2010年8月26日木曜日

捨て色&挿し色→ウォーリーを探せ→虹色トランクス

10ドルのサラダ如きでおったまげて仰天している、器は小さいが胃袋は大きい不良オバハンは次の日もStanford Univ.スタンフォード大学へ。

夏休み中だからなのか土曜日だからなのか、観光バスが続々と円形芝生The Ovalのぐるりに乗り付けていく。
バスから吐き出されてくるのはキムチ帝国と肉まん大国人の学生や家族連れ。
実際に目標とする大学を訪ねて、モティベーションを上げているのか?

さらには、ここはラスベガス(?)かと一瞬間違うほどのリムジンの行列が続く。









後ろから見るとピックアップトラック。








車内から出てきたのはド派手なショッキングピンク金銀刺繍ドレスのメキシカンっぽい花嫁さんとご一行様。







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え?どう見たってあんた、あんたまだ子供でしょーーー?
14ー5才にしか見えないんですけど?





どうやら、白パンツの男の子が花婿であると思われる。
七五三かい?子供達だけで何してんの?
お母さんとお父さんはどこ? 








”ピックアップトラックの前後をぶった切って胴体長~~くしてみましたリムジン”は、ドアの開き方がおっとどっこいカッコイイ。
















上から下までお揃いのドレスを着たbridesmaids達。
『やだ~。ドレス下がっちゃった。あんた乳見えてるわよー。上げとかなきゃ見えちゃう~。よいしょっ!』と言ったかどうだかは知らないが、、、。

















どこを目指して行くのか・・・。
続々とカップルがどこからともなく湧いて来る。

こっちの花嫁さんも原色ドレスだ。
原色ドレスを気合で着て似合ってるからすごい。







もしも、寿司小国でゴールド×パープル×イエローのドレスを結婚式で着たら”まあ、お品がないザマスっ!"と後ろ指を差されるのだろうな~。

ばっちり黒スーツできまっているアフリカン・アメリカンお兄さんたちご一行様。







花嫁花婿他が歩いて目指すのは、、、










記念撮影。
ここStanford Univ.は写真撮影のメッカなのだ。






















大人の雰囲気ベトナム系カップル。


























OMEDETO!

それにしても、寿司小国では”挿し色”とされる原色を、全身に纏うこの国の人々。
和紙の風合いや『挿し色』や『捨て色』といった様な感覚がない。
青い空には原色が合うとは思うが、これほどまでに違うのね。
色彩感覚の違いに愕然とする。
『捨て色』:ある色をひときわ鮮やかに見せたり、より効果的に印象づけたりする為に使う。 目立たない、捨てたようにさりげなく施していて、実はとても必要な色、なくてはならない色の事。 
これって寿司小国人の世界に於ける存在そのものじゃない? 
”目立たないけど、なくてはならない”YES!がんぱれニッポン!
こちらも原色が氾濫するSan Jose Jazz Festival
ダウンタウン一帯を歩行者天国にして3日間、街はJazz,Blues,Salsa一色。
残念ながら、お目当てのアーティストたちの演奏は聞けなかった。
入場制限よ・・・。
甘く見ていた。
だって、2年前はこれほどの人出(3日間で10万人強)ではなかった。
House of Carribbean のCajun Foodが食べたかったのだが長蛇の列。
諦めて仕方なくJohnny Rockets のバーガーをテイクアウト。
味は・・・普通。
本日のお洒落さん断トツナンバーワンはこの人!
赤とシロのボーダー、赤のハンチング、写真には写っていないが赤のコンバースで完璧だ!!!!!ひとつ間違えれば”ウォーリーを探せ!”になっちゃうのに、スゴイ!
そして、本日一番楽しんでいたと思われるのはこの人。
レインボーカラー虹色トランクス(Gayゲイの方でしょうか?)のトランクスがキュートなこのおじさん。
童心に帰って(?)一心不乱に水遊びだ。
ち、ちめたーい!あそこが。

Bay Areaベイエリアにはレインボーカラー虹色がぴったりかも。
レインボーカラー万歳っ!ヽ(*´∀`)ノ

2010年8月19日木曜日

バイバイKちゃん→関西のおばちゃん人魚になる?→$10のサラダ

寒いです・・・。
ぶるぶる・・・。

今年のカリフォルニアの夏は朝晩は上着が手放せない冷夏となっております。 バーベキューではジャケット必須。

先日のKちゃんの送別会(Nagibaの家)ではあまりの寒さに野外から部屋の中へ移動して食べたほどです。























Kちゃんは金曜日のエーゴのクラスで知り合った寿司小国人です。
エーゴが達者なKちゃんのことを勝手に『永住組』だと思い込んでいたのですが、実は彼女『駐在組』だったのです。
ご主人の3年間の任期が1年延び、2年延び、結局8年間もベイエリアにいることになってしまったのだとか。

勉強熱心で理知的なKちゃんはクラスでも人気者。

”帰国できるのは嬉しい半分、8年も住んでいたアメリカを離れるのも寂しいし、不安である。”とKちゃんは言います。

ポジティブ4割、ネガティブ6割といったところだそうです。

ポジティブは?生まれ育った故郷で親戚家族友人達に囲まれて暮らせる、何を食べても美味しい等々。

ネガティブは? 故郷に帰れるのは嬉しい反面で、寿司小国での人間関係煩わしい、外見に気を使うのが面倒くさい、蒸し暑いし激寒い、毎日ゴルフが出来ない、なんでも値段が高い、レストランで出てくる食事の量が足りない(Kちゃんは瘦せていますがアメリカ人並みの大食漢です)、家が狭い 等々。

いろんなレストランを探検して回ったメンバーのひとりのKちゃんが帰国してしまうのは悲しいけど仕方がないよ、Kちゃん。 

・・・ということでKちゃんの送別会をした訳なのですが、8月中旬の帰国予定が2週間伸び8月末に。
そしてまた2週間延びて9月末に変更 !?(゚〇゚;)。
さらに2週間延びて9月末になったとか・・・。
これって
これって?
もしかして駐在が延びるのかな?
ワーイ!ヽ(^◇^*)/
それとも駐在が延びる度に”送別会という名の飲み会”が出来るってこと?







所用で金土2日連続Stanford Univ.スタンフォード大学へ行ってきました。

Cantor Art Centerにはいつ来ても、『ほえ~』ってなります。
重厚感、歴史、静けさ、空間、完璧な配置・・・。

























ロダンの『The Thinker考える人』は旅行中(他の博物館に貸し出し中)で不在でした。


















今回特別展示の『Mami Wata: Arts of Water Spirits in Africa and Its Diasporas』が面白かったー!














Mami Wataとはアフリカ&アフリカ移民が描く半魚人すなわち人魚のこと。


強烈な色彩と肉感的な人魚たちは、時には色っぽい魔性の女、祭祀、蛇つかい、豊かな海の母として描かれているます。




















このギンギラ個性と力強さはメキシカンかブラジルか、はたまた関西のおばちゃんか?























伝統的・古典的な常設の展示品と、特別展Mami Wataとの対比が面白かったです。

いや~、いつ来ても楽しませてくれます。
ありがとCantor Art Centerさん!
無料だし・・・。o(*≧◇≦)o


しかし、しかーし、ここからが良くなかったのです。

美術鑑賞したらお腹が空いた。
1人なら愛車花子さん(車)のトランクに入れてあるシリアルバーとポテチで我慢するところですがお連れさまたちがいる手前、それはままなりません。

















以前にここのCafeでお茶したことがあったので、美術館併設のCool Cafe で食べることにしました。

















オーガニックSummer Saladというランチメニューを頼んでみました。
いんげん、コーン(フレッシュコーンです、缶詰ではありませんぞ)、プチトマト、プチレタスにハーブのサラダに雑穀パンが一切れ。
色取りの良い夏野菜のサラダです。


でも、あまりにも上品すぎて、2分で食べ終わってしまいました。
『こ、これだけ?これで10ドル?おかわり!おかわりちょうだい。』
((((ヽ(`Д´)ノ 

2010年8月10日火曜日

キタ━(゚∀゚)━!!!!! TARGETターゲットど真ん中に的中だ━!

昨年に引き続きSan Jose State Univ.サンノゼ州立大学キャンパスでTARGET主催 『Target Summer Pops ターゲット・サマー・ポップ』に行ってきました。















お目当ては地元ピアニスト Jon Nakamatsu ジョン・ナカマツ。
遅咲きながら大活躍中人気のピアニストです。

Symphony Silicon Valley シリコンバレーシンフォニーが毎回ゲストを迎え、3週間に渡り週末に計5回無料コンサートを行います。その初回にNakamatu氏が演奏すると聞いては行かなくては。

昨年は始まる直前にノコノコと行ったために会場の隅っこで我慢したので、今回は早め行って良い場所をがっちり確保。















ピアノ側前方、肉眼で鍵盤が見える場所へ陣取ります。
どこからともなく続々と湧いて来る人々・・・。
















皆さん持参した椅子やブランケットを芝生に敷き、場所取りをします。 
ここアメリカでの「場所取り」はパワーゲームです。 


寿司小国での常識では考えられないほど、図々しい&行儀が悪い人々が多いこの国。


ちょっとでも隙間があれば、人の前であっても遠慮なくどんどん”ここ良いわよねー”と入り込みます。















ぺらぺらダンボールを置いて場所を確保した後、ご飯を食べに行ったか、一旦家に帰ったか、このスポット。















戻って来たら、場所は無かったのであります。
Humpty Dumpty ハンプティーダンプティー体型のおじさん・おばさんは、置いてあるダンボールにもかかわらず”誰もいなないからいいじゃないか”とダンボールを放り投げて場所横取り・・・。
















図々しさも、ここまでくると非常識((((ヽ(`Д´)ノ。

こういう人々に限って日曜日には教会へ通う敬虔なクリスチャンと名乗っていたりするのでキリスト様は泣いています。

汝横取りすべからず・・・。



いつも車に乗せてあげるブルガリア人SLAVAに会場でばったり会いました。
旦那さんとはぐれてしまい迷子になったのだとか・・・ 。

”この広い会場の中、どうやって旦那を探すねん!”と寿司小国語でブツクサ言いながらも一緒になって旦那さんを捜索してあげます。


10分後、旦那発見。

ちゃっかりピアノの真ん前にsqueeze in 割り込んで座っていましたよ。
図々しいのはアメリカ人だけじゃない┐('д')┌ 。









本日はAmerican POPS アメリカンポップスと銘打っているだけに、聞きなれたナンバーばかりです。
The Magnificent Seven荒野の七人のテーマは素晴らしかった。
広大な大地を馬で駆けて(乗れないけど)拳銃ぶっ放して(撃ったことないけど)いる気分になりました。

名曲ですな~ヽ(*´∀`)ノ 。
















演奏曲
Craig Bohmler :Overture 1-5-0
Duke Ellington :Take the A Train
Aaron Copland Rodeo: Saturday Night Waltz & Hoedown
Leonard Bernstein :Mambo from West Side Story
Elmer Bernstein :The Magnificent Seven
John Williams :Raiders of the Lost Ark



待ってました!Target赤Tシャツを着たキュートなJon Nakamatu氏登場。
Rhapsody in Blueの演奏に吸い込まれます。















演奏中に気になって仕方がなかったことがあります。








Targetのロゴがデザインされた舞台に立つパーカッション担当スキンヘッドおじさん(写真矢印)。















気になっていたのは、”おじさんの頭がもうちょっと右に来ると、Targetマークのど真ん中なんだー”ということであります。



もうちょっと右。あとちょっとなのーーー。
痒い、かゆい、カユイーーーーっ!















キタ━(゚∀゚)━!!!!! TARGETターゲットど真ん中に的中だ━!
( ´△`)ああー、すっきりした。















Targetのお陰で今年も野外無料コンサートを楽しむことが出来ました。

しかし!しかーし、全米に展開するこの会社(本社Minnesota)が、最近$150,000を過激な同性愛者政治家とグループとへ献金したという事実は衝撃的でした。(*`д´)b NO!記事:http://gayrights.change.org/blog/view/targets_150000_donation_to_fund_anti-gay_politics

短絡的な発想かもしれませんが、Targetで買い物をするのを止めようかと思っております。
でも、Targetは最近Fresh Grocery生鮮食料品が充実し、パンや卵、種類は少ないですが野菜や果物まで売っているので便利になりました。
近所のNorth Firstに新店舗が10月オープン予定とのこと。オープンが楽しみです。(おいっ、ボイコットするんじゃあなかったのか?)

この金曜日から3日間に渡りダウンタウン一帯はJazz一色に染まります。
入場料は一日券が15ドル。
ただ、スポンサーがAT&Tとなったのが気に食わない不良おばちゃんです。
フェスティバルの名前もAT&T San Jose Jazz Festivalと変わっています。
スポンサーがなかなか集まらなかったとは聞いていますが・・・。
AT&Tが大嫌いな理由はまた今度・・・。