この季節、Filoli Gardenの花々はそれはもう、おばはんの拙い表現力では言い表せない程の素晴らしさ。
15ドルの入場料を払ってでも行くべし。
10名の団体だったので、”two-hour docent–led tour” 説明員さんと見習い中の説明員さんの2人組が 花の名前、木々の名前やら由来、お屋敷に住んでいた人々の生活様式や人生等々、たっぷり2時間かけてガーデンと邸宅の案内をしてくれた。(ツアーは無料だけど数日前までに要予約)
654エーカーもある庭園の隅から隅まで見て回るのは一日ではとても無理。
剪定されたCamperdown Elm Trees
Baby Blue Eyes という誰がつけたかぴったしの名前の花。
FILOLIという名前はMr.&Mrs.Filoliがいたという訳ではなく、この屋敷と庭園を建てたオーナーWilliam Bowers Bourn氏のcredo信条 "Fight for a just cause; Love your fellow man; Live a good life 大義名文の為に戦い、同胞を愛し、人生を楽しむ” の最初の二文字取ってくっつけただけなんだって。
発音はFiloli ファイ ロ リ。 フィロリ じゃないよ。
Godivaが ゴ ダイ バで、
IKEA が アイ キヤ となるのと同様。
今回はFiloliメンバーで、隣町Athertonに住むスウェーデン人、ビー玉みたいな水色のオメメの元ABBA金髪の方のボーカルそっくりRaija(ライヤと発音)が、見学ツアーの予約から連絡からランチの手配等の何から何まで取り仕切ってくれた。
ランチはthe CafÉ at Filoli のテラスでキッシュとサラダのセット。
キッシュは薄い普通のキッシュかと思いきや、分厚くてボリュームがあって美味だった。
ランチを食べ終わり、”さて、ギフトショップでも覗いてから解散るすべー”ということになったら誰かが欠けている!
エカテリーナ二世の子分達、ウクライナ出身A と ピロシキ皇国出身Zの姿が見えない。
トイレかな?
Riajaは心配して探しに行く。
いない。
どこにもいない。
携帯も繋がらない。
カフェの入り口で暫く待ってみることにする。
AとZは朝も”GPSが嘘をついた”とか主張して大幅に遅刻して迷惑をかけているんだ。
Riajaが駐車場に行って車を探す。
車がない?
え?もしかして帰っちゃった?
まさかねえ。
団体行動が嫌いなアタシだって、団体行動の基本はわきまえている。
誰にも挨拶せず、特に世話人のRaijaに”今日はありがとう”の御礼も言わに勝手に帰っちゃった?
うううううう、、、、、ぶちっ!無礼な奴らめ。
You're not even human.I'm going to cut you into pieces! てめえら人間じゃねえ。たたっ切ってやる!
Don't tell me you haven't seen the cherry blossoms fall.この桜吹雪に見覚えがねえとは言わせねえぜ。
個人本位な行動が多くて自己主張の強いピロシキ皇国人たちの言動にはほとほと呆れる。
Take care of them! やっておしまいなさいっ!
Carpoolして一緒に来たNattayaとRiajaに付き合ってもらい、台湾人Luthの親戚ALICEの家に立ち寄り、寄付の小切手をお預かりすることに。
Ted(Nattayaの旦那)に借りてきた(実際には、彼の車からひっぺがしてきた)GPS通りに走ると、どんどん山道へ入っていく。
着いた。
この家?
ピンポーン
『はい。』大学教授みたいな風貌のおじさんが出てきた。
『ALICEいますか?』
『この先1/2マイル先に緑の屋根の屋敷だよ。ここは門番小屋だから。』
『どっひゃーーーーーーーっ。門番小屋?貴方様は門番なのですか?こんな立派な家に住めるんですか?』車の中の3人は大盛り上がり。
ワイナリーにも投資しているとかいうAlice婆さんは、”アタシなんかいつ死んでもいいのよー。もしも大地震が起きたらワインセラーの樽ワインを飲んで酔っ払って天国へ行くわ~。あんた達もいつ避難してきてもいいわよ。ワインならたっぷりあるからねー。”と言ってた。貫禄がちがうわ。降参。
2人をそれぞれの家へ落っことしてミートボールを買いにIKEAに寄る事に。
IKEAは食料品店 兼 軽食カフェだと思っている不良おばちゃん。
家具売り場にはまったく興味がない。処分する物が多すぎて、生活様式を縮小化すること先決問題だ。
今回も定番4点セットを購入。冷凍ミートボール、 冷凍マッシュドポテト、グレイビーソースの素、そしてLingonberry こけももジャム。ふかふかのミートボールは2.5ポンド(1.13Kg)入り6.99ドル。こんなに安くていいのか?
スープに入れたり、パスタに入れたりと重宝よ。
やっほい。これで今晩のご飯は解決。
Riajaお勧めの瓶詰め『ABBA』も見つけて購入。
♪Mamma Mia! ♪のABBAじゃないよ。 ABBAは”イミテーション・キャビア”。
”とびっこ”よりも大きな粒々で感触がキャビアに似ている。
スウェーデンではサワークリームやcreme fraiche クレーム・フレッシュ(乳酸菌で発酵させた生クリーム)にdill、マヨネーズ、エビなどと一緒に混ぜ、クラッカーやDevild eggのフィリングにしたり、ベイクドポテトの上に乗せたりと活躍するそうだ。
瓶入り(3.99ドル)だから、日持ちもするし”いくら”の替わりにサーモンの上に飾ってもきっと豪華だわ。
その足で道を挟んで反対側に出来たモールのメキシカンスーパーMi Pueblo (私の村)に。
この店のデリとフードコートの充実ぶりはすごい。
今日引っかかったのはこれ。
出入り口の中で実演販売していたメキシカン兄ちゃんの”おばちゃん、生牡蠣食べる~?”の一言に引っかかった。
”生牡蠣?食べる。もちろん食べるよ。” ちょうど小腹もすいている。いやいや 、とってもすいている。
生牡蠣一個一ドルで何やら作ってくれるらしい。
『じゃあ3個分作って。』
殻付き牡蠣をその場でむいて、好みできゅうり、レッドオニオン、cilantoroシラントロ、ライムをしぼり、どぼどぼ~とトマトジュースみたいな液体に漬けてくれる。塩をちょっと入れてもらうと出来上がり。
これ”生牡蠣のサルサ・スープ”とでも呼ぶのだろうか?
旨い。
これは旨いど!
あまりにも美味しかったので、一郎爺にも食べさせてあげようと追加オーダーした。
爺のは生牡蠣じゃなくて、roasted oysterを頼んでみた。鉄板の上で殻つき牡蠣を焼いて、さばいて後の工程は同じ。
たった3ドル?
きゃあ嬉しい。
気になったものは、とりあえず買って試してみないと気がすまない。
だけど、色っぽい目つきのお姉さんがハラペーニョの海から首を突き出しているという、ファンキーなデザインのハラペーニョのピクルス缶詰、”ハラペーニョ姐さん”を買ってみるという勇気は無かった。
お姉さんなのかな?
もしかしてキレイなお兄さんに見えなくもないぞ。
0 件のコメント:
コメントを投稿