”あらまあ、ブリちゃん太っちゃったねえ~”と急になんだか親近感がわき、仲間入り(デブの)となったブリちゃんに見入ってしまったおかげで遅刻しちまった。
The National Breau of Economic Research が2007年12月からアメリカはResession(不況)に入っていたと発表した。 アメリカでは1950年から11回のrecessionが平均10ヶ月間に渡り続いたとのこと。
”今更言われなくても分かってるわい!”というのが周りの意見。
さらに”recession”じゃなくて”depression(恐慌)”じゃないのか?という意見も多い。
景気の衰退。底はまだ見えない。どこまでいくのか、底なし沼。
スタバのカップがクリスマス仕様になった。
recessionだろうが、depressionだろうがクリスマスはやってくる。
7月には5ドルに近づいていたガソリンの価格が急落を続けている。
Costcoでは1ガロン1.78ドルだった。
要因はもちろん原油価格の下落と、不況による需要の低下。
1年半前にアタシがUSに来た時は確か2.50ドル台だったので、こんなに安いガソリン代を見るのは初めてである。
倒産して閉店セール『GOING OUT OF BUSINESS SALE』をしている店があちこちに見られる。
例えば『Shoe Pavilion』。
ケチ師匠肉まん大国おばちゃんによると『Shoe Pavilion』の閉店セールは”行ってよし。買って良し。”とのことである。
一郎爺はここで柔らかい皮の靴を買った。寿司小国では2-3万円するらしい。
40ドルなり。
この店『Steve&Barry's』も1月でつぶれるらしい。
NYPD(ニューヨーク市警察)のTシャツ XLサイズを”ねえちゃん”の彼氏(しょうちゃん)へのクリスマスプレゼント用に買った。4ドルなり。
そして、極めつけは『Mervyn's』。
庶民に長年親しまれてきたデパートが消える。
『Mervyn's』はカリフォルニアを中心に175店舗を展開するデパートメントストアである。
1949年にMervyn Morris がSan Lorenzoで第一号店をオープンし、最盛期には16州に渡り300店舗 33,000人もの従業員をかかえていた。オーナーが現在のTargetに経営権を譲り、その後2005年に個人投資家グループが買い取ってから、他州の店舗をクローズするなどして経営の建て直しを図っていた。
バービーが50%引きになっていたので、バービー大好きT子ちゃんへのクリスマスプレゼントに買った。10㌦なり。寿司小国への送料の方が高いかも・・・?
節約しなければならないのに、セールというお祭りに踊らされているアタシ。
ケチ師匠肉まん大国人おばちゃんにの情報によると、『Mervyn's』は在庫一掃セールにもかかわらず”全然安くない。わざわざ足を運ぶ必要は無い。”とのことである。
そんなこと、今頃言われても遅いし・・・。
18000人の『Mervyn's』従業員が職を失う。
シングルマザーや子供の多い従業員はどうするのだろうか。
すぐに次の職が見つかるとは思えないし・・・。
それなのに、容赦なくクリスマスはやってくる。
危急存亡の秋から危急存亡の冬へと季節は移り変わる。
一筋の希望の光はこの人。
神様仏様小浜様。。。?
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