2009年10月26日月曜日

American Conspiracy うまい話にゃ裏がある その1 たかがパンチーされどパンチー


2枚組みCDマイケルジャクソンの『THIS IS IT』が発売になった。
9ドル99だったので即買い。
マイケル~(;д;)




























街にはハロウィーンのかぼちゃが並ぶ。
Trader Joe'sでは、このかぼちゃの重さを当てると”いろいろ商品詰め合わせセット”が貰えるんですと!
もちろん参加したよー。当たるといいなあ。

























Targetにいる後ろ姿が哀愁を誘うこのヒトは?
























玄関または門柱の両側に置いてあげたい。
























このヒトは全米のTargetでいったい何個売れたのかを知りたい。




不況で家賃&住宅価格が下がったにもかかわらず、ここSan Joseサンノゼは全米で一番住宅コストの高い街には変わりない。まったく冗談じゃないよー。


住宅ローンの支払い(賃貸しの場合は家賃)に加え、税金・保険・公共料金のトータルが月額$1,828で、同じ大都市でもHouston,Texas  テキサス、ヒューストンは月額$1,004だから、サンノゼの住民はヒューストンの住民よりも月額$800も貧乏というわけなのだ。。。 (*`д´)b NO!

Where Americans Pay Most to Live 』より
Top 5 Cities Where Americans Pay Most to Live
1. San Jose, Calif.San Jose-Sunnyvale-Santa Clara, Calif. Metropolitan Statistical AreaMedian Monthly Housing Costs: $1,828
2. Bridgeport, Conn.Bridgeport-Stamford-Norwalk, Ct. Metropolitan Statistical AreaMedian Monthly Housing Costs: $1,793
3. Oxnard, Calif.Oxnard-Thousand Oaks-Ventura, Calf. Metropolitan Statistical AreaMedian Monthly Housing Costs: $1,780
4. Washington, D.C.Washington-Arlington-Alexandria, D.C.-Va.-Md.-W.V. Metropolitan Statistical AreaMedian Monthly Housing Costs: $1,706
5. San Francisco, Calif.San Francisco-Oakland-Fremont, Calif. Metropolitan Statistical AreaMedian Monthly Housing Costs: $1,660


一年中天国みたいな快適な気候のカリフォルニアに住むには、他の都市よりもお金がかかるという訳なのね。言うなればこの気候の恩恵を受けるために『お天気税毎月800ドル』払っているということ?





住居関連費だけじゃなくて、物価も高いこの地。
出費を出来るだけ抑えるにはどうしたらよいか・・・。

まず、Mitsuwaミツワ、Nijiyaニジヤ、Marukaiマルカイ等の寿司小国系スーパーに足を踏み入れないことだ。これ重要。寿司小国新製品食料品を見ると思わず買わずにいられなくなるから。
COSTCOとキムチ帝国系や地元の店上手に利用する。
税金のかからないAmason.comも庶民にはありがたい。

食料品以外はディスカウント店のMarshal's、Ross、TJ Max。そんでもって衣類はもちろんMilpitasのLoehmann's Clearance Center。ブランド物の掘り出し物がいっぱい。DOLCE&GABBANAのTシャツが80%オフの$12だったよ。
( ´艸`)ありがたいこっちゃー。



































郵便で送られてきたり、新聞に入っている無料券やクーポンも遠慮せずに使う。

しかし、しかーし うまい話にゃ裏がある。
例えばこの郵送されてきた無料券。Victoria's Secret ビクトリアちゃんの秘密の『パンチー無料券』である。




















裏には、”何も買わなくてもパンチー1枚タダであげまっせー”と書いてある。

本当か?マネー資本主義の暴走するこの国で、こんなオイシイ話があるはずがない。裏に何があるのか?

この店からはシーズンごとに色んなクーポン券や無料券が送られて来るが、Victoria's Secretのマーケティングの真の目的は何なのか?

よし、無料券をにぎりしめてパンチー貰いに行ってこよう。

ここの店員は外見が恐い人が多い。{グレートモール横の刑務所にお世話になっていた}みたいな強面のお兄さんか、{夜は妖しい商売してないかい?}姐さんだったり。接客態度はマニュアル通りなのだろうが、心がこもってない&目が笑ってない。

無料パンチーのコーナーは店内一番奥の分かりににくい場所にある。

そのパンチー売り場の山とあるパンチーの中から、”レースの付いていないのを選べ”と恐い兄ちゃんに言われる。(兄ちゃんは半分ふてくされてパンチーを一枚ずつたたんで重ねている。)

えー?レースの付いていないやつ?めんどくさーい。その上、パンチーの山はぐちゃぐちゃで、XXLとXS 超巨大パンチーと極小パンチーとが入り乱れている。(ちゃんと働けアメリカ人)

さらに、困ったことにはヒモパン(Tバック)やらおばさんパンチーやら、形も一緒くたである。柄や色もトラトラトラだったり、ギンギンギラギラパンチーとか実用的でないデザインも数多い。(もう、この時点で面倒くさくなり、無料パンチーはあきらめて帰ろうかと思う・・・) 



















運良くSサイズのおとなしい柄・デザインのパンチーが見つかったので、レジに行く。 


さあ、これからが何が何でも無料パンチーを貰うために必要な図々しさ&意志の強さが要求される難関である。

レジの強面の姐さんはまずマニュアル通りに

”Do you have Victoria Secret Account/Card? ビクトリアちゃんの秘密アカウント/カードを持ってるか?" と聞いてくる。

(ほーら、来たよ。この店だけでなく、必ず聞かれるこの決まり文句。)”NO”

姐さん:”Do you want to register for the card? カード作らないか?"

"No thank you."

姐さん:”Are you sure? You will get 10%off for your first purchase. マジか?初回10%引きになるぞ。"

(しつこいんだよ)"No thank you.”

姐さん:(多分マニュアル通りに)"Do you want to choose a bra? You will get $10 off .ブラいらんか?10ドル引きになるぞ。”

"(無料パンチー貰いに来ただけだから、早くちょうだい。)"No thank you."

姐さん:”Are you sure? マジか?”(おまえアホちゃうんか?という目つきで)

”YES. ABSOLUTELY."


ここまでくれば勝ち。確固たる意思で最後までNO THANK YOUを言い続ければ無料パンチーはあなたのもの。 

Victoria's Secret今回のマーケティング戦略は①無料でパンチーを貰うのは申し訳ないので何か他のものを買う→売り上げアップにつながる ②カード会員獲得 ③10ドルオフ・キャンペーン中の新製品ブラを売りつける 以上であると思われる。 

因みにアタシは以前、高島屋の『半期に一度ワコール大バーゲン!』で買い込んだパンチーが山のようにあるので、これ以上太らない限り一生困ることはない。言い換えれば、ワコールしか履かない。

ビクトリアちゃんの秘密はお嬢用である。

(゚ロ゚;)え? ここのパンチー、洗うとすぐにぺ~ろぺろになるん?

o(-_-;*) ううむ。American Conspiracy うまい話にゃ裏がある。

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