危なかったねえ。
ふう。
その足でSaratogaサラトガへ。
目指す家は山の中腹に建つ大豪邸。
この辺は超リッチピーポー限定地域。
まず一度目のゲートで車を降り、教えられていたCodeコードを入力してゲートを開ける。
しばらく走って2番目のゲート前で車を降りる。
(゚〇゚;) すごいセキュリティーだ。
監視カメラがこっちを見ている。
ピンポンしてゲートを開けてもらい、そこからは徒歩で玄関へ向かう。
玄関までは階段を上ってさらに数十メートル。
途中に巨大な大理石の噴水(ライオンさんが口から水をどばーーって吐いてるやつよ)が・・・。
(゚〇゚;)
はあ。
雨が強くなってきたしー。
疲れたしー。
帰ろうかな。。。
革靴履いて来るんじゃなかった。
ぶつぶつ。
テレビ&DVDレコーダー等を置く 小さいテーブルをずーーーーっと探しているアタシ。アンティークか、アンティークっぽい気に入ったものになかなかめぐり合えない。 仕方ないので家ではずっとテレビは床に置いて見ている。
今日、この豪邸では『Estate Sale』エステート・セールが行われているのである。
週末の土日に一般公開される前の内覧会。新聞の広告欄には土日開催となっている。
持つべきものは情報を流してくれた金持ちの友人だね。小さいテーブルと、Sock Monkeyソックモンキー とか ビンテージ・テディー・ベア とか ビンテージ・バービー人形とかもあればいいなあ・・・。
玄関を入る前から何だか変な予感がしたんだ。
だって玄関の両側に白くてでっかい彫像がどどーん!
ドアの色が白とぴっかぴかの金色。
予感的中。
家の中はすべてロココ調だった。ロココ調。ロココ調。
ロココ調とバロック様式の違いが良く分かっていないアタシ。
とにかくベルサイユ宮殿とかポンパドール夫人っていう感じよ。
柱やドア、ドアの取っ手までがベルサイユ。
『アンドレ!オスカルー!』
繊細で優雅な家具やら調度品が並ぶ。
それにしても かなり場違いなところへ来ちまった!Σ(゚д゚;)
『Estate Sale』とは、通常 その家の持ち主が亡くなったために近親者が不用品を処分するために開催するらしい。
しかし、ここの家では調度品や家具の数とそのグレードの高さにより、プロの業者が取り仕切っていた。
内覧会に来ていた人々もプロの業者らしく、名刺を交換し家具やランプ、宝飾品を物色し、なにやら書類に書き込んでいる。
亡くなった方は、かなりのコレクターだったらしく、何て呼ぶのか知らないんだけど陶器の繊細な細工が高そうなお人形がずらーり。さらには何て呼ぶのか分かんないんだけど、タマゴの殻に細かい細かい装飾してある”おタマゴ様”がずらーり。
なんか、悲しくなったね。
故人の愛したコレクションがこんな風にビジネスライクに売りさばかれていくのね。
アタシが集めているSock Monkey ソックモンキー達なんか、売る価値もないからゴミ箱行きだろう。
”死んじゃったらおしまいなんだな~”って痛感した。
アンティークの中に、ひとつだけアタシでも買えそうなものがあったので値段をチェックしてみた。50ドルだって。欲しいなあ。
買ってどうする!『暖炉のお手入れセット』と『薪入れ』
暖炉もないのに ┐(-。ー;)┌
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