2011年8月18日木曜日

カネゴン2号の襲来 大学4年夏の陣

車を買い替えた。
















嘘だよーん。


写真はSantana Rowの駐車場に展示してある電気自動車Tesla Roadster $109,000。花子さん(愛車Honda Fit)が5台も買えちゃう。

第二のドットコムバブルが起きているらしい(?)シリコンバレー。時々Teslaの車が走っているのを見かけるようになった。 3.9秒で60mph(時速96km)のスピードが出る。


因みに花子さんはMountain Viewの駐車場で左のケツに怪我(凹んでしまった)をしたのだが、持ち主の歯医者費用を捻出するのが先決ということで、怪我をしたまま凹んだまま放置されているという可哀そうな状況である。






大学のサマースクールとインターンシップとジョブハンティングとバイトに明け暮れるサンディエゴ(バイトのおかげで極貧ではなくなった)天然息子がボロ車を転がしてやって来た。

『何か美味いもん(寿司以外の)食わせろー!』

Dim-sum飲茶が食べたいとのことで、定番のABC Seafoodへ。

ABCの隣のモールにDim-sumで有名なMayflowerがあるのだが、我が家はいくつかの理由でABC Seafoodの方を良く利用する。

理由その1 味はそんなに変わらないのにMayflowerはお値段が1.5倍。 
理由その2 Mayflowerは混んでいるのにABCは並ばなくても入れる。 
理由その3 Mayflowerで食べた後の胃もたれがひどい。油かな?MSGグルタミン酸ナトリウム?
理由その4 どちらの店もサービスは大した事ない。そもそも肉まん大国系レストランに質の高いサービスを期待することが間違いだと思う。
理由その5 たまにABCのHot and Sour Soup酸辣湯が食べ(飲み)たくなる。テイクアウトして白いご飯と一緒に食べたい!


息子は土曜日に来て、台風のように月曜日には帰ってしまった。



日曜日には早起きしてAlameda Point Antique Faireに引きずって行った。

最近このアンティークフェアは人気で、8時前に現地に着かないと駐車場までが大渋滞。やっとのことで駐車しても、遠くまでてくてく歩かなくてはならない。
さらには掘り出し物は早い者勝ちだから、早起きして行かないと意味がない。























毎回何かしら掘り出しモノが見つかるし、ガラクタ市みたいで超楽しい!





対岸にあるJack London Square Farmer’s Market(毎週日曜日開催)を覗き、 イチゴやピーチ、とうもろこし等を購入。あれ?先月買ったお魚屋さんがないぞー。






















Miss Pearl’s Jam House でブランチと洒落込む。















特にどうって言うことの無いレストランだが、マリーナを望むロケーションが良いので合格。 コーヒーもendlessおかわり放題だし。





































たまにはきちんとした朝食を食べるのもいい。



Jack London氏の銅像。





















Jack LondonはSan Franciscoで生まれ、UC Berkeleyで勉強し、Sonomaで亡くなったというバリバリ地元Bay Areaの人。
Sonomaには彼の愛したRanch Houseの跡地がJack London State Historic Park として残されている。


ジャック ロンドン
1876‐1916。アメリカの小説家。サンフランシスコで貧しい家庭に育ち、15歳の頃から牡蛎密漁、アザラシ猟船乗組員、発電所の石炭運搬など様々な職につき、各地を放浪する。1897年、クロンダイクのゴールドラッシュに参加するが壊血病にかかり帰郷。1903年、北方での見聞をもとに書いた『野性の呼び声』が大ヒットし、人気作家となる。40歳で死去。


以前通っていたESLで彼の名作『Call of the Wild 野生の呼び声』を読まされたっけ。
この本はアメリカでは小中学生の推薦図書なのだとか。
”え~?児童図書?動物モノなの~?”とか文句たらたら言いながら読んだのだが、読み終わって感動の嵐だったよ。(;д;)

ストーリー(Amazon.comより)




















セントバーナードを父に、シェパードを母にもつバックは、カリフォルニアの屋敷で何不自由なく暮らしていたが、北の地で「金」が発見されたことから、運命は思いもかけない方向に動きはじめる。小さな裏切りから極寒の地に突然放りこまれたバックは、恵まれた体躯とたぐいまれな頭脳でめきめき頭角をあらわし、ソリ犬のリーダーに立つが…。

物語が始まるのが、なんと地元Santa Claraのお屋敷なんだ。 当時の生活やゴールドラッシュに沸く時代背景が強烈に伝わってくる。




ゴールドラッシュと言えば、金の高騰によりGold Panning(鍋にすくった砂利の中から金を取り出すこと)があちこちで再燃しているらしい。
このウェブサイトによるとhttp://www.goldfeverprospecting.com/cagolopapr.html
Panning Lessonというのを受けて、ツールを貸りて挑戦するのが手っ取り早いようだ。Eldorado National Forest エ、エルドラド?思いっきり金が取れそうな名前じゃない?


サンディエゴ天然息子は『大学を卒業したら、しばらくバックパック世界放浪の旅に出ようかなあ~』などと言っている。Σ(゚д゚;)

当分の間、我が家の金欠状態は続くようだ。


よし!この週末はGold Panning砂金掘りで砂金を掘るぞーーーーっ!





”安来節どじょうすくいの踊り”の要領で”砂金すくい”が出来そうな気がする。

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