2008年6月25日水曜日

家賃下げろや、ゴラぁ!!  後編

Customer Relations担当の”Adrean(エイドリアーーン!)”はチンコロお兄さんだった
Godfatherゴッドファザーに出てくるチンピラマフィアが着ているような、茶色スーツ上下に黒のワイシャツ、クリーム色のネクタイ・・・コロンがキツイよ。

思わず聞いちゃった。
”ねえねえ、あんたの名前のAdreanってさぁ、女の子の名前じゃないの?”
どうやら男・女、どちらにも使える名前だったらしい。

おっと、いけねえいけねえ、殴り込みに来たんだった。
気を取り直してGA-----!怒って爆弾を落とした。

よくも家の前の木を切ってくれたな、てめえ。(Adrian兄ちゃんが切った訳でもないのだが・・・)

しかし、相手はプロ。
まったく動じない。
そして新たな事実が分かった。
新しい棟の新築工事は2年間続く事。
工事車両の通り道にするために木を切った事。

”なんですとー?毎日朝から工事車両が家の前を通るっていうこと?騒がしいじゃないの!”
”僕もこのアパートに住んでるんだけど、どんだけ騒がしくなるのかはわかんない。”

エイドリアンは顔色をまったく変えずに言った。
”それで?どうして欲しいの?家賃下げる?どんだけ下げて欲しいの?引越し代出す?いくら欲しいの?”

”具体的数字はマイハズバンド一郎ちゃんと相談して決めるから。じゃあな、エイドリアン。”

落とした爆弾は不発。
後で気がついて後悔したのだが、日本語で
”アッカンベー。おまえのかあちゃんでーべーそ。”
と捨て台詞を残しておけばよかった・・・。

バトンタッチ。一郎ちゃんは具体的数字を突きつけに行った。
”家賃は○○○ドル下げて。引越す場合もあるからその時は引越し費用全額負担してね。 返事は火曜日までにちょうだい。”


そして平行して近所のアパート探しにも出かけた。
7月末でちょうど一年契約が切れるから、引越すのならグッドタイミングなの。
昨年散々見て回った経験がモノを言う。
今回見に行ったのは近所の2件だけ。

昨年と違うのは、需要と供給のバランスが若干”異常”ではなっていること。
空室が出たとほぼ同時に借り手が付くというクレイジーな状態ではなくなっている。
要するに、今は少なくともいくつかの選択肢があるということ。

家賃は未だにチョー高いままだが、現在支払っている家賃(2030㌦=約22万円)とほぼ同額か、若干上乗せした家賃で、広さも同程度(約1000square feet=92.9㎡)の新しいアパートに住めるということが分かった。

シリコンバレーにも不況の波は若干訪れているのか?

新しくて綺麗なアパートを見たら、無性に引越したくなった。所詮アタシは流浪の民。♪いずこ行くか流浪の民~♪

アタシ:”ねえねえ、引越そうよ~。ちょっと家賃が高くなっちゃうけどsock monkeyソックモンキーを買うのを我慢するからさあ~。ランチの外食も週2回程度に減らすから。このキッチン見てごらんよー。ピッカピか!バスルームの扉も錆びてないし、いいねえーやっぱ新しい物件は!エレベーターもあるよ! ”

一郎ちゃん:”・・・。”


次の日(月曜日)再度ふらーっと行ってみた。

”あら、電話しようと思ってたのよ。4階の新しい部屋が出たの。気に入ると思うんだけど、どおかしら?”と不動産屋さんのPatriciaおばちゃん。

アタシ:”1階の部屋でもいいかな~と思ってたんだけど、4階は家賃いくら?え?1階と30ドルしか違わないの?じゃあそこにする。”

即決!!!!!

【続編へ続く】

0 件のコメント: