2010年9月3日金曜日

腹ペコには肉

T子ちゃんちのBBQは流石です。
ジャンボエビはこうやって予めコップに水を入れた中に入れておいて、竹串が焦げないようにするんだね。
なるほどー。










寿司小国人が主催するBBQって質が高い。 っていうか、アメリカ人主催のBBQがひどすぎるのよね・・・。ホットドッグ、冷凍パテを挟んだハンバーガー・・・。
T子ちゃんのご主人、通称The Grill Master ザ・グリルマスターは、60年代後半に裸一貫アメリカに渡り、働きながら大学へ通いアメリカンドリームを実現させた骨太な方なのだ。えっへん!(お前が偉ぶってどうする)
今日はSunnyvaleのご自宅バックヤードで永住組寿司小国人&多国籍人20人以上が集まった。







一郎爺は今シーズン初めてBBQに参加できたとあって、ガツガツと肉にかぶりつく。










”久しぶりだなあ~旨いなあ~牛肉、はぐはぐ、、、。”
涙を流さんばかりにステーキ肉にかぶりつく。
まるでアタシが牛肉一切食べさせずに働かせてた悪者みたいに見えるじゃなーい。
爺の健康の為を思って食卓にはWhite Meatしか出さないことを理解して欲しいもんだね。

そんな爺にThe Grill Masterは優しく”かわいそうにねえ、たくさん食べなさい。”ってどんどん肉を焼いてくれちゃう。
それにしても炭火で焼いたら、肉も野菜も旨い。
今のアパートに移り住んでから敷地内のあちこちにガスグリルが置いてあるので、炭火用BBQグリルはベランダに放置しっぱなしでまるで使っていないけど、きれいに掃除して使うことにしよう。

アタシがそれほど牛肉が恋しくない理由は外食で食べているから。


今日はSanta ClaraのBirksで豪勢なランチ。
このレストランは先日Intelインテルに買収されたMcAfeeマカフィー本社ビルの1階にある。Yahoo本社も近いという場所柄、ビジネスランチのお客様で賑わっているので、良いテーブルでゆっくりと食事を楽しみたい場合はランチであっても要予約。








ここのNew England CLAM CHOWDERクラムチャウダー は絶品。 (カップ4ドル)
このサイズ(長さ25cmはあったど!)と味で20ドルならお得感200%と感じたのはGRILLED SKIRT STEAK (写真下)











そして26ドルのPASTA PAELLA (写真下)は大きなシーフードがゴロゴロ。バターとクリームでかなり濃厚なお味付けでカロリーが気になるが、、、。











Prime Ribプライムリブが食べたかったけど、Dinnerディナーのみなんだって・・・。

も食べたけど、この店では肉を食べるべきなのかも、、、と思った。


















あー旨かった!食った食った。
ということで、食べ過ぎた身体は当然重い。
次の日は、ダウンタウンまで片道45分マウンテンバイクをこぐ。
Guadalupe River Trailを南下。

途中通過するのは新しくなったNorman Y.Mineta San Jose Airport ノーマン峰田サンノゼ空港。
サンノセ市長として、またその後は911米国同時多発テロ事件当時はSecretary of Transportation運輸長官として、米国史上初めて全民間航空機の緊急着陸を命令した彼の功績を讃えるべく名づけられている。











物議をかもし出しているParking Structure駐車場の外壁にデザインされた手のタペストリー。











このデザインから、ある人は”自由”や"飛躍”と感じとるが、ある人は”地獄”、”苦しみ”等ネガティブな印象を感じ取るらしい。
アタシはネガティブな方だな~。戦争や原爆といったテーマを思い浮かべてしまう。












爺さん婆さんが集まって公園で興じているのはゲートボール?
違った。
Horseshoeといって蹄鉄を15メートルくらい先の棒を目がけて投げる、”アウトドア大人の投げ輪”とでもいうスポーツである。
















立派なHorseshoe用の施設では、カーン!カキーーン!といった金属音が響いていた。明らかにゲートボールとは違うな。

この日は久々に夏らしい暑さのサンノゼ。
暑い。暑いというより強烈に眩しい。
カリフォルニアの照りつける太陽を甘く見ていた。
Trailにはほとんど日陰がないんだ。
頭が痛くなってフラフラしてきた~。
熱射病ではなく、日射病?
帰り道はNorth Firstを通ろう。
木陰も多いし、あちこちにファーストフードやコンビにもある。
だけど、この辺に一番多いのは『Bail Bonds』という看板を掲げた店。
裁判所の付近に、ここ数年独活の筍のごとく次々と増えた。












Bail Bondsとは保釈金立替業者なんだけど、その実態は悪徳高利貸しなんだそうな。家の権利書や宝石などを担保に入れ、保釈金を貸してもらう。または保釈補償人として雇う。

一旦保釈してもらっても、裁判の日に姿を現さない奴が多い(要するに保釈中に逃げちゃう)。その場合はbail bondsmanはbouty hunterバウンティーハンター(プロの賞金稼ぎ)を雇い連れ戻してもらう。

賞金稼ぎがビジネスとして成立するなんて西部劇の時代だけかと思っていたよ。




















Bond Knight ボンド・ナイト 食事もできます。24時間営業です。ってか?






Alladdin Bail Bonds アラジン・ベイル・ボンズ 
アラジンの魔法のランプみたいに願いがかなうといいねえ。



 
ALL-PRO BAIL BOND オールプロ・ベイル・ボンズ 
元々プロだろうに・・・。








そして、ネーミングが素晴らしいで賞 一等賞は
BAD BOYS BAIL BONDS バッド・ボーイス・ベイル・ボンズ
直訳:非行少年保釈立替業!そのまんまやんけ。
















ネオンサインギラギラしてるし・・・。

次から次へと面白いネーミングのBail Bonds業者があるので、楽しくて日射病も忘れて無事帰宅できた。
爺に車で迎えに来てもらうという恥ずかしいことにならなくて良かったー。ふう。

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