ある朝ベランダから見えたきれいな虹。
虹の端から端まで180度、それもダブルで2本。
思わず歌っちゃうよ ♪”Somewhere over the rainbow~way up high~there's a land that I heard of once in a lullaby~♪” 近所迷惑。
この夏は楽しいことばかりという訳ではなかった。
アタシの尊敬するFatemeh(イラン人)がSFO空港で転倒。
hip joint股関節とpelvis骨盤の一部分が粉々に砕けてしまい、救急車でStanford Hospitalスタンフォード病院へ運ばれた。
4ヶ月経った現在では、杖を使って歩けるまで回復したが、一時は肺炎を併発し危篤となった。
ここの病院には、世界的権威の整形外科(なかなかイケ面らしい・・・Fatemeh談)がいて、砕けた骨をジグゾーパズルのように"re-build"再構築してくれたのだとか。
写真は自宅に戻る前までリハビリの為に入院していたPalo AltoダウンタウンUniversity Ave.に近い閑静な住宅地の一角にある施設。
この夏は何度かここへ彼女のお見舞いに通った。
この施設を9月に退院し、やっと自宅へ帰宅することが出来たFatemehは、Mountain Viewマウンテンビューで一人暮らしをしている華麗なイラン人なのである。
外見は”ヘンゼルとグレーテルの魔女”みたいであるが、普通の婆さんではない。
曾孫までいるというのに、剃刀のようなシャープな頭脳を持ち、誰よりも真面目で努力家。
気配りは出来るし、誠実だし、常に前向き。
娘や孫達に頼らない、自立心と意志の強さは筋金入り。
食事は野菜・豆類・ナッツ類・穀物・チーズ、そしてほんの少しの魚と肉。
Processed Food(加工食品)は食べない。
外食はするが、ファーストフードは一切食べない。
ファーストフードのハンバーガーを1ヶ月に一度程度食べるといったら、”Don't you know that what you eat is what you are? ” と叱咤された。
(;д;) 反省・・・。
彼女の生活態度は筋金入りである。見習わなくては・・・。ははは。
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そんな彼女は紅茶を淹れるのも手を抜かない。
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以下 『イラン式紅茶の淹れ方』
上に乗っかっているブルーのティーポット(大きさは急須くらい)に紅茶の葉を少し多めに入れる。
下の蛇口付きのなべでお湯を沸騰させ、上のティーポット中の茶葉を蒸気で温めることにより、茶葉が開き香りが立ち上る。10分~15分ほど間接的に蒸した後、蛇口からティーポットにお湯を注ぐ。
ティーポットの中の紅茶はとても濃いので、4倍から5倍のお湯で薄めて飲む。
『ふー。こんな美味しい紅茶飲んだことないよ・・・おかわり。』
ヾ(´ρ`)ノ゛
この日は4杯おかわりして薫り高い紅茶を堪能した。
因みに茶葉は普通にRose Marketで売っている一袋6.99ドルのアールグレーである。
このイラン式なべがなくても、ヤカンの蓋を取った上に茶葉入りの急須を置いて、お湯を沸かしながら温めたら同じような香りになるのかしらねー。やってみよう。
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Fatemehだけではなく、米国には海外で教育が受けた特権階級・富裕層の華麗なイラン人が大勢移住している。
Mitraもその一人。
約一年前からお世話になっているエーゴの先生Mitraもイラン人なんだ。
厳密に言えば、英国で教育を受けた眉目秀麗頭脳明晰、integrityという言葉は彼女の為にある(?)ような人物。
他のイラン人クラスメート達に関しても、イラン人であることの『強み』や『誇り』みたいなものを感じる。どうしてこんな素晴らしい人達ばかりなんだ?
何かとイラン人の皆さんにお世話になっている今日この頃である。
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”反省”したくらいでは、そう簡単には変わらないちゃらんぽらんな食生活。
うーん。美味しいねえ~。
あぐあぐ。
マクドナルドも馬鹿に出来ない。
ボリュームたっぷりAngus Third Pounders。
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”反省”だけなら猿でも出来る・・・ってか?
(*`д´)b
情けないへなちょこ寿司小国人である。
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