アメリカのお正月は元旦だけ。
たいていの会社は2日から仕事を始める。
クリスマス休暇を実家の東海岸で過ごしていたRichardが帰って来た。
いつものお勉強会だ。
”美味いカフェがあるんだ”…というからMountain Viewへ。
普通のカフェだったけどね。
1月2日というのに道路は普通に混んでいる。
Google本社周辺もいつもの賑わい。
この辺を車で通る時は、スピードを落として注意して運転しなければいけない。
自転車が多いんだ。
Googlerはへんてこなママチャリに乗って建物から建物の移動する。
特に夜は気をつけないと黒っぽい洋服を着たカレー王国人は識別できない。
彼の希望で、今日のニホンゴはデートの誘い方について。
『オチャに行きまセンカ?』、『コーヒー飲みまセンカ?』、『食事でもいかがデスカ?』
おい、デートに誘いたい独身日本人女性でも見つけたのか?
みかけによらず、積極的なおっちゃんである。
彼には『甘さ控えめ』というコンセプトが理解できないみたい。
ケーキもクッキーも、こってりこてこて甘くないといけないらしい。
そして話題は盛り上がっている大統領選挙のこと。
先月「大同小異」を習っているので、これを使って、
「誰が大統領になっても大同小異です。」
テレビのニュースでは明日1月3日に行われる米大統領選の開幕戦となる共和、民主両党のアイオワ州caucus(党員集会)のことで持ちきりである。両党ともまれに見る大接戦が展開されており、この結果は後続の予備選・党員集会に大きな影響を与えることになる。
特に民主党はヒラリー・クリントン、バラク・オバマ、ジョン・エドワーズの三つどもえ。
Obamaはカリスマ司会者オプラ・ウィンフリーを味方につけ、勢いがある。Oprahはタイム誌で「最も影響力のある女性」に数えられたという。特に女性に絶大な人気があり、Oprah Showの視聴者は全米で約860万人。
ヒラリー・クリントンは熱狂的な応援者も多いが、その反面嫌われてもいる。刷新を求める民意が強い状況で「経験」だけを訴えてきた戦略が裏目に出ている。
「誰が大統領に選ばれても現在のIdiotよりまし。」というのがCafeにいた人々の共通の意見だった。
ブッシュはidiot(アホ)だのasshole(ろくでなし)だのと言いたい放題である。
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