亀仙人の生き抜いた中国

ＥＳＬの仲間、上海出身の亀仙人７７歳は中国の近代革命期を生き抜いた人物である。

第二次世界大戦、度重なる内戦、1966年から10年間続いた毛沢東支配による『文化大革命』、そして鄧小平時代、さらに民主化運動・・・と激動の中国近代史を生き抜いている。

毛沢東が君臨した１０年間を彼は『Dark Age(暗黒の時代)』と呼んでいる。
理論が個人を全く否定し、民主的なメカニズムが存在しない社会主義社会。
強制労働は免れたものの、一切の言論の自由を失い、毛沢東の肖像を崇め奉る毎日だったという。
亀仙人は労働後の夜間ロシア語クラスで現在の奥さんと知り合った。

彼らの一人息子は中国という国を捨て米国に移住。
米国の市民権を得たのを機会に、息子は上海から両親を呼び寄せ、亀仙人夫婦も市民権を得て米国民となった。
社会主義国家を経験し、資本主義国家で生活することを選択した亀仙人一族・・・。
なんとも逞い人々である。

サンノゼには有難いことに牛丼の”吉野家”がある。
Beef Bowl 普通サイズ　３ドル２４セント

”つゆだく”って英語で何ていうのかしらね？
"Extra soup please?"かな？
けっこう美味しかったよ。
お米が日本と違うけど、牛丼の味だった。
でも、Ｙさん曰く、"毎日味が違うのよね～”。
誰もマニュアル通りに作らないらしいよ。
Ｂｅｎｔｏも売ってる。
今度買ってみようっと！