ＮａｄｉａとＣｅｃｉｌｅの選択

Gabrielガブちゃん2歳の誕生日。





















。
。
去年のバースデーはこんな感じhttp://chietako.blogspot.com/2009/10/2.html

意味不明の言葉を叫んでおりましたが、Day Care保育園ではエーゴ、家ではエーゴ、スペイン語、ヘブライ語というこの子の頭脳では、今後どのように3つの異なる言語が発達していくのでしょうか。

エネルギー溢れすぎで、一時もじっとしていないガブちゃん。
2歳ともなると、そろそろ気質・性格が見えてきます。


ガブちゃんは過激に活発です。
この日も片側に滑り台のある遊具のてっぺんからお友達を突き落としておりました。
顔は不二家のポコちゃんを赤毛にしてパンクロックのメイクをした感じ。
または、映画『オーメン』の主役ダミアンにも似てるかな。
将来の”ジャイアン”か？

























。
バースデーケーキはCostcoのcaterpillarイモムシケーキ。
青いクリームを食べたら口の中は真っ青だ。

"困った時にはベビーシッターしてやるぞー”、とはとても言えなくなりました。
もうアタシじゃあ手に負えないもん。

。

一方Juliaジュリアも2歳ですが、とても落ち着いた穏やかな子に育っております。

去年のバースデーパーティーはこちらhttp://chietako.blogspot.com/2009/11/o.html

たった2年しか生きていないのに、この子からは既に頭のよさ/気立てのよさが滲み出てくるから驚きです。
。

我が家の子供達が2歳だった遥か昔の事を思い出してみますが、娘は活発/エネルギー外向き、息子は発達が遅かったので2歳時点では気質/性格は全く見えていませんした。　ご参考までに奴は中学生（たぶん中３？）頃まで五里霧中だったそうです。

じゃあ現在は霧がすっかり晴れたのか？覚醒しているのか？と突っ込むと、そうでもないらしいので、五里霧中が彼のパーソナリティーなのでしょう。ふう。

GabrielとJulia、どちらの子の誕生日パーティーにも、去年よりも赤ちゃん/幼児の参加者が増えてすごい人数です。お腹が大きかった女性達が赤ちゃんを連れて来て、どんどんと家族が増えています。　

あの、ブラジリアンレストランSenzalaでボサノバを歌っていた美しい彼女もそれはそれは美しい男の子の赤ちゃんを抱っこしてました。

名前は”りおなーーど”（”なーど”は舌を丸めＲの発音を強調ね）そう。りおなるるるるど。カタカナではレオナルド。レオナルド・デ・カプリオ。レオナルド・ダ・ビンチのレオナルドね。

アメリカ人、メキシコ人、ブラジル人。　どういう生殖能力なんだろう・・・。

アメーバ？

Juliaの一家は来月から新しい生活に突入です。


Nadiaが大学院(San Francisco State Univ.)に合格したので家族でサンフランシスコ移転することに。　Yahoo本社で働くTigaoは社員用に会社が用意してくれるバスを利用して通勤することになり、Juliaにはとても良いDay Care Center保育園が見つかりました。


そもそも、祖国ブラジルでは大手証券での調査部門スペシャリストだったNadia。2年前にここシリコンバレーに吹き荒れた大量レイオフ（解雇）の嵐にTiagoが巻き込まれ、Yahooを解雇されたときに、”今後はMaster's degree/Doctor's degrees修士号や博士号という学歴で武装しなければ生き残れない”と悟り、大学へ戻り勉強し、いずれは二人で働くことを決意したそうです。


就労ビザが有効な３ヶ月以内に就職先を見つけられない場合はブラジルに帰国しなければならないという時限爆弾付きということもあり、Tiagoは必死の就職活動をしました。

その結果、Yahooの他の部署で雇ってもらえることになったのですが、この事は２人にとっては大きなトラウマとして残っているのだとか。

Nadiaの頭脳が明晰なことは、一緒にエーゴを勉強してたので判ってますが、それに強い意志・努力・持続力・上昇志向というパワーが加わるから凡人じゃないのね～。




。
。
そしてもう一人新生活に突入したのはCecile。

Lohanの一歳の誕生日の様子はこちらhttp://chietako.blogspot.com/2010/07/merrill-lynch-baby.html

元々祖国フランスではバリバリのソフトウェアエンジニアだった彼女。修士号を持っています。

３年前にＵＳに来てすぐにGoogleグーグルの入社試験を受ける・・・という大胆かつ自信満々の彼女。

その時にはエーゴという言語にまだ慣れていなかったことと、面接官がカレー王国人だったこともあり意思の疎通が出来ず撃沈。その後は大不景気の嵐とLohanが産まれたこともあり、求職活動は一時休止していました。

その彼女がこの夏、満を持して求職活動を再開し、数え切れない面接他難関を突破して入社がきまったのはTivo社です。　 https://www3.tivo.com/store/home.do

米国ではTivoといえば圧倒的な支持を獲得しているHDDビデオレコーダーです、 Did you Tivo? あんたTivoした？　という造語が出来ているくらいです。

子育てと自分のキャリアが両立できる女っていいよなあ～。

そんなこんなでNadiaとCecileとはランチもジョギングにも行けなくなってしまいました。

おまけにジョギング仲間のSiriちゃんも12月に祖国タイに帰国することに。

ああ、寂しい・・・。

そういえば、お隣さん（夫Google勤務、妻Yahoo勤務のアメリカ人夫婦＋お犬様Winstonウィンストン君）も庭の広い一戸建てへ引っ越していきました。　

これでWinston君をお犬様用Day Care Centerペット専用保育園？へ預けなくてもよくなる訳やね。

なんだか取り残されたみたいで寂しいわん！