♪夕焼け～小焼けで～越後屋でぇ～♪

ベランダから見た昨日の夕焼け

遮るものが無いので180度パノラマで見える

沈む太陽に向かって手を合わせて拝んでしまう、この崇高さ美しさ。
心が洗われる。






綺麗な心になったところで、売り上げの計算だぜよ、越後屋。ふおっふおっふおっ、、、。

よく見ると1ドル札ばかり

4月のNagiba家でのガレージセールで調子に乗った我々。今度はMenlo ParkのTed&Nattayaの店子Gena家の前でMulti Family Garage Saleに参加した。

　　　　　4月の様子はこちら


Menlo ParkでもEast Palo Altoに近いこの辺(101の南側、For Season's Hotelの裏側）は、大きなお屋敷と集合住宅と小屋みたいな家々が混在した地域。　

Mountain ViewのNagiba家周辺とは人種が違っていた。
Nagiba家に来た人々のほとんどが肉まん大国人とカレー王国人と少しのアメリカ人。

Gena家周辺はLatinoとアメリカ人のみ！のみっ！
シリコンバレーに押し寄せているカレーと肉まんとキムチもなし。もちろん寿司は影も形も無い。

Craiglistに載せたからなのか

それともこの場所が良いのか、ひっきりなしの人の波。

”ガレージセールでしか物は買わない”と言い切る陽気なメキシカンおばさん。
家族連れで来て、近所の仲良しを電話で呼んで、井戸端話が始まって、、、まるで下町みたい。

子供の手を引いた子ども、、、と思ったら妊婦さんだったり。(どう見ても13歳くらいにしか見えないのだが）　

”思いっきり売値を下げないと売れないよっ”とGena。

すべて1ドルにしたり、半値にした。

Stanford大学で学生や職員に住居を紹介するのが彼女の仕事。

シングルマザーの彼女は、2人の子供が独立したのを機に、4ベッドの家から1ベッドのアパートに引越しをするのだとか。クローゼットが小さいからと、ものすごい量の洋服や靴を売っていた。

派手なアクセサリーや洋服が売れていく。

使い古したブランド物のバッグとか靴とかも売れていく。

Nattayaが作って持って来てくれたランチ：タイ・チェンマイの名物”牛乳のスープにチキンが入った麺”なのだとか。ガレージセール開催中に庭で美味しくいただいた。

サンディエゴ天然息子が　”僕ちゃんもうこのギターいらないぷー”と言ったので、エレキギターを陳列していた。　
10ドルか20ドルで売れればいいかな～などと思っていたところ、、、


自称ミュージシャンというおっさんが
”お前さん、このギターはレア物だからガレージセールで売っちゃだめだ。ちゃんとクリーニングしてオークションサイトで売りなさい。”と言うんだ。


”そうなの？だいたい幾ら位で売れるの？”と聞いた。


おっさん”500-600ドルにはなるだろうなあ”とのこと。


”え？そうなの？ありがとー、そうするね。”と、そそくさとエレキギターの陳列をやめ、車のトランクに戻した。


1時間ほどして、そのおっさんが戻ってきた。
”もう一度ギターを見せてくれろ”って、、、。
奥さんも一緒だ。
奥さん曰く、本当にミュージシャン（ギターリスト）で、趣味でギターを修理しては収集したり、売ったりしいるらしい。


"100ドルでお前さんから買って、俺が手入れをして売ってもいいか？"
100ドル？100ドルですか？も、もちろんですともっ！100ドルあればBurritoブリトーが20本も買える！ギターを持って帰るのもいやだし・・・。
もう売る気満々ヽ(*´∀｀)ノ



おっさんギターを舐めるように隅々までチェック。
”ヒビが入っている。かなり汚れている。色々と手を入れて直さないと、、、”とか言ってる。

”うーん、これは厳しいな。50ドルでどうだ？”
え？(｀_´)ゞ?いきなり半額かいっ？
100ドルから50ドルに下がるのかい？

売る気満々だから50ドルでもいいような気がしてきた、、、。
”いいよ50ドルで。持ってって。”商談成立。





後で落ち着いて考えたら、本当にヒビが入ってたのか？修理が必要だったのか？もしかして、ぼったくられた？

ふおっふおっ、、、。

とんだ越後屋だよ。┐(-｡ｰ;)┌