2009年9月25日金曜日

酒と薔薇と酒と酒の日々 その1 


この夏、不本意にもバービーBarbieと同じ歳となったアタシ。
頂いたバースデーカードの中に、こんなのがあった。

表紙 『50 is when you start asking yourself life's big questions. 50歳。人生の疑問を自分自身に問い始める。』



























『Like "why did I come into this room? I knew a minute ago・・・.” たとえば・・・なんでこの部屋に来たんだっけ?さっきまでは覚えていたはずなんだけど・・・。』






















見覚えのあることなので、かなり痛い。痛いよこれはー。
昨日食べた物を思い出せず、郵便局に郵便物を持って行くのを忘れる今日この頃。


せめてこの夏の記録は覚えているうちに、覚えている範囲で記録しておこう・・・ということで、近場でお金をかけずに遊んだ日々のダイジェストを順不同で並べることにした。






ある夏の日。
約一ヶ月間の『ラマダーン』に入るイスラム教徒のNagiba。
『ラマダーン』とは:この月の日の出から日没までのあいだ、イスラム教徒の義務の一つ「断食(サウム)」として、飲食を絶つことが行われる。「ラマダーン」を断食のことと誤って捉える人も少なくないが、あくまで月名である。断食といっても1ヶ月間という期間を完全に絶食するわけではなく(常識で考えて不可能である)、日没から日の出までの間に一日分の食事を摂る。むしろラマダーン中は日が沈んでいる間に食い溜めをするため(そのために日が出ていない時刻に人を起こす者が巡回していることさえある)夜食が盛大になり、通常より食糧品の売れ行きが良くなったり太る人が多くなるといわれる。(Wikipediaより)。



当分の間ランチ(お天道様の下で)を食べ歩くことができなくなるからと(思い残すことのないようにってか?)食べる食べる。
常連のピザ屋(Amici's)でまずオーダーしたのは、Artichoke Panzanella Salad






















ピザは定番のMargheritaとSiciliano。”但し、SicilianoのトッピングのItalian Sausage(Pork豚)はBeefにかえててけろー”と頼む。
宗教上の理由から、NagibaはPork豚を食べない。


















案の定、Pork Sausageが乗ってきたよ。(*`д´)b(どうせ、そんなことだろうと思ったよ。)


”だからー、じゃなくてにしてって言ったでしょー。焼き直してきて。いいわよ。その豚ピザ置いていって。食べるから。”(Nagiba以外は雑食なので) 
結局ピザ2枚の代金で3枚食べちまった。うまかったー。








夏のある日。
普段は過疎地/ゴーストタウンみたいなNilesも、この日だけは駐車場も満杯になるほどの賑わい。
いつもは店番してるんだか、寝てるんだかわかんない婆ちゃんたちも生き返ったような活気。
違う街に来たみたい。

来場者は圧倒的にシニアが多いけどね。
































肉の塊肉の塊を焼く・・・の図。


この香ばしい炭と肉の焼ける匂いで嗅覚はノックアウトよ。
脳細胞が送る ”これ食べたらおじさんみたいなお腹になりまっせ~”という危険信号を無視/却下し、
『おじさん。肉ちょうだい。』という行動をとらせる。嗅覚の勝ち!

『あいよっ!そのでっかいの持ってきな~!』

『サンキュー』

アンティーク探しに来て、”肉肉肉”食べるよ。





























































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このAntique Faireでは、普段の一か月分位に相当する大勢の寿司小国人アラサー女性を見かけた。Fire Kingファイアーキング目当てみたい。皆さんユニフォームの様に手に提げているDEAN & DELUCAの布袋が不思議だった。( ̄o ̄;)??




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ある夏の日のThompsonさん家。
集まりの理由は!? なんだったっけ・・・。
あ。娘のヒラリーHilaryが夏休みを利用して来ているから・・・かな?




































普段は2人しか住んでいないというこのお屋敷。
花々が咲き乱れ、芝生は手入れが行き届き、バックヤードにはプールとミニゴルフコースとミニアスレチックコースまである。オレンジ、リンゴ、レモンが次々と実をつけ、まさにカリフォルニアの金持ちアメリカ人の典型ですな。

















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ある日の夏の夜。
Matsui さんを応援しにYankeesニューヨーク・ヤンキーズが遠征に来ているオークランド球場へ。























残念ながらこの日のMatuiさんはまるで不発。
ベンチ内で打順を待つ間も、ポツーンと一人ぼっち。

そのかわりに元気だったのはこの人。
以前ICHIROの試合を観に来たときにもいたKettle Corn売りの爺ちゃん。

強靭な足腰でスタジアム内の段差をクリアし、縦横無尽に売り歩く。
恐るべしKettle Corn爺さん!














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ある夏の日の夕方。
San Jose State Universityの中庭で、Symphony Silicon Valleyの無料コンサートが行われた。この日の出し物はBeatles Medley ビートルズ・メドレー。
















ワインボトル片手に芝生にごろーん。













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Beatlesのそっくりさん?みたいなバンドがSymphonyの演奏をバックに次々に懐かしいヒットソングを演奏する。かなりレベルが高い。
Yellow Submarine, The Long and Winding Road, Hey Jude, I Want To Hold Your hand, Can't Buy Me Love・・・。
ああ、(:_;) ビートルズはやっぱり凄い。
どれも、いい曲やねえ~(:_;)。

























観客総立ち(総ダンス)でビートルズの夜は更けていった。
iPodにビートルズナンバーを入れて、ちゃんと聞こう。
ビートルズの偉大さを再認識した夜だった。
つづく

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