2015年9月15日火曜日

アメリカで日本製の冷蔵庫が手に入らない件

朝晩は肌寒く、秋らしい気候のシリコンバレーです。
そろそろジョギングを再開。
今日の経路は建設中のSamsung America Headquarterサムスン米国本社経由です。
TamanとNorth Firstの交差点にそびえる10階建て。
$300Millionかけた社屋はもうすぐ完成です。
去年2014年のブログにも書いてます⇒ポチ
イメージ画通りに建ってますねー(当たり前か・・・。)

 

オープンスペースは憩いの場所になるんだとか・・・。楽しみだなあ。 
カフェもあるらしいじょー。
自転車通勤経路に変化が生まれて一郎爺も嬉しいことでしょう。





 “良く食べる火の玉婆さん”の話題はちょいと横に置いておいて、今日は冷蔵庫の事を書きます。 因みに火の玉婆さんは相変わらず良く食べ良く肥えています。 

 

そろそろ買い替えが必要なので、冷蔵庫を探しています。 

 我がビンテージ・ハウスにくっついてきた家電製品(洗濯機、乾燥機、冷蔵庫、オーブン他)は、どれもすごーく古いんですけど充分まだ使えてます。 
ただ、冷蔵庫が疲れてきています。 
自動製氷器は働かず、温度調節機能が効かないので、たまに野菜が凍っています。 
多分レーガンかカーターが大統領だった頃のものでしょう。 
大きい割りには全然入りません。

 

いずれはキッチンのリモデリングをしようと計画しているのですが、それまでもたないかも、、、ということで、家電量販店へ行って物色していますが、買いたいと思う冷蔵庫が見つからないんです。

ご存知の通り、白物家電はキムチ帝国製品とアメリカ製品が独占しています。
並んでいる冷蔵庫はアメリカ人そのもの。どでかいだけ(言い切りっ) 
日本製に比べると機能性でかなり劣るんです。

売れ筋のフレンチドアタイプ。Samsung $2797@Best Buy

 
寿司極小国で使っていた三菱4ドア/400リットルのは使い勝手が良かったなあ。 チルド室が冷凍庫に切り替えられたし、温度調節もコマメにできた。 細部に渡るまで工夫されていて、棚は簡単に移動できるし、なにせ省エネだし。そもそも冷蔵庫の材質がしっかりしていて良いかったなあ。 

 

アメリカ消費者の冷蔵庫ストライクゾーン:大きいこと、ステンレス扉、自動製氷器・浄水器が外側にあること。 
巨大な冷凍食品の箱やジュース&ソーダがどーんと入り、買いだめできるのが必須?
 

 
一方の不良おばちゃんのストライクゾーン:整理しやすい設計、コンパクトだけど大容量、細かい温度調節、切れちゃう瞬間冷凍(?)、ラップしなくても鮮度が保てる野菜室(?)、省エネ。 そしてインテリアにマッチするデザイン。 

ただの冷たくなる大きな箱ではなくて、調理器具の延長みたいな位置づけなんです。

冷蔵庫に関しては、”郷に入れば郷に従いたくない”不良おばちゃんです。
多機能の日本製冷蔵庫が欲しい~!

 でも残念ながら、デザイン性に関して言えば、日本製もキムチ帝国製も、アメリカ製もいまひとつ。

 

壁をぶち抜いてオープンキッチンにしようと思っているので、キッチンはリビングルームの延長となり、冷蔵庫も家具の一部です。ですから、外見はヨーロッパ製のこんなのがいいです。 

Big Chill $2999


SMEG 価格は$3000強 
 

自分の好みで色や素材を選べる家具っぽいコンパクトで高性能の冷蔵庫が安く手に入れられないでしょうかねえ。

アメリカでも都市部での地価高騰により、狭いアパートやタウンハウス暮らしの人口が増えていますので、コンパクトでデザイン性に富んだ冷蔵庫へのニーズはあると思うんですけど・・・。 食べ物に気を使う人口も少なくはないので、ビタミンを壊さないで冷蔵できる野菜室なんか売れると思うんだけどなあ。
 
日本の家電メーカーさんは、性能とかっこいいデザインで世界と勝負してー!

 


実は、テレビも疲れてきてます。 
画面に縦線が入り、その線が日に日に太くなってきました。 
8年前に買ったSONYのブラビア。 

ということで、テレビも探しに行きました。 

COSTCO店頭では、Samsung製が売り場を独占。 
他にはLGとVISIOが数種類。 

ああ、もう冷蔵庫もテレビもSamsung製を買っちゃうよー?
日本人としては切ない(泣き)。
 

キムチ帝国の”経済が崩壊近し?”とか騒がれているけど、少なくともここシリコンバレーでのSamsungの存在感はとても大きいと感じます。

 

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