2019年2月19日火曜日

一郎爺、偉いぞシリコンバレー65歳バリバリ現役!

雨が続いたベイエリア。

明け方の4時33分、Guadalupe Riverが氾濫しそうなので、付近に住む人は避難してくれという緊急テキストで起こされました。

場所はWillow Glenだって、、、うーんと南の方か。



まとまった降水量や強風が原因で停電、浸水、道路は穴ぼこだらけ、川は氾濫、、、アメリカって、インフラ整備が貧弱よねー。


被害に遭われた方々には申し訳ないけれど、寿司小国の”豪雨”、”台風”、”ゲリラ豪雨”に比べたら、この程度の”強い雨”でガタガタになるってどうよ?と思うんですけどね。
確か2-3年前にも大雨で被害が出たけど、その時の教訓が生かされてないの? 対策が間にあってないんか? 予算がないの?


近所を流れるGuadalupe River
あと2マイルで河口(海)です

雑炊増水してます


ぶつくさ言いながらバイトへ出かけたよ。
道路の右側一車線が水に浸かって通れません。
駐車場も水にどっぷり浸かってます。
そして、職場ではインターネット(Comcast)が繋がらなくて大騒ぎです。電話もComcastですので不通。え?雨が原因?!
”雨”が降っただけで、インターネットが繋がらなくなるシリコンバレー? 

自然災害に対してのインフラ整備が出来てな~い!
”壁”の予算をどうのこうの言ってる場合じゃな~い!






2月7日は一郎爺の誕生日でした。
65歳!ひと昔だったら”ご隠居さん”です。
週末を利用してLA天然息子がお祝いに来ると言います。(愛妻Y子ちゃんは寿司小国へ一時帰国中)

ちょうど、職場のボスご家族やご近所さんをお招きして牡蛎BBQをしようと計画していたところだったので、ケーキを用意してついでにお祝いしていただいちゃいましょう。


皆さんが持って来て下さったお料理と、天然息子の巻いてくれた寿司ロール、そしてムール貝。エジンバラのMussel Innで食べたムール貝の再現を試みました。なかなか上手に出来ましたよ!


爺は老体に鞭をうち、自転車通勤を続けております。
アメリカには定年制度はありませんので(パイロットは例外と聞いた事があります)定年退職はしておりません。
退職する時期は自分で決めるそうです。

さあ、何歳まで現役で働けるのでしょうかねえ。。。
現在77歳のBernie Sandersが2年後の大統領選挙に出馬するかもって?(☝ ՞ਊ ՞)☝
一郎爺、まだまだ現役続行できるんでないかえ?

ただ、寿司小国の大企業で働いていた時に抱えていたストレス、、、意思決定の遅さや、会議の為の会議等々、とは全く違う次元のストレスがあるらしいですよ。

喋ってばかりで仕事しないアメリカ人が大きな顔しているらしい。( ಠωಠ)
そういう人に限って、有給使って休んでばかりで戦力にならないんだって…。

どの国でも、組織の中で働くって大変な事だよね。

2019年2月1日金曜日

『Where the Crawdads Sing』泣ける本でした。

Anyaの誕生日にTurkishトルコ料理店でランチ。
Mountain ViewダウンタウンのCafé Baklava

何年か前にも利用したことのある店ですが、値上がりしていてびっくり。
週末ランチは20ドル以下の物はほとんどありません。

Grilled Eggplant


Complimentaryで付いてくるピタパンと、それに浸して食べるオリーブオイルが美味しいので、お腹がいっぱいになってしまいました。

本来アペタイザーなのですが、Grilled Eggplantとご飯を注文しました。
Goat Cheeseを茄子の薄切りで巻いて焼いてあります。
トマトソースのお風呂に浸かっていて、これ美味しいです!
写真はありませんが、Sea Bass(スズキ?)のグリルもフカフカパリパリで美味でした。
一匹丸ごとグリルされてサーブされます。


土曜日のランチ時間帯なのに、お店は閑古鳥が鳴いていました。
経営は大丈夫なんでしょうか。。。頑張ってほしいです。







Castro St.のお家賃がバカ高いのでしょうか、、、お店の入れ替わりが激しいですね。
いつのまにかParis Baquetteがオープンしてます。
古本屋さんだった場所かな?

角のショップが閉店してました。
レトロな小物やお菓子が並んでいて、面白い店だったのに、、、買い物したことはないけどね。












のめり込みましたよ、この本。
没頭して読んだので寝不足ですわ、、、。


1969年。物語のプロローグはNorth CarolinaのMarsh Land沼地で、街の元フットボールヒーロ― Chase Andrewsの死体が見つかることから始まります。”Marsh Girl"が犯人だという噂が広がります。Marsh Girlと呼ばれているのはKya Clark。彼女が6歳の時に、酔って暴力をふるう父親に耐えかねて、母親や兄姉達はMarsh湿地の掘っ立て小屋の家を去って行きました。10歳の時には父親も町に行ったきり、小屋には戻ってきませんでした。


孤独と喪失感に苦しめられながら、いつか母親が帰ってくることを信じ、Kyaは独りで湿地で生き抜いていきます。小学校ではいじめにあい、一日で行かなくなります。その後は街や街の人々を避けてMarshで生活していきます。
唯一、Kyaの事を気にかけて親切にするのは、黒人のJumpin’とその妻Mabel。マリーナのガソリンスタンドを営業するJumpin’に、Kyaは採ったムール貝と引き換えに食料品や生活必需品をもらい生きていきます。
Marshに生息する野生生物や植物への情熱を共有する少年Tateと知り合い、読み書きをおしえてもらうKyaでしたが、友情が恋愛感情へと変化していき・・・。


North CrolinaのMarsh Landがどんな場所か知りませんが、沼地/湿地の風景や潮風やカモメの鳴き声や葉っぱが落ちる様子まで、まるで自分がその場所に居るかのような錯覚に落ちていきます。


エンディングがしっくりこなかったのが残念ですが、心に残る作品でした。