2017年3月10日金曜日

Stand up to HATE

75年前の2月19日は太平洋戦争中、当時の大統領フランクリン・ルーズベルトがExecutive Order 大統領令9066に署名した日です。

12万人もの日系人が住んでいた場所から立ち退きを強いられ、家や仕事、財産等はすべて失いました。

毎年、日系人に起きたことを思い出し、過去の過ちを現代への警鐘とする日があります。

トランプによる一部の外国人の「入国禁止令」の波紋が広がるなか、過去の恥ずべき歴史から学ぼうという人々が700人以上集まりました。 これは例年の3倍だそうです。



Nihonmachi Outreach Commitee主催 37回San Jose Day of Remembrance にNagiba姐さんと一緒に参加してきました。 

血のつながりはありませんが、前世は姉妹だった(?)義兄弟義姉妹です。


当時日系人が付けさせられたIDタグの複製にサインする姐さん。 
San Jose Mercury Newに取材されて写真を撮られていました。


ゲストスピーカー:Samina Masood, Silicon Valley FACES








『忠誠心調査』にNO-NOと答えたJimi Yamaichi氏
スタンディングオベーションを受けていました

小学校の社会科見学の感想文みたいですが、次の事を確認しました。

強制収容は日系人に対する人種差別であり、市民としての基本的自由と、憲法で保障された権利を侵害したことは「誤っており」、「決して繰り返してはいけない」こと。

日系アメリカ人のコミュニティーが、いかなる人種差別的法案に対して反対することで結束していること。

イスラム系コミュニティーに対するサポートを全力で行うこと。

トランプ政権が行おうとしている(?)イスラム教徒の登録制度 Muslim registryには断固反対すること。 
また、万が一登録制度が実現した場合は、皆で登録すること。 キリスト教徒も仏教徒もユダヤ教徒も無宗教の不良婆も、イスラム教徒として登録する覚悟があること。



トランプが大統領になって以来家に閉じこもりがちだったNagiba姐さんを連れ出して良かったです。

サンノゼ日本町の日系人コミュニティー・リーダーの皆さんのパワフルなメッセージは姐さんを勇気づけてくれました。


San Jose Taikoの素晴らしいパフォーマンスで締めくくられました。 Thank you!















参考:
San Jose: As internment milestone observed, familiar feelings evoked

Japanese Relocation During World War II     National Archives

日系アメリカ人強制収容所の概要 『アメリカの強制収容所ー日系アメリカ人の体験を語り継ぐ』展より

Washington Post
George Takei: They interned my family. Don’t let them do it to Muslims.


写真はNihonmachi Outreach Committee、San Jose Mercury News、San Jose Taikoよりお借りしました

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