2007年7月10日火曜日

中古品なのかビンテージなのか、その境界線は限りなく曖昧なので頼りになるのは10%の経験値と10%の目利きと80%の動物的カンとなってくるのである。

自称「ビンテージ・ソックモンキー・コレクター」のワタクシ。
10年以上前、アメリカのおもちゃ屋さんでソックモンキーと出会い即購入。

その時に買ったのは新品大量生産復
刻版の一匹。(Made in China)

でも欲しいのは、20世紀初頭に作られた古い本物のビンテージ・モンキー達なのです。

最近オークションでゲットした1930年代のビンテージ物(写真)。
このマイアミ州から来たお姉さんは全体的に汚れていて顔がひん曲がっていて目のボタンが取れそうでシッポと左うでがはずれかかっていて内モモに穴があり以前の持ち主が修復を試みた形跡が多々見られます。

でも作り手が愛情を込めて作ったのでしょうか・・・とても優しい表情をしています。
うん。これは頑張って修復してあげなくっちゃね!!

ソックモンキーの歴史は20世紀初頭にさかのぼります。
アメリカの大恐慌時代、人形やおもちゃを子供たちに買い与えることができなかったgranmaやmama達が、丈夫な綿の靴下(かかとが赤い)からサルのぬいぐるみを作り、子供たちに与えたのが始まりです。

ひとつひとつ手作りされ、大切に子供たちに愛されて伝えられてきましたが、時代を経て屋根裏部屋で眠っているものも多いのが現状です。

写真はアイダホ州から来た「蕨のおじいちゃん」と「カメ子」です。
カメ子は体重がかなり重く、太っているので、もしかしてもしかして 身体の中に財宝が隠されているかもしれません!!



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