2010年5月29日土曜日

サリーちゃんthe iPad v.s Kindle

こちら、初めてサリーちゃんthe iPadへダウンロードして買った電子書籍 Stieg Larsson 著書『The Girl Who Kicked the Hornet’s Nest』です。

$9.99なり。
















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前編『The Girl Who Played with Fire』の続き(完結編)が早く読みたくて買ってしまいました。
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図書館で借りることも試みましたが、新刊本ですのでウェイティグリストの52人目って! 図書館が購入した13冊に対して、アタシも含めて52人も待ってるなんて…。 回ってくるのは3ヶ月後? それまで待てませんもん! 
スウェーデン語から英語への翻訳本なので、読みやすいエーゴです。 


電子書籍を読むために、Kindleを買おうかと思っていた矢先にiPadが売りに出され、マルチタスキング機能に惹かれてiPadを購入した訳なのですが、電子書籍リーダーという単機能に関してのみ言えば、iPadは使いづらいです。 

一番の難点はその重さ。 
夜寝ながら上を向いて読むのですが、すぐに手が疲れてしまいます。 
片手では持てないし...。 

暗くても画面が明るいので、“電気スタンドいらず”という点は良いのですが・・・。

iPadの電子書籍リーダーiBookには、読みたい本やベストセラーのラインアアップが少なく、Amazon.comのKindleの蔵書数に比べると見劣りがします。 

因みに『The Girl Who Kicked the Hornet’s Nest』はiBookでは販売されていません。カスタマーリビューの数も断然Amazonが多いので参考になります。 

元々Amazonは本屋さんだもんな…。
餅屋は餅屋ってか?



ですからアタシの場合 Kindle for iPadアプリを使ってAmazon.comから電子書籍を購入してiPadという媒体で新刊本を読む → Apple儲かる&Amazonも儲かるという図式でしょうか。 

iBookのライブラリーには、著作権切れのMark TwainやJane Austin、Lafcadio Hearn(小泉 八雲)の作品やバイブル、コーラン、合衆国憲法まで無料で揃っているところはすごいんですけどねー。まず読まないだろうし・・・。

”寝ながら読書”で腱鞘炎になりそうなので、中古のKindleでも買おうか・・・と考えている今日この頃です。





近読んだ本の中で特に印象に残っているのがこちら。











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『Saving Cee Cee Honeycutt』 
12歳の少女Cecilia(Cee Cee) は気が狂った母の面倒を見ながら辛い毎日を送っている。美人コンテストで優勝した時代と現在を錯乱している母は、毎日ページェント用のドレスを着て街を練り歩くが、ある日トラックにはねられて亡くなる。 Cee Ceeは大叔母Tootieの元に引き取られることになる。 大らかなTootieの愛情、Tootie宅の黒人メイドOretaとの友情などに囲まれ、徐々に本来の自分を取り戻していくという心温まるお話。

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『The Help』
Helpとは白人家庭で働く黒人メイドのこと。舞台は60年代初頭の最も黒人への差別の激しいDeep South。ジャーナリスト志望の白人Skeeterは大学卒業後に実家ミシシッピ州ジャクソンに戻ってくるが、自分を育ててくれた黒人メイドのConstantineが解雇されているのを知り悲しみにくれる。 SkeeterはConstantineがいなくなって初めてメイドが自分にとって大切な存在であったのかに気づかされる。 同時に友人達が黒人メイドに対して侮辱的な差別を加えるのに疑問を感じ始める。そして、友人宅でメイドとして働く黒人のAibileenやMinnyと交流するようになり、Helpの黒人女性たちの思い・体験を聞き取り原稿にしたいと考えるようになる。
物語はAibileen、Minny、Skeeterの3人によって交互に語られていく。

『The Help』は映画化されるそうです。















『The Crossroad Cafe』
パパラッチに追いかけられ交通事故を起こし、顔に大やけどを負ったハリウッドの人気女優Cathy Deen とワールドトレードセンターにいた妻と子供を911テロリストアタックで失ったThomas のラブストーリー。 
ありえないシチュエーションですが、泣けるのよねー。

そして 『The Girl with the Dragon Tatoo 直訳:竜の刺青をした少女』
3部作の始まりの1作目。トラウマを抱えた天才ハッカーSalanderとジャーナリストBlomkvistがひょんなことから出会い、ある失踪事件の謎を解明してして行く。この一作目は映画化されている。

2冊目の『The Girl Who Played with Fire 直訳:火遊びをした少女』で主人公Salanderの過去が明かされると同時に、タイトルにある”the fire”の意味が分かる。 
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3作目『The Girl Who Kicked the Hornet’s Nest 直訳:スズメバチの巣を突ついた少女』は2作目の続編なので、別々のタイトルになってるが、むしろ上巻・下巻みたいな感覚。 
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3作ともに、複雑なプロット、衝撃的な展開、奇妙な登場人物…と、てんこ盛りミステリー/サスペンスとなっており、どんどんと惹きこまれていきます。 
寝不足の毎日が続きます。 
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登場人物や地名/固有名詞がスウェーデン語なので、長くて発音が分からないのでちょいと困りものですが…。
例えばTeleborian、 Ekstrom(oの上に点々が付いた場合どう発音すんの?) Niedermann ,Goransson(最初のoの上に点々あり)??
そういえば、冬季オリンピックのスキー選手ってこういう名前が多かったなあ・・・。 

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