2008年12月3日水曜日

危急存亡の秋から冬へ 『GOING OUT OF BUSINESS』

今朝、ABCテレビにブリちゃん(Britney Spears ブリトニー・スピアーズ)が生出演して本物のサーカスみたいなセットで皮膚呼吸できなさそうなピチピチのパンツで歌ってた。(実際には口パクだった?)

”あらまあ、ブリちゃん太っちゃったねえ~”と急になんだか親近感がわき、仲間入り(デブの)となったブリちゃんに見入ってしまったおかげで遅刻しちまった。





The National Breau of Economic Research が2007年12月からアメリカはResession(不況)に入っていたと発表した。 アメリカでは1950年から11回のrecessionが平均10ヶ月間に渡り続いたとのこと。



”今更言われなくても分かってるわい!”というのが周りの意見。
さらに”recession”じゃなくて”depression(恐慌)”じゃないのか?という意見も多い。
景気の衰退。底はまだ見えない。どこまでいくのか、底なし沼。



スタバのカップがクリスマス仕様になった。

recessionだろうが、depressionだろうがクリスマスはやってくる。













サンタも・・・。












7月には5ドルに近づいていたガソリンの価格が急落を続けている。
Costcoでは1ガロン1.78ドルだった。
要因はもちろん原油価格の下落と、不況による需要の低下。
1年半前にアタシがUSに来た時は確か2.50ドル台だったので、こんなに安いガソリン代を見るのは初めてである。












倒産して閉店セール『GOING OUT OF BUSINESS SALE』をしている店があちこちに見られる。
例えば『Shoe Pavilion』
ケチ師匠肉まん大国おばちゃんによると『Shoe Pavilion』の閉店セールは”行ってよし。買って良し。”とのことである。


一郎爺はここで柔らかい皮の靴を買った。寿司小国では2-3万円するらしい。

40ドルなり。












この店『Steve&Barry's』も1月でつぶれるらしい。
NYPD(ニューヨーク市警察)のTシャツ XLサイズを”ねえちゃん”の彼氏(しょうちゃん)へのクリスマスプレゼント用に買った。4ドルなり。























そして、極めつけは『Mervyn's』
庶民に長年親しまれてきたデパートが消える。










『Mervyn's』はカリフォルニアを中心に175店舗を展開するデパートメントストアである。
1949年にMervyn Morris がSan Lorenzoで第一号店をオープンし、最盛期には16州に渡り300店舗 33,000人もの従業員をかかえていた。オーナーが現在のTargetに経営権を譲り、その後2005年に個人投資家グループが買い取ってから、他州の店舗をクローズするなどして経営の建て直しを図っていた。














バービーが50%引きになっていたので、バービー大好きT子ちゃんへのクリスマスプレゼントに買った。10㌦なり。寿司小国への送料の方が高いかも・・・?

節約しなければならないのに、セールというお祭りに踊らされているアタシ。

ケチ師匠肉まん大国人おばちゃんにの情報によると、『Mervyn's』は在庫一掃セールにもかかわらず”全然安くない。わざわざ足を運ぶ必要は無い。”とのことである。

そんなこと、今頃言われても遅いし・・・。


18000人の『Mervyn's』従業員が職を失う。
シングルマザーや子供の多い従業員はどうするのだろうか。
すぐに次の職が見つかるとは思えないし・・・。

それなのに、容赦なくクリスマスはやってくる。

危急存亡の秋から危急存亡の冬へと季節は移り変わる。






















一筋の希望の光はこの人。


神様仏様小浜様。。。?

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