もう何ヶ月も顔を出していないBook Club
幽霊メンバーです
2か月に一冊課題図書が選ばれますが、どれも複雑な家庭問題や社会問題を取り上げた小難しくて重たい作品ばかりで いまひとつ頑張って読もうという気になりません
ただ、お知らせメールだけは入って来ます
来月の課題図書はこれなんだって、、、
The Travelling Cat Chronicles by Hiro Arikawa
え？ 寿司小国人が作者かえ？
先生が ”おまえクラスに唯一の寿司小国人なんだから、来いよ。寿司小国人としてのインプットは必須だから来いよなっ！”ってプッシュされてます
仕方なく読み始めました
不良婆は不良なので、Stephen Kingなどの 血なまぐさくて、おどろおどろしくて、現実離れした絶叫作品の方が好みです
精神的にヤバいんでしょうか、、、
今回の旅猫リポートは重たくなさそうな本なので読んでみようっと
そんな時
この本が出版されて
即購入！
Kindleくんで読み始めました
8月13日に発売となり、あっという間にベストセラーリスト入りしています
読み進んでいくと、Stephen Kingの作品より背筋が寒くなります(＠_＠;)
不良婆は7年前のブログでKochの事を書いてますが、当時より彼らの資産＆影響力は増大してます
2018年の保有資産も1200億ドルと倍以上となり
世界長者番付8位と9位です
超巨大化した食べられないタコKochtopusがアメリカを乗っ取りつつあります
この本では Koch Industriesが利益追求の為に犯してきた犯罪行為の詳細が、残された資料、取材やインタビューを通して実名入りで伝えられています
例えばChapter ８ Koch Industriesの石油精製所が汚染水がを大量にミシシッピー川に流していたのは組織ぐるみだった事、、、
復習です：
Koch Brothersの信じるLibetarianリバタリアン自由至上主義とは？
個人や企業の自由を最大限に認める”小さな政府”が理想
自由な経済活動を妨げる規制は不要
政府による介入は最小限
政府による介入は最小限
増税や補助金などはもってのほか
Koch Industriesは石油精製、天然ガス、化学繊維、プラスチック他を生業としているので、地球温暖化規制はNo thank you！
企業利益と政治思想追求の為に、ロビー活動に莫大な資金を投入し、政治家や科学者を買収し ありとあらゆる手を使って 環境規制の撤廃を目指します
Koch Industriesが取り扱う商品は、もはや”お尻を拭く紙”や紙皿・紙コップだけではないらしいです
窒素肥料、建材、石油、繊維製品等々 日々の暮らしに不可欠な製品を扱っており、この国でもう不買運動が成立しないんですと
そんな時、Restaurant Depotでこんなものが売っていました
遂に食品にまで手を伸ばした？
これはボイコットだああああ、、、と思ったら、Koch FoodとKoch Industriesは無関係らしいです
ああ驚いた
Koch Foodsのウィキに明記してありました
Kochtopusタコが巨大化している背景には、トランプの黒幕 副大統領Mike Penceマイク・ペンスの存在が大きいらしいです
”PenceとKoch Brothersの繋がりは強く太く、当初Kochの選んだ大統領候補はPenceだった”
過去のブログ⇒トランプが弾劾されてペンスが大統領になるとコーク兄弟の思う壺？
トランプの支持者が多く住む南部や中西部の人々は、他人から干渉さ れることを極端に嫌います
広大な土地を背景に”西部開拓時代のレガシー”を今も持ち続ける彼らは、銃を携帯する権利を主張し、環境問題や福祉/教育に 無頓着です
Koch Brothersの理想と一致します
そんな時、ニュースでDavid Koch(79歳)死去という知らせが！
Koch Industriesを支配しているのは兄Charlesですが彼も既に83歳なんですね
さあ今後誰がKoch Brothersの資産を相続し、Koch Industriesの実権を握るのでしょうか？
Charlesの一人息子Chase Kochという噂もありますが、Charlesは自分の政治思想を継ぐmini-meをKoch Universityを通して育てていますので後継者候補はいるようです
しかしKoch IndustriesはPrivate Company非上場企業ですので血族でない人物を後継者にするでしょうか？
不良婆の想像力は勝手に膨らんでいきます、、、
クローン人間？
Charlesの、、、
クローン人間？
Charlesの、、、
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