そして驚いた事に、カレー大国の人々の中には、昔の”カースト制度”というコンセプトが強く生き残っており、出身地・宗教・カースト等により 身分が違うと口も聞かない・・・という場面もあるようです。 親同士が決めた結婚相手と結婚式当日初めて会う・・・という伝統的結婚式が未だに行われてます。21世紀にだよ?
同様に、肉まん大国の人々も、自分の出身地の習慣や文化を正当化し、他の地方出身者を”色付き目がね”で見る傾向があるようです。 ある人はホンコンの人々のことを”金儲けの事しか考えていない卑しい人々”と呼んでいました。 またある人は広東の人の事を、”猫までも食べる野蛮人”と言っていました。 そう考えると、日本ってなんて平和な国なんでしょう・・・。 同じ国民同士で口も利かないなんてとても想像もできません。
肉まん大国の人々は、どこの国に移住しても、確固たるアイデンティティーを主張します。 彼らはサンノゼ周辺ではMilpitasに"small肉まん大国town"を構築しています。 カレー大国の人々も同族で集まる傾向が強いようです。 このアパートも7割以上カレー大国の人々で占められています。 夕方になると三々五々綺麗な民族衣装のサリーを着た人々がサンダルを履いて散歩&雑談に出てきます。
カレー大国の人々も肉まん大国の人々も『バブルの崩壊』を経験していません。 そういった背景もあるのでしょうか、彼らはとても積極的に不動産へ投資します。 彼らがこの周辺の住宅価格を吊り上げている張本人といえるかもしれません。 近所のマッチ箱のような狭い3階建てタウンハウスは一億円弱で売れました。 庭はありませんし、隣の家とはほとんど離れていません。 ここはアメリカなのに・・・。 とてつもなく大地は広いのに・・・。 不動産屋さんも もちろん肉まん大国出身の人です。
アタシはどうも日本人らしくない外見をしているようで、”肉まん大国出身ですか?”と聞かれたり、いきなり肉まん大国語で話しかけられたりすることが多いので、困っちまいます。
0 件のコメント:
コメントを投稿