2008年10月28日火曜日

危急存亡の秋

”シリコンバレーはアメリカの金融危機に対してimmune免疫力がある”はずだったのに、投資は落ち込み、西海岸にも金融危機の波はやってきたらしい。

人々の財布のヒモがしっかり締まってしまい、個人消費も落ち込むという景気の悪循環である。

Yahooヤフーが10月21日 社員の10% 1500人をカット。

グラフィックチップのNvidiaエヌビディアは9月末に社員の6% 360人の人員削減を行った。(この会社はシリコンバレーには珍しく、夜中に通りがかっても電気が煌々と点いている)。


そして、景気の良い時期から“血も涙もない首切り(レイオフ)をすること”で悪名高き一郎爺の会社は・・・?
今回はか・か・かなりやばいらしいよっ!(汗!)
これまでに度重なる“首切りの嵐”を掻い潜って生き残ってきた一郎爺。今回、社員の20%のレイオフがあるらしいという噂を聞き他人事ではいられなくなってきた。


数少ない寿司小国人の友人、Mさんのご主人も米国某IT企業のお偉いさんである。

今回の“シリコンバレー・レイオフの嵐”はMさんご主人の会社にとっても深刻なようである。

All-you-can-eatインド料理 食べ放題で久々にMさんとランチし、珍しく深刻な話となった。
アタシは“今レイオフになったらグリーンカードを申請中だから、ヘタをすると米国に居続けられなくなるのよー。どうしようねえ~。”なんていう話題。
Mさんは“その時が来たらCupertinoの自宅を売るしかないかもー”なんていう話し。

深刻な話題の割には2人とも食欲もりもり良く食べた気がするが・・・。


帰宅したらなんと、グリーンカードがポストに届いていた。普通郵便で。

OH!グッドタイミング!これでレイオフになっても国外退去せずに済むじゃん!

開けてみると、『不良につき指紋を取られる』http://chietako.blogspot.com/2008/08/blog-post.htmlで取られた、“へ?”っていう間抜けな写真がしっかりと転写されている。ひどい顔だよ。


これで、シリコンバレーがこの不況をどう抜けきるか、腰を落ち着けてじっくりと見守ることが出来る。

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