。大人買いの快感。

いつも売り切れだった『Hawaian Lehua Honey&Sweet Cream』が売ってたー!
ひゃっほい!
至福の時。





















今週も”他人様の作ってくれたご飯”を有り難く頂くことにする。
Mountain View, Castro St.のしゃぶしゃぶ屋さんSHABUWAY
ランチタイムは結構人気みたい。
10ドルでしゃぶしゃぶが食べれるから安い。










Cupertino Squareの人気店Joy Luck Place。
ここへはDim Sum(飲茶)を食べに何度か来たことがある。
その度に肉まん大国人の驚異的エネルギーを感じる。
このレストランが入っているモール全体が肉まん大国関連の店なので、アメリカ人はあまり見かけない。

ここの店の飲茶は文句なく美味い。
値段も安い。
しかし、サービスが悪い上に、客も騒がしい。
ウエイターやウエイトレスはお客をお客と思っていない。(これはどこの肉まん大国系レストランでも同じか・・・)

お客の肉まん大国人たちも食事中にもかかわらず携帯電話で大声で話すし、ウエイターに向かって叫ぶし、つばを飛ばして話すし・・・(というより”わめく”感じ)。

この民族は本当に困ったもんだと思う。
”公衆道徳”とか”思慮深さ”とか”遠慮”とかというコンセプトに欠けている。

そしてアタシが一番困るのは、外見で肉まん大国人に間違われること。
こんな厚かましい民族とは一緒にしないでほしいあるよ!(怒)














今日はWhole FoodsでSales Tax還元デーだったので、何か買うものはないかな~と店内をぶらぶらしていた。
そこへ出くわしたのはクラスメイトのブルガリア人Slavaとその旦那。
以前にもTrader Joe'sでこの2人にはばったり会ったことがある。
Slavaは体格が良くて、強面&自己主張の強い日本で言うところの関西系おばはん。
でもね・・・旦那が若くてかっこいいんだよっ!!!!!

Toyota Palo Alto のマネジャーなんだけど、金髪&ビー球みたいな青い目でSlavaよりかなり見た目が若い。
実際始めて会った時は、”え?Slavaの息子かい?”って思ったくらいだもん。
”今度車を買い換える時はトヨタ・プリウスにするから、その時はおまけしてね~”って思わず言っちゃった。 イケ面ってやっぱ得だわねえ~。
それにしても、どうしてあのSlavaでこの旦那なんだ???



以前『怪しげな名前の寿司屋』で紹介したこの店 CHOCOLATE SUSHI。

いつのまにやら 変な方向へ行っしまったらしい。

TOFU HOUSEとSUSHIが合体か?
”スンドブチゲ”は大好きなんですけど・・・。


















・・・というか、この看板を見ると、TOFU HOUSE(キムチ帝国)がSUSHI(寿司小国)を吸収合併したのか???

2008年4月12日土曜日

Pho you、Pho me












カリフォルニアの吸い込まれそうな青い空はやっぱりいいなあ~と主食のバナナをかじりながら思う。


日本でのどんちゃん騒ぎ一時帰国から帰ってきたアタシを景気良く迎えてくれたのは更に高騰したガソリン代だった。

何と、1ガロン4ドルに近い(泣)。(1ガロンは3.785リットル)
一週間に一度は満タンにする必要があるので、家計が圧迫されることは言うまでもない。













Bay Area生活も2年目に突入した。
でも慣れない事ばかりである。

例えば温度。
天気予報のお姉さんが”今日の最高気温は72度です。”とか言ってもピンと来ない。
最低気温は42度?風呂の温度かよ?
基本的に数字に弱いから、華氏から摂氏の換算をする計算力も持っていない。

”その海老を1ポンド分ちょうだい”と買い物をする時の1ポンドは大体0.5キロ(厳密には453グラム)だから慣れた。

車をぶっ飛ばす時の速度のマイル/時速 は、キロ/時速とだいたい同じだと思って飛ばす。
実際にはちょっと違うけど・・・時速60マイル=時速100キロ弱なんだね。
朝のCentral Expressは60マイルで流れている。

身長だってフィートインチでしょ?ピンと来ない。
カリフォルニア州の運転免許を取りに行った時、身長の欄を間違えて記入したらしく、正式な免許証にアタシの身長は5フィートインチとプリントされている。
実際よりも10センチも高くなっちゃってる。
まあいいか・・・。



今週は、有り難くも運良く毎日他人様が作ってくれた美味しいご飯を食べる機会に恵まれた。
早い話が”外食”。

その中でネーミングが面白いメニューがMountain View のCastro StreetにオープンしたベトナムレストランのXANHのフォー『Pho you,pho me』(For you, for me)。
このレストランはとにかくスタイリッシュで”オサレ”な店。
インテリアも食器も料理のプレゼンテーションもベトナムとフレンチの”ふゅーじょん”という感じ。値段も高い。
ランチに20ドルってなんだよっ!(怒)
その割に味は大した事ないあるよ。
オサレな店が好きな人は是非どうぞ。デートにいいかも。

そしてMountain View, El Camino沿いのSatumaの巻き物は美味しいし、ネーミングも楽しい。
今回頂いたのはMegaByteという名の付いたシリコンバレーらしい名前のロール。
海老の天ぷらとアボカドをサーモンで巻いて、上から”とびっ子”をトッピングしてある。
アメリカ人受けする、サウザンドアイランドやマヨネーズの海に泳いでいる巨大ロールが多い中で、繊細なお味だった。
他にもこの店のカリフォルニアロールの名前は、Gold Finger, Dancing Ebi, Victoria's Secret, Ninja Roll, Lion King 等々。

この店のオーナーさんはキムチ帝国の人。
だからなのか?美味しかったのがKorean Chirashi。
大きなボウルにご飯、山ほどの野菜(キュウリ、レタス、アボカド、オオバ、ハラペーニョ他)、海草サラダ、お刺身、海苔やらゴマその他わかんない・・・が乗ってくる。
上から唐辛子ソースをお好みでかけて、ビビンバを食べる要領で混ぜる混ぜる混ぜる。
もちろんスプーンで。
こりゃ美味い。
Korean Chirashiとは良く言ったもんだ!



変なものを見つけた。
大きさは卓球のラケットよりも大きくバドミントンよりも小さい。
値段は2本で19ドル。

















電動ハエたたき?
電気で虫を電撃?
ハンドルの部分に単三電池を入れるらしい。
ふーん。
キャンプやバーベキューに持って行くのにいいかも。
このラケットの表面に虫がちょっとでも当たれば虫コロリっていう訳だね?
日本で売ってる?
だけど、これ すごーーーーーーーーーく 重たいんですけどっ!

2008年4月4日金曜日

物と人があふれている物質社会、それが日本

桜が満開だった。
夜桜見物の酒宴にも乱入した。

出没した場所・・・都内と神奈川県を中心にした関東一円。
日本で懐かしい人々に会うために使った交通費・・・プライスレス

あっという間の内容の濃い10日間。
いやあ、飲んだ食べた喋った笑った!

皆様ご馳走さまでした。
お世話になりました。

アキバのメイドさんたち


滞在期間が短すぎて会いたい人達に会えなかったり、連絡したい人達とは連絡が取れなかったり、ラーメン屋も寿司屋もチャンコ屋にも行く時間が取れず、恵比寿の立ち飲み屋”縄のれん”のオヤジさんにも会えず、もつ焼き・レバーも食べれず(宮さま次回は是非!)、残念・・・思い残すこと多し。

一年ぶりの日本。見たことも無い高層ビルが増えていて唖然。 プチ浦島太郎子。

電車の車内放送がしつこいなあ~と感じる。いちいち”お忘れ物”だの、”開くドアは右”だの言わなくてもいい。自己責任なんだから。 サービス過剰。

店員さんたちの『いらっしゃいませえ~』と1オクターブ高い呼び込み声に反応し、”いらっしゃりたく”なくなる。店に入ると店員がしつこく、くっついてくるので、ほっておいてくれと嫌になり、車道と歩道の整備が出来ていない繁華街には”ここは先進国じゃない”と怒る。(実は段差に足をとられて転んだんだよ。とほほ。)

なんでもかんでも高すぎる。Timberlandの店の前で”行商”をしたくなった。お嬢に買って帰った似たようなデザインの靴は24,800円もしていた。ぼったくり。

レジ袋を撤廃した店が多くなった。カップヌードルの詰め替え用等、ゴミ問題を真剣に考える姿勢はアメリカ人に学ばせたいと思う。

若者が着ている流行のスーツ(とってもスリム)は歌舞伎町のホストクラブのホストさんみたいに見え、花粉症の人々が着けている先がとんがったクチバシみたいな3Dマスクがにギョッとし、好物のモスバーガーのきんぴらバーガーがチョーーーちっちゃくなっていて、がっかりだした。おばさんは2個食べないと足りない。

六本木や恵比寿界隈のお姉さんたちは流石に綺麗だ~。お洒落だしスタイルは良いし個性的だし・・・。すごいぞ恵比寿のお姉さんたち!










今回 滞在中に3回通った、お嬢のボロアパートから徒歩2分のスーパー銭湯”ほたる”。
今回”日本”を一番感じた場所はここである。 毎日通いたい。


こっちには入らなかった。





こっちに入った。

ちょいと残念。






入り口の立て看板には一応こう書いてあるけど、誰もチェックなんかしてない。







もちろん風呂上りに腰に手を当てて牛乳を飲んだ。

牛乳も自動販売機なので時代の遷り変わりを感じる。
上段:牛乳
中段:フルーツ牛乳
下段:コーヒー牛乳
いずれも100円


この場所が日本で一番心地良かった。