2013年7月6日土曜日

エジプト人の底力: Nebny Foundation

混乱が続くNagiba姐さんの祖国エジプト。
 
2011年の革命以降、政治経済は不安、治安は悪化する一方。
経済を建て直し、治安を改善しないと激減してしまった外国人観光客は戻ってこない。
 
誰が大統領になっても、どのグループが政権を握っても、腐りきったシステムを立て直すのは大変だ。
 
 
 

Nagiba姐さんと、娘のAzzaがボランティア活動をしているNGO団体 Nebny Foundation, USA
この団体は、宗教や政治には一切介入しない。

Co-Founder であるJawad Nabulsi氏は米国各地を回り、Nebny Foundationの活動に関する講演/ミーティングを行っている。

Nabulsi氏が近所でミーティングをするからと、会場のMicrosoft Silicon Valleyへ行ってきた。

  
 
 


CNNのインタビューに答えるJawad Nabulsi氏

2011年の革命でpellet gun ペレット・ガンで撃たれた時に、左目は失明し、破片がまだ頭に残っているのだとか・・・。

特権階級に生まれながら、カイロのスラム街Manshiet Nasserに移り住み、私財を投げ打って、この地に住む人々の教育の充実や生活環境の改善に奔走しているこの人。

エジプトの大塩平八郎か?
 
 

 
 
問題は山積みだが、まず氏が率いるNebny Foundationが取り組んでいるのが教育の充実など。
 
ひと月25ドルをサポートすることで、1人の子供が教育が受けられる。
 
Mecical Center
現在廃墟となっている病院の建て直し。
 
観光客が激減したために、この地に住む熟練した職人たちが収入を失っている。 洗練なデザインに変え、Nebny Foundationを通して販売していく。
 
Hands of Fatimaがデザインされたブレスレットを姐さんが買ってくれた。
 
 
 
Jawad Nabulsi氏(左から2番目)とNagiba姐さん
 
 
 
 
海外に移り住んでいるエジプト人若者達が中心となり、祖国支援の国際的なGrass-roots campaign草の根運動態勢作りに動いている。


Jawad Nabulsi氏、オーラがあるというか、カリスマ性ががあったよ。 

なによりも”瞳が輝いて”いた。 失明していない右目だけだけど・・・。

1ヵ月25ドルで子供が1人教育を受けられるなら、ランチを1回減らせばいいか・・・。

100人くらい面倒を見れるくらいの経済力があったらなあ、、、。



 

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