2009年2月28日土曜日

アメリカにもいた『天童よしみ』

アカデミー賞授賞式をテレビで楽しんだ翌日の月曜日、Stanford Shopping Centerスタンフォードショッピングセンターでのランチの集まりがあったので、うほうほ出かけて行った。

不況だということを一切感じさせないこのモールは何時来てもリッチピーポーで賑わっている。

レストランはP.F.Chang
アタシの内なる声:え~、P.F.Chang?スタンフォードまで来なくても、サニーベールにもあるのにさあ・・・。”
とは思ったけど、パロアルトが地元のポーランド人、ロシア人、肉まん大国人の鼻息が荒いので、ここはお利口さんに従っておいた。
ここって、雰囲気・料理のプレゼンテーション・サービスは良いけど料理は普通。
逆に肉まん大国大衆食堂で食べたら5ドル程度で食べれる定食が2倍しちゃう。

ビジネスでの接待に使っている人が多いみたい。



肉まん大国出身(旦那さんはアメリカ人)のFが”甥っ子の結婚式に着ていくドレスを選びたいから付き合ってくれる?”と言う。
年末に姪っ子の結婚式があったばかりなので着ていくものが無いんだとか。
同じドレスは着れないんだと。
アタシの内なる声 ”誰も覚えてないって・・・。あんたが何を着てたかなんて。”
皆でMacy'sメイシーズへ行った。

Fは何から何までMacy'sで買う女だからね。
Petiteぺティートサイズのドレス売り場へ行く。
この国は小さい時からドレスアップをする機会が多いから、この手のドレスの種類がやたらと多い。
ニーズが多いので当然値段も安い。

Macy'sの”吊るし”ロングドレスは200ドル~300ドルで手に入る。
それにしてもさ、売ってるドレスはどれも露出度高い。
腕と肩が丸出しなのは当たり前。
胸も背中も出しちゃう。

そんでもって原色派手派手。
ラインストーンがあしらってあったり、ラメラメだったり。


寿司小国ではキャバレーのお姐さんしか着ないようなドレスが並ぶ。

小浜さんの奥さんミッシェルが就任式後のパーティーで着ていたワンショルダーのドレスが流行中。
アカデミー賞でのセレブのドレスを見た直後ということもあって、Fも肩と腕はショールで隠すからと、ノースリーブの派手なロングドレスを何着も試着した。

アタシの内なる声:”公衆の面前に出して良いのか腕と肩?おいおい。演歌歌手みたいだぞ、そのドレス。天道よしみか?”


姪っ子の結婚式では真紅のロングドレスを着たので今回は青系を選びたいんだとか・・・。
アタシの内なる声:”50歳で真っ赤なロングドレスを着たのかぁ・・・。負けた。”


この国のデパートやブティックの良い点は、店員がやたらとしつこくないこと。
寿司小国の店員みたいにべったりくっついてこないから、ゆっくりと自分のペースで服選びが出来る。



























































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結局、散々何着も着ちらかした挙句、Fが選んだのはブルーの膝丈(下の写真の)ドレス。
結婚式のレセプションが屋外で行われることを考え、ロングドレスはやめて膝丈のドレスとなった。


ドレスのカットがすっきりと痩せて見せるので意外な事にとても似合っていた。
さらには鮮やかな青が顔に映え、若く見せてくれていた。
その下の写真のくすんだグリーンのドレス、カットは良いのだが、まるで老けてみせる色だった。 ”歳を取ると鮮やかな原色を着ろ”と言うのはこのことなんだねー。





























アタシも以前”自分の顔に映える色”を『カラー分析』で見てもらったことがある。

今では似合うとか似合わないとかはあまり気にせず、好きな色やその時になんとなーく着たいと思った色を着ている今日この頃。


しかし、ドイツ人のKの言う事には驚いた。彼女の肌色はピンク。桃色。寿司小国人が酔っぱらった時の顔色。

彼女は赤やピンクを着ない。そういえば、いつも青かグリーンを着ている。目の色(ブルー)に合っているから青系を選んで着ているのかと思っていたが、そうじゃなかったんだね。

顔色がさらに赤らんで見えるからという理由で、Kは暖色の洋服が着れないんだとか。

なるほど・・・『カラー分析』以前の問題なんだね。



そういえばAfrican-Americanの皆さんはいつも原色を着てる。

肌の色と眼の色で着れる色が限定されてしまうのも悲しいね。

2009年2月21日土曜日

地中海大衆食堂と中華大唐足浴
























咲いたー咲いたー♪チューリップの花があああ♪ あ・こりゃ・こりゃ~♪
Costcoで買った巨大ビーカー入り水栽培チューリップが綺麗に咲きました。




愛する爺さんの眠る第二の故郷タイ・バンコクで楽しいバケーションを過ごしたアタシの実の母、”強烈火の玉バアさん(別名転がるドラミちゃん)”は無事帰国しました。
”火の玉バアさん”は相変わらずグローバル猛烈エネルギーを放出しています。



一方、卒業旅行へヨーロッパ(スペイン・イタリア・フランス)へ出かけた”ねえちゃん”。心配していましたが、マジで危なかった様です。Σ(゚д゚;)
帰国の便がパリの悪天候により欠航。ミラノからの成田便へ乗れることになり、パリからミラノへ飛びます。 w(゚o゚)w
ミラノへ着いたら乗れるはずだった飛行機は”お先に失礼~”と飛んでしまっていたため、ミラノからローマへ飛びます。 ローマからやっと成田へ飛ぶ飛行機に乗れたので丸1日遅れで帰国。 仕事に穴を開けてしまいましたとさ。
極寒ヨーロッパの洗礼を受けた訳です。
それ以外は大変楽しい旅行だったとか。

この娘っこも、火の玉バアさんに負けないエネルギーを持っているようです。
エネルギーを放出している”火の玉バアさん”と比べ、”ねえちゃん”は放出していません。
内に秘めているというか、必要な時だけ放出する・・・という感じでしょうか。




Falafel っていう揚げ団子が美味しいこの店はCastro Street『Meditteranean Grill』 であります。スタバの並びね。
エジプト人Nagibaがこの店の常連さんなので、彼女と一緒に行くとサービス100点満点なの。
頼んでいないデザートやらTurkish Coffeeやら出てきます。

レストランはオーナーのパレスチナ人のおっちゃんと2人の息子が切り盛りしています。
中近東出身の人々の外見は一見威圧的ですが、おっちゃんと息子達の外見も例にたがわず、むちゃむちゃ(変なニホンゴ・・・?)恐いです。ギャングみたい。ヾ(-д-;)

でもおっちゃんは話すと良い人ですし、サービスも満点。
息子達もフレンドリーです。

Nagibaとおっちゃん達は、Arabicアラビア語で話します。
違う国出身なのに、なんとか通じるんだそうです。ふーん。そうなんだ。
ロシア人とポーランド人とブルガリア人みたいだね。



(写真はfalafel)
Taboulehっていうパセリのサラダと熱々揚げたてfalafel (揚げ団子)とhummusを焼きたてパリパリpita breadピタに挟んで食べるのがグーです。健康食、ビタミンだあ。

地中海沿岸出身の人々って、豆・野菜・ハーブ・ヨーグルトを沢山食べるよねー。

WrapラップはWheat と Spinachの2種類あって、SpinachのWrapは当然のごとく緑色をしています。
巨大ですので半分持って帰って温め直して晩ご飯に食べます。


地中海沿岸の国々の地図を見ながら『行ってみたいなあ~』って思います。
特にアフリカ側のエジプト、モロッコ そしてトルコ、ギリシャね。
♪行って見たいな~よその国~♪(よその国に住んでいるのにねー)





そして地中海から突然肉まん大国へ。
一瞬で飛んだあるね。



お友達紹介キャンペーンで連れて行かれた足浴は今回で2度目です。
キャンペーンだから1時間30ドル。
寿司小国の足マッサージ(リフレクソロジー)と大して変わりません。

違うのは、暇そうにしているおばちゃん達のお喋りがうるさいのと、マッサージやってる側でPhoフォーをずずずずーーーーーと食べることくらいです。

この国で、客よりも自分のニーズを優先させるのは肉まん大国人だけじゃないから許しましょう。 ┐(-。ー;)┌


中華大唐足浴なんて通ってもアタシの体内砂漠化&老化は止らない?

2009年2月16日月曜日

加速する砂漠化




















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先日Costcoコストコで買った”水栽培チューリップ球根15個入り巨大なガラスビーカー”12ドル99セントなり。
Costcoの売り場で”なんじゃこりゃ?”って見ていたら、知らないおばさんが寄ってきて『これは先週まで18.99ドルだったんだよ。1ヶ月以上楽しめるからお買い得だよ。』って勧めてきた。
Costcoの回し者かと思ったが、そうではないようである。
こういうオバサンやオジサンに良く話しかけられる。
よっぽど暇そうで、物欲しそうな顔しているのだろうか・・・。


『じゃあこれ買うあるよ。』って沢山ある巨大ビーカーのチューリップを選んでいたら、おばさんは
『あんた、賢い買物だよ。アパートに住んでるのかい?じゃあね、あまり暖かくない場所に置いておきな。すぐに花が開いたらおもしろくないだろ?冷たい場所に置いておくんだよ。球根だけ買えば容器は毎年使えるからね。』

ご親切にどうも。
分厚いガラスだから、とても重い。

また変なものを買ってしまった・・・。



ホームエステよ。
ナノサイズのプラチナスチームが奥深く、角質層まで浸透し、肌にぷっくりとしたハリと弾力を与えます。

いいねえ~ハリと弾力のある若いお肌・・・。
そう!そうなの。いまのアタシに必要なのは ハリと弾力なのよっ! お肌砂漠化スピードアップしてるの。このまま放置しておくとミイラになりそう。
欲しいなあ~このガジェット。

ん?
しかし
しかーし!
説明書きの一番下のカッコの中のこのモンク。

(効果には個人差があります)

やっぱりねー。巧く逃げたね。パナソニックさん。

『残念ですねえ。どういう訳なのでしょう、お客様にはなかなか効果が現れないようですねえ。ほら、ここに(効果には個人差があります)と書いてあるとおり、稀にお客様のようなお肌のタイプの方がいらっしゃるんですよお。一週間に何回お使いになりましたか?2回?そうですねえ、お客様、、、3ヶ月間毎日お使い頂きますとかなり違いが出るかと思われますが?おーっほっほっほっ。』とマニュアル通りの返答が返ってくるだろう。

”水栽培チューリップ球根15個入り巨大なガラスビーカー”は一週間でこんなに育った。
咲くのが楽しみ。

これ、安い割には結構楽しめる。
おばさんありがと。
ヒヤシンスの球根にも使い回しできる? (^▽^)/


2009年2月12日木曜日

死神の影に2度おびえた金曜日

襲って来た”ホイール”を何分の一秒かの僅差ですり抜け、九死に一生を得たアタシ。
危なかったねえ。
ふう。


その足でSaratogaサラトガへ。
目指す家は山の中腹に建つ大豪邸。
この辺は超リッチピーポー限定地域。

まず一度目のゲートで車を降り、教えられていたCodeコードを入力してゲートを開ける。
しばらく走って2番目のゲート前で車を降りる。

(゚〇゚;) すごいセキュリティーだ。
監視カメラがこっちを見ている。

ピンポンしてゲートを開けてもらい、そこからは徒歩で玄関へ向かう。
玄関までは階段を上ってさらに数十メートル。
途中に巨大な大理石の噴水(ライオンさんが口から水をどばーーって吐いてるやつよ)が・・・。

(゚〇゚;)
はあ。
雨が強くなってきたしー。
疲れたしー。
帰ろうかな。。。
革靴履いて来るんじゃなかった。
ぶつぶつ。


テレビ&DVDレコーダー等を置く 小さいテーブルをずーーーーっと探しているアタシ。アンティークか、アンティークっぽい気に入ったものになかなかめぐり合えない。 仕方ないので家ではずっとテレビは床に置いて見ている。


今日、この豪邸では『Estate Sale』エステート・セールが行われているのである。

週末の土日に一般公開される前の内覧会。新聞の広告欄には土日開催となっている。

持つべきものは情報を流してくれた金持ちの友人だね。




小さいテーブルと、Sock Monkeyソックモンキー とか ビンテージ・テディー・ベア とか ビンテージ・バービー人形とかもあればいいなあ・・・。



玄関を入る前から何だか変な予感がしたんだ。
だって玄関の両側に白くてでっかい彫像がどどーん!
ドアの色が白とぴっかぴかの金色。

予感的中。


家の中はすべてロココ調だった。ロココ調。ロココ調。
ロココ調とバロック様式の違いが良く分かっていないアタシ。
とにかくベルサイユ宮殿とかポンパドール夫人っていう感じよ。

柱やドア、ドアの取っ手までがベルサイユ。

『アンドレ!オスカルー!』


繊細で優雅な家具やら調度品が並ぶ。



それにしても かなり場違いなところへ来ちまった!Σ(゚д゚;)


『Estate Sale』とは、通常 その家の持ち主が亡くなったために近親者が不用品を処分するために開催するらしい。

しかし、ここの家では調度品や家具の数とそのグレードの高さにより、プロの業者が取り仕切っていた。

内覧会に来ていた人々もプロの業者らしく、名刺を交換し家具やランプ、宝飾品を物色し、なにやら書類に書き込んでいる。


亡くなった方は、かなりのコレクターだったらしく、何て呼ぶのか知らないんだけど陶器の繊細な細工が高そうなお人形がずらーり。さらには何て呼ぶのか分かんないんだけど、タマゴの殻に細かい細かい装飾してある”おタマゴ様”がずらーり。


なんか、悲しくなったね。


故人の愛したコレクションがこんな風にビジネスライクに売りさばかれていくのね。

アタシが集めているSock Monkey ソックモンキー達なんか、売る価値もないからゴミ箱行きだろう。

”死んじゃったらおしまいなんだな~”って痛感した。

アンティークの中に、ひとつだけアタシでも買えそうなものがあったので値段をチェックしてみた。50ドルだって。欲しいなあ。

買ってどうする!『暖炉のお手入れセット』と『薪入れ』

暖炉もないのに  ┐(-。ー;)┌

2009年2月7日土曜日

危ない!今回はアタシが危なーーーい!!!!!

死ぬかと思った。。。


今度こそ本当に。


(((゜д゜;)))) ガクガクブルブル・・・。



ほぼ毎週金曜日は所用でGirloyギルロイまで行くアタシ。
家から高速をぶっ飛ばして30分足らずの道のり。
今日は雨にもかかわらず、Highway101は75-80mile/hour (時速120~130キロ)で流れていた。
5車線の左から2番目を走行中にそれは起きた。

前方右隣を走っていた車のタイヤが何かをはねた。


何だ?


タイヤのホイール?


はねた途端に方向が変わり、銀色の円盤がものすごいスピードでこっちに飛んできた。


まるでフリスビーみたいに。
UFOみたいに。



弧を描いて。
シュイーーーーーーーン!!!!!


ビュイーーーーーーーーン!!!!!


アタシの車のフロントガラス目がけて。


とっさにアタシはどうしたか・・?
どういう訓練をすれば、ハドソン川に不時着したUSエアウェイズ機長のような冷静沈着な反応が出来るのか?
緊急事態に反射的に何が出来るかで人間の価値が決まるのなら、アタシは蚤・ダニだよ。


反射的にアタシは何をしたか・・・。

ひえええええええええええええ え え!!!!!


と叫びながら、頭を隠しただけ。。。


ばか。

ばかばかっ!


車内で運転中に頭隠してどうする!┐('~`;)┌

しかし、あの時 アタシがもしも急ブレーキや急ハンドルを切っていたら、たぶん後続車を巻き込み大惨事になっていた。



(((゜д゜;)))) ガクガクブルブル・・・。





















The Dark Knight ダークナイトでJoker ジョーカーは、『In the last moment, people show you who they really are.(人は死ぬ直前になって真の姿を現す)』って言ってた。



タイヤのホイールごときで、一瞬で死んじゃったら、”真の姿”を現す時間もないじゃん。(:_;)



それにしても・・・

一体全体どこの誰の車が高速道路で走行中にホイールを落としたのさ!



SUEだ!SUE!!
スーだ!スー!!

2009年2月5日木曜日

ねえちゃんが危ない?

以前のブログでご紹介した、強烈火の玉バアさん(別名転がるドラミちゃん)は、年末~正月を孫2人(ねえちゃん&マイペース極貧息子)とねえちゃんのボロアパートにて”ごろ寝合宿生活”を楽しみました。

そして、タイの空港閉鎖”の為に延期していた”愛する爺さんの眠る第二の故郷タイ・バンコク”へ旅立ちました。


毎年『タイに行くのは今年が最後だから!』と言っているバアさん。
今年で何度目なんでしょう・・・。
切り札の『冥土のみやげにお願いだからーーー!』はもう通じませんから・・・。

バアさんの事をお世話してくださるバンコクの友人達のご好意に甘えてばかりです。
感謝感謝・・・。



一方、極貧マイペース息子といえば一年ぶりの寿司小国で旧友達と一緒に成人式へ出席。(横浜アリーナ) 先生方や幼なじみ達や会いたかった人々には全員会え、充実した滞在だったようです。

サンディエゴでのカレッジの新学期が始まり、猛勉強の日々に戻りました。

そして、今度は姉ちゃんがーーーーーーっ! (゚〇゚;)


ヨーロッパへ行ってしまいました。


え?卒業記念旅行?

あんた、まだ大学生だったんだね。


アタシのクラスメイト、フランス人達の言うところでは、こんな寒い時期にフランスに行く奴は物好きな寿司小国人くらいなもんで、今年のヨーロッパは歴史的寒波に見舞われているから飛行機の発着が遅れ、道路は凍結し都市機能が麻痺・・・?変なインフルエンザも流行っている?



えーーーー?大丈夫かい、ねえちゃん!

無事に帰ってこれるんかい?(((゜д゜;))))