2011年4月16日土曜日

Bordersが消えた

集めた募金の送り先が決まった。


City of Riverside,CA カリフォルニア州 リバーサイド市を通じて仙台市に送ることで皆さんの了解を頂いた。

1957年から仙台市とSister City姉妹都市関係にあるRiverside市は『Riverside's Sendai Relief Fund 』として集まった募金の全額を仙台市に届けてくれる。



ホームページ:Riverside,CA


決して裕福な街ではないRiverside リバーサイド市が、$375,700.oo(4月16日現在)という金額の募金を集めることが可能なのは、50年以上かけて仙台市と築いた強い信頼関係の賜物なのだろうなあ。


ホームページのビデオの最後で消防士が街頭で『Fill the Boot for Sendai 仙台のためにブーツを一杯に』と消防士用の長靴を持って募金活動をしてくれている。

泣けてくるよ、、、。

























写真:WoodsideにあるFiloli GardenのWepping Cherry Tree 枝垂桜。

4月中旬だというのに満開だったよ。いいなあ~やっぱり桜は。





ピンポイントでお金持ち狙い、”お願い募金してちょ”はまだまだ続くよ。


お金持ちがお金持ちの親戚を紹介してくれたりで、Athertonアザートンの隣町Woodsideに連日訪れることに。


ここWoodsideにはAthertonの上を行く超ウルトラスーパーお金持ちが住む町なの。

ここら辺の豪邸の敷地の単位は”square feet スクエアフィート(Sq Ft)”ではなくて、”エーカー”なので、道からではどんなお屋敷なのかは見えない。

例えば、Steve Jobsがオーナーだった家をGoogle Mapで上空から見てみよう。 ⇒Jackling House

でかっ!

Woodsideの住人は、例えば寿司小国風邸宅(写真下)に住むOracleオラクルのCEO Larry Ellison ラリー・エリソン。
















先々月Obama大統領がシリコンバレートップCEO達を集めた夕食会が開かれたJohn Doerr ジョン・ドアー。

AppleアップルのSteve Jobsスティーブ・ジョブスに至っては、Jackling Houseの跡地に現在こんな家を新築中なんだって。











記事: Steve Jobs' New House: Plans For Woodside Mansion Revealed より。


コンセプトは"Hydrogen House 水素ハウス" 、 "Zero Energy Concept House ゼロ・エネルギー・コンセプト・ハウス" ?

Steve Jobsは裁判で”歴史的建造物であるJacking Houseを壊すことは許さん!団体”やら、地元住民やらとすったもんだのあげくに勝利し、やっとdemolish許可 ぶっ壊してもよい許可をもらった。


築86年という古くて大きなお屋敷をメインテナンスしながら住み続けるよりも、ぶっ壊しちゃって新しい家を建てたほうが安上がり・・・という理屈は判るのだが残念だ。


時代の流れとお金持ちパワーには勝てないのね、、、。


先々月に立て壊され、新築工事が始まっているらしい。


だけどWoodsideの深い緑に溶け込む”アップルストアー”みたいな現代的邸宅って、、、ちょっと想像できない。


どうせだったら、木々に溶け込むウッディーな りんご型の家にしたらいいのに・・・。


だけど、Jobsの健康が新居完成までもたない、、、というもっぱらの噂よ。






この店もなくなっちゃった。




















Santana Rowサンタナロウの一等地に構えていた大型書店Bordersも今週いっぱいで閉店しちゃった。


この数ヶ月間閉店セールをやってた。


大学の春休みにUC Davisの友人達を訪ねる途中、San Joseに寄った『サンディエゴ天然息子』は、半額になった画材を大喜びで買い込んでいたっけ。


















映画『You've got mail ユー・ガット・メール(1998年)』を思い出すよ。 映画では、主人公が母の代から経営する小さな絵本屋が、大手チェーンの大型書店(モデルはBordersかBarnes & Nobleと思われる)の進出により、閉店に追い込まれるんだ。

















ストーリー【Wikipediaより】

ニューヨークの片隅で、母親の代から続く老舗の小さな絵本屋を経営しているキャスリーン(メグ・ライアン)。彼女には同棲している恋人がいるがインターネットで知り合ったスクリーンネーム「NY152」の彼とのメールのやり取りに夢中。そんなとき、キャスリーンの店のすぐ側に大手チェーンの大型書店が開店。このままではキャスリーンの店は潰されてしまう。実はこの大型チェーン会社の御曹司・ジョー(トム・ハンクス)こそが「NY152」の彼だった。キャスリンとジョーは実生活では商売敵として顔を合わせれば喧嘩ばかり。だけど家に帰れば「Shopgirl」と「NY152」として、その日にあった事をメールで報告したり、お互いを励まし合う間柄に。メールを通じて、ふたりはますます惹かれ合っていく。お互い相手の正体に気付かぬまま…。




Borders とBarns&Noblesはソファでリラックスして読書や勉強が出来るスペースを用意したり、無料Wi-Fiの提供、さらにはコーヒーチェーン店の書店内への導入等で競い合ってきた。 そして、Bordersは2005年のピーク時には従業員数で3万人以上、1,200店舗を擁する巨大書店チェーンへと成長した。

『You've got mail ユー・ガット・メール(1998年)』の製作から20年も経っていないのに、、、。大型チェーンBordersがAmazon.comに負けて倒産しちゃった。


時代の移り変わりは激しいのお、爺さんや、、、。

200店舗以上の閉店店舗リスト(追加分も含めて) 写真は5月末に閉店予定のMilpitas店。















本、CD、文具だけでなく、書棚やテーブルなど、店内のありとあらゆるものを割引いて叩き売るのがこの国の閉店処分セール。


業務用のシアトルコーヒー豆まで割り引いて処分だ。



めったに買い物はしなかったけど、お茶しながら読書が出来て図書館代わりに良く立ち寄っていた。


無くなるなんて困っちゃうよ。(/´Д`)/

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