2007年7月20日金曜日

昨日の新聞の一面見出し『Invasion of the jumbo squid』(巨大イカの襲来):怪獣映画のタイトルみたいじゃない?体長2メートルの凶暴なイカの大群がモンタレー湾に押寄せているらしい。食えるのか?イカの刺身食いたい。

写真はへんてこりんな一人乗り3輪電気自動車。
ちゃんとナンバープレートも付いていて、公道を走っていた。

モンゴル人ではないことがバレてしまった英語クラス(火・木)。
ここのRON先生は愛車ジャガーのオープンカーに乗って通勤している。

ある日「僕のBABYが大変なことになったんだ・・・」と泣きそうな顔で訴えるから何が起こったのかと思ったら、オープンカーがオープンカーにならなくなってしまい、修理工場行きになったということだった。
別に屋根をくっつけたまんまで走ればいいじゃん・・・と思ったんだけど言うのはやめた。
Babyの修理代には1000ドルもかかったらしいよ。

”ジャガー”は口を大きく がーっと横と縦に開けて ”じゃぐあああああ” と発音するんだよ。
ぐあ ぐあ ぐあ って言ってみな。

上品に”ジャガー”なんて言っても通じないよ。

RONは教室があるRengstorff公園の駐車場に 深緑の”じゃぐあああ”を停めると、おもむろにトランクからカバーを出し、車全体を覆う。手間がかかるのに、毎回必ずこれをする。
今度カバーをめくって、コインで車体を”ぎぎぎぎぎ~”ってやってやろうかしらん。

このクラスにはリタイアした人々が多く在籍している。
特に多いのは米国に長く住んでいる中国人のおばちゃん&おばあちゃんたち。
女亀仙人がいっぱいいる。

中国人コミュニティーが出来上がっているから、自宅や近所で英語を使う機会がないんだって。だからこうして学校へ通って来て努力しているわけだ。

自分で車を運転してきて、歩行器を使って教室まで移動する足の悪い中国人おばあちゃんもいる。

バスを乗り継いで通ってくる元女医さんの上海出身のおばあちゃん・・・彼女の3人の息子は全員医者(アメリカに2人、ノルウェーに1人)。

ロシア人のボリスは超ダンディーおじいさん。若いときはカッコよかったに違いない。うん。

最初見かけた時にはその姿にびっくりした ”タコおばさん”リディアはリスボン出身。体型がディズニーの人魚姫に出てくるタコおばさんそっくり。でもすごく明るくて楽しい人。
アラブ語の先生もやってるアラブ人のおばちゃん。彼女は頭をスカーフで覆って、身体も長いコートみたいなので全身を隠してる・・・。宗教的理由なんだろうけど、食べ物に制限はないみたいよ。だって先週皆で一緒にピザ屋に行ったんだけど、バクバク食ってた。
娘がApple Computer本社のITマネジャーなんだって。
マネジャー以上の社員にはiPhoneが支給されたらしいよ。

私と同い年のAMYはサンノゼで2人の子供と育て上げた台湾人。
Cupertinoの競争の激しい公立学校に嫌気が差して隣町のSaratogaに引っ越した。
でもそこの学校も同じようなものだったらしい。
子供たちは学校生活に良い思いでがないんだそうな・・・。
自己主張の強い子でなければ、ここで生き残るのは厳しいのかもしれないなあ。

タイ人のPANはもうすぐ40歳。2年前に大恋愛の後、アメリカ人男性と結婚した元弁護士さん。出会いがすごいんだよ。
休暇で友人宅を訪ねるためにロスアンゼルス空港で乗り継ぎ便を待っていた彼女。
ノートパソコンをネットに繋げられなくて困っていた時、助けてくれたのが今の旦那様。
初めて話したアメリカ人が彼だったというロマンス小説のような話。

台湾人の若者ELLISはテニスのコーチをしながらテニスのプロを目指している。日焼けしていて真っ黒な好青年。

みんな逞しいよなあ!!

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

思わず じゃぐああああああ~~~、とPCの前で発音してしまいました。1人で爆笑です。

今 invashion とinfoseekで検索したけど 回答が出てこなかったよ。 これは 単語として変形してるの?

しかし、いろんな人種の方が混ざって生活しているんだね~~。 日本は そういう意味では 刺激が無さ過ぎるね。 

chietako さんのコメント...

横浜にも色々な人達が住んでいるじゃないかあ!私の住んでいたマンションには、日本語の通じない日本人が沢山住んでいたよ。

RonのJaguarはXKR Convertibleとかいうモデルで、$100,000(1000万円以上)するらしいです。仰天!!

犬のチワワを飼っているおばさんに英語の発音を教えてもらいました。
口を横に大きく広げて開けて 「ち」
次にすぼめて 「う」
大きく大きく広げて 「わ」
はい。繰り返して ち! うわ! うわ!
ちえたこ