2010年11月21日日曜日

一郎爺『阿部寛』化計画

こちら発売されたばかりのBarbieバービーとKenケン。
題してJapan Barbie® と Japan Ken®だって。

そのまんまやん。





















よく見ると(よく見なくても)何か変だ。




















Japan Ken®はかなり根本的に変だ。

Barbieはちょん切ったミニ着物をべろーんとだらしなく着ている水商売姐さんみたいだし、Kenに至っては違う。ちがーーーーーう!

”これのどこがJapanなのーーーー”と叫びたくなる。
Japanなのは持っている日本刀だけ。(細かいんだけど刀の鞘はどこなの?)
しょせん寿司小国Japanのイメージなんてこんなもんか。




先日ウクライナ人とスウェーデン人クラスメイトに聞かれた話。


?Tea Ceremony茶の湯はGEISHA芸者がするんだろ?

?Takeshi Kitano北野武の映画みたいにYakuzaヤクザが街中にゴロゴロしてるんだろ?

?お前以外はガリガリに瘦せてるんだろ?(ほっとけ)

そう。外国人が思い浮かべるJapan なんてしょせんこんなもんなんだ。





それにしてもMATTEL社は次から次へと新作Barbieバービーを発表して楽しませてくれる。
http://www.barbiecollector.com/shop











お気に入りのドラマMad Menの主要キャラも1960年代のファッションで登場。 http://www.amctv.com/originals/madmen/
細部に渡るまでドラマの登場人物を再現していて、まさに大人のコレクターの為のラインアップとなっている。欲しいぞ~。


一昔前はリカちゃんやジェニーちゃんと同じ着せ替え人形だったバービーだが、おもちゃの域を超えてしまった。

そうだ。

シリコンバレー版Kenとか発売したら?
題してGeek Ken!(オタクKen)
AppleアップルのSteve Jobsスティーブジョブスをモデルにして、彼がステージ上で製品発表をする時の格好で(Tシャツをジーンズの中に入れるという、So yesterdayなファッション)手にはiPad持たせる。

MATTELとAppleがタイアップして世界各国のAppleストアーで売るのよ。
誰も買わないか・・・。



Steve Jobsだけでなく、ここシリコンバレーではIPOで莫大な現金を手にしたラッキーな人々や、ラッキーを夢見る人々が、思い思いの格好で闊歩している。
定番はTシャツ、ジーンズかチノパン(短パンも多い)、足元はビーサンかスニーカー。
一郎爺もヨレヨレのシャツにほつれたチノパンで自転車通勤する。
お世辞にも頭脳労働者には見えない。

いくらなんでも、その歳でその格好はみすぼらしいだろう・・・ということで、一郎爺には突貫工事で『阿部寛』になってもらうことになった。

子供達からの提案でTommy Hilfigerの赤いジャケットを購入。

そうそう。歳を取ってからは明るい色を着なくちゃねー。















サンディエゴ天然息子のお下がり(おあがり)Calvin Kleinジーンズに合わせると、それなりにお洒落さんに見える。


是非 この際帽子をオーダーメイドすると言って聞かない娘を"寿司小国ドレスコードとは異なる"と説き伏せ、帽子は無し。



しかし、頑張ってコーディネートした ”なんちゃって阿部寛”セットは3ヶ月経っても箪笥の肥やし(クローゼットの肥やし)となっている。(;д;)

爺は現在台湾に出張中だが、着ていったのは定番よれよれチノパンと横縞ラグビーシャツに娘→息子→おあがりのユニクロのキルティングジャケットときたもんだーーーー!ヾ(`Д'*)!!

飛行機に乗るんだし、もう少しましな格好でお願いしますよー。



かくして、一郎爺『阿部寛』化計画は失敗に終わった。

2010年11月11日木曜日

Silicon Valley Marathonシリコンバレー・マラソンとチキチキボーンの肉体的関係

10月31日、ダウンタウンDean Karnazes Silicon Valley Marathon 5キロの部で張り切って走ってきた。 32分もかかっちゃった。
全然だめだね・・・。 やっぱ重たいからなあ。体重。
http://www.svmarathon.com/index.html

















26分越えた時点でSTAR WARSダース・ベーダーのテーマが流れるようにiPodのプレイリストに設定。
ダースベーダーが聞こえてきたら『やばっ!急がなきゃ!』となり、ピッチを上げるという作戦だったのだ(すごいだろ?えっへん!)。

ところが途中でNike+の音が鳴らなくなった。
本番に壊れるなんて、なんてこった。

まあ、遅かったのはNike+のせいではないんだけどね。






ハロウィーンコスチュームコンテストも企画されてるから”衣装”を用意しなくちゃ、、、ということで、レース前々日金曜日の帰り道、あちこち期間中だけオープンするハロウィーンストアに寄ってゲットすることに。 















Tomoちゃんはバニーガール、ハーフマラソンを走るSiriちゃんはタイ出身だから象の格好で走るらしい。 


思わず昔、渋谷駅前で目撃したオウム真理教・麻原 彰晃とその仲間の象さん踊りが脳裏によぎる。
♪しょーこ、しょーこ、しょこ、しょこ、しょーこ。あさはーーーらしょうこう♪ あの時の象さん扮装は何の意味があったのだろう?
ハロウィーンだったの?
いやいや、選挙活動だったよなあ。



















乳牛の着ぐるみに決めた。
なんだよ。小さいサイズがないんだって。。。
じゃあAVATAR姐さんになる?それほど(横に)伸びないらしい。
じゃあ、ツタンカーメン。え?49ドルもするの?ありえん。
ジェーソン?トイストーリー?パイレーツオブカリビアン?

はあ。もう面倒くさくなっちゃった。




















結局、衣装選びに大幅に出遅れたため、参加者に配られるスポンサーNorth FaceのTシャツ着て地味に走ることにした。



写真はこの大会名Dean Karnazes Silicon Valley Marathonの、鉄人Dean Karnazes 様。






















ウィキペディアによると、彼は135 miles nonstop across Death Valley in 120°F (49°C) temperatures, ノンストップで49℃のデスバレー217㌔を駆け、a marathon to the South Pole at −40°F In 2006, -40°Cの南極でマラソン。 He ran 50 marathons, in all 50 US states, in 50 consecutive days, finishing with the New York City Marathon, which he completed in three hours and thirty seconds. 50日連続で50の州でマラソンを走り、最終地ニューヨークマラソンを3時間30秒で走ったそうだ。


実際に目の前で見た鉄人Dean様は小柄(165cmくらいか?)ちっちゃくて細いおっさんだった。
彼のふくらはぎは、後ろから見ると“はずれのチキチキボーン”みたく、筋張っていて贅肉なし。

説明しよう。我が家で手抜き弁当のおかずに頻繁に登場したチキチキボーン。たまに“これはないだろう・・・”という位細くて食べる部分がほとんどないチキチキボーンが見つかる。 “はずれのチキチキボーン”である。












沿道の住民やボランティアの人々が応援してくれるし、ところどころに給水所があり、こんな風にウェイターさんの扮装のお兄さんがお水をくれる。












やっぱレースは楽しい!
写真は一緒に5キロを走ったRichard,Tomoちゃん,Rafe(Tomo旦那)とデブ不良おばちゃん。一郎爺撮影。
次回は3週間後、Thanksgiving Day サンクスギビングの日、Mountain View Shoreline ParkマウンテンビューでのAmazing Race。http://www.active.com/running/mountain-view-ca/amazing-race-2010#Summary
雨が降らないといいけどな。
次の目標がないと、すぐに怠けて『座敷ブタ』化してしまうから走ろうっと。

2010年11月4日木曜日

緊急告知 お嬢も登場 11月2日発売『銀座本』買うべし! 『新・手みやげを買いに』は絶賛発売中! もちろんこちらも買うべし!

普通のガイド本・情報誌ではございません。




















絶賛発売中『銀座本』 『新・手みやげを買いに』 




















関西ではファンの多い”京阪神エルマガジン社“が東京、それも銀座ど真ん中に進出だ。

















独自の切り口。丁寧な取材と構成。
見ているだけでよだれが垂れてくるインパクトのある写真。

















便利になりすぎている世の中。
こんなまったりとした丁寧なつくりの本っていいんじゃないか。





















どちらもお嬢が編集アシスタント(?)として、でかい足と丈夫な胃袋と舌で厳選(をお手伝い)した美味しいお店の情報・素敵な人々がてんこ盛り。


エルマガさんなら…と取材に応じてくれた通常取材拒否のお店もあるのだとか。各々の店の歴史や背景、店主の人柄や笑顔…。昔からある日本の良さを感じる品物がたくさん掲載されている。

決して手前味噌ではございません。
この会社の雑誌に惚れたお嬢は、EXILE(!)の雑誌編集のお仕事をお断りして、この編集部に入れてもらったのだ。

仕事で美味しいものが食べ歩けて素敵な人々と出会える。
知的な刺激と満腹なおなか。
かくも幸せな職を見つけたもんだ。

いざ、本屋へゆかん。
え?立ち読み? 
いかんいかん。
京阪神エルマガのMeets は隅々まで読む本。
ほうじ茶でも煎れて天津甘栗でもつまみながら、まったりと家でたのしんで欲しい。

デジタル化とか言われているが、この本を手に取り古きよき日本文化を再確認してほしい。















注:『銀座本』の中に、お嬢が自ら広告モデルをやってます。
4丁目交差点で競馬新聞を持って“えへへ…”と立ってます。
え?モデルもやるのかって? いえいえ。広告主が経費削減の為”そこのお前でいいや“となったただけのこと。 えへへ・・・