2010年12月29日水曜日

イエローモンキーの母、ラスベガスを爆走

荘厳グランドキャニオンの夕焼け。


































澄み渡る空気と静寂の中、刻々と変わっていく美しさに息を呑む。
『Mother Nature母なる大地』とは良く言ったもんだ。
太古の昔、ホピ族やナバホ族が反対側の崖の上で”のろし”を上げたんだろうか・・・。
グランドキャニオンの起源は今から7000万年前、この一帯の広い地域がカイバブ・アップリフトとよばれる地殻変動により隆起したことに始まる。 約4000万年前、コロラド川による浸食が始まる。峡谷は500万年前にほぼその全容を現し、現在見られるような峡谷になったのは、約200万年前である。
ひょえ~。


ピンボケてしまったが、こちらがEl Toverのオーナーだった、Fred Harvey氏の肖像画。(2階に上がる階段途中に掛けてある)

クリスマスの時期になると、玄関ホールや2階ホールに幽霊としてお出ましになるんだとか・・・。



















この夜も2階ホールで地元の合唱団とオーケストラによるクリスマスコンサートが開催されたのが、なんとなく誰かが後ろに立っているような気がしてふり返ると、、、誰もいない? OMG!
因みにこのホテルは100年以上前(正確には1905年)に建てられた為に、バリアフリーではない。2階、3階に上がる階段 をふーふー言いながら辛そうに荷物を運ぶシニアの方々が多くみられた。


ホテル玄関のすぐ前にあるHopi House

建築家Mary Colter女史の作品のひとつ。(他にBright Angel Lodge, Hermit's Rest, Lookout Studio, Desert View Watchtower等)











渓谷に溶け込むような素材とデザイン。一階はネイティブインディアンのショップとなっており、ジュエリー、手織物、ドリームキャッチャー、籠、どれも欲しいものばかり。
2階は小さいインディアンアートのミュージアムとなっている。

Desert View Watchtowerに向かう途中で見つけた道路標識はマウンテンライオン? これまで色々な標識を見てきたけど(クマ、シカ、トナカイ、牛・・・)これは始めて見たよ。









タワーからは、真下にコロラド川が見える。まさに圧巻。
タワー内に描かれた壁画がポップで面白い。

















階段がぐるりと螺旋状に巻いている(へびもとぐろを巻いている)天井を見上げると、ここにもなにやら描かれている。







































我が殺風景な部屋の壁に、思いっきりポップなインディアンアートを描いてみようかしらん。。。












旅行中、サンディエゴ天然息子は姉ちゃんにウサギの被り物をかぶってもらい色々な場所で撮影している。

大学の課題なの?

















これって『アート』なんでしょうか? 後で編集するらしいのですが、、、。
おばさんにはわかりましぇーーん。


そうそう、ラスベガスでは5人でCirque du Soleil®シルク・ドゥ・ソレイユのMystèreミスティアを観たよ。

以前観た『KA』が上級者向けならば、Mystèreは一般的で分かりやすく文句なしに楽しめた。

なにせ前から二列目というベストな席。
パフォーマーの鼻息が感じられる程の至近距離でショーを楽しめたのは、あたくしの健脚のおかげなのよっ!(アタシの方が鼻息が荒い)

だって、Tix 4 tonight が開く10時を目指して走り ⇒ 列に並び ⇒ category 2という、通常99ドルの席をTIのBuffetバフェ割引き券も含め80ドルで5席分ゲットよ。
イエローモンキーの母、ラスベガスを爆走!(イエローモンキー・オリジナル爆走バージョンはこちら

Tix 4 tonightとは、当日の 割引された(売れ残った)チケットを割引価格で買うことができる店です。 Buffetブッフェも平日なら ここで割引料金で買うことができます。但し、手数料は必要よ。

因みにこの日は土曜日だったこともあり、Tix 4 tonightへの割り当て(要するに売れ残り)はたったの30席だって言ってた。

安くチケットを買えたからと、ここで安心してはいけない。これからが勝負よ。

Fashion Show MallのTix 4 tonightから、TI(Treasure Island) のMystère Box Office へ走る走る。 急がないと良い席が取れないよーーー。
ラスベガスにはランニングシューズを持参で来るべし。

このカウンターで席を選び、本物のチケットを発行してもらってはじめて一連の苦労が報われるのだ。

割引きで買えた分の差額は、もちろんあっという間にギャンブル代に消えたとさ。

天然息子は、”その幼い風貌からティーンエージャーに間違われてカジノからつまみ出されるに違いない”というアタシの予想を裏切り、無事にギャンブルに参加できた。 参加できたというより、稼いでいた。 奴の稼いだ金で5人分朝食Buffet代が出た。 ビギナーズラックだろうけどね。

Wynnの交差点を東に数マイル行くと、Ranch99なども並ぶギンギンギラギラ竜宮城チャイナタウンが出現する。 その一角にあるのがMonta

普段食べつけないホテルのBuffetを食べまくり、どうにもこうにもラーメンが食べたくなった5人が向かったのはラーメン屋Monta。

ああ、本格的なラーメンがラスベガスで食べれるなんて至極の幸せ!

やっぱ、〆はラーメンだよなー。(醬油か醬油とんこつがおススメ)

ホテルの豪華Buffetよりラーメンの方がいいや。

2010年12月19日日曜日

『でこぼこコンビ』ラスベガス・グランドキャニオンで食い倒れる・・・の巻

年齢差50歳以上。

身長差20cm以上。


究極の凸凹デコボコ・コンビ、我が母”強烈火の玉ばあさん”と、我が娘”女王様キャラ、アメリカンサイズ姉ちゃん”がLAX Los Angelesロスアンゼルス国際空港へ降り立った。 

まるで新種のお笑い芸人コンビ。


二人の共通点は”自己主張が強い”ことと、”食欲が半端じゃない”こと。

期末試験が終わった”サンディエゴ天然息子”、と一郎爺&不良おばちゃんが揃ってお出迎えだ。

これからLA⇒LVラスベガス⇒Grand Canyonグランドキャニオン⇒LVラスベガス⇒LA 8日間の旅が始まる。


ミニバンをレンタカー屋で借りて、長距離を移動する。

早速ラスベガス観光&買い物を楽しむ”女王様キャラ、アメリカンサイズ姉ちゃん”と、お付きの通訳兼荷物持ち”サンディエゴ天然息子”。



















姉ちゃんはMarc Jacobs、Gucci、Victoria's Secret、Timberland、American Apparel、H&M、Coca-Cola Store、等でお買い物。


今回の家族旅行は不良おばちゃんの個人的好みを言わせてもらうなら、ハワイ島に行きたかったねー。オアフ島にしか行ったことないんだ。 LVとグラキャ二には去年も行ってるし・・・。去年の様子はこち


でも、我が母”強烈火の玉ばあさん”の鶴の一声

『死ぬまでに行ってみたいのグランドキャニオン!』

『冥土の土産にグランドキャニオン!』には勝てっこない。















早速 ラスベガス名物Buffet食べ放題の嵐だ。

姉ちゃんは食べる食べる食べまくる。

婆ちゃんも負けずに食べて食べて食べまくる。

天然息子も普段バイト先の”なんちゃって寿司小国レストラン”の「賄い」で食いつないでいるウサ晴らしの如く、ピンポイント高級食材狙いで攻める。



やっぱりWynnのThe Buffetは美味しいし目にも美しい。


ジューシーでとろける程やわらけえ(失礼)プライムリブ食べ放題なんて幸せ・・・。


WynnのThe Buffetは入り口のデコレーションも思わず写真を撮りたくなるかわいさ。

















Bellagioベラッジオも期待してなかった割には豪華で食べ応えのあるBuffetだった。














































LVに行くならオフシーズンの時期を狙うべし。
人気Buffetには並ばずに食べれるし、ホテルは安い。
Bellagioベラッジオになんと120ドルで泊まれたよ。





グランドキャニオンの老舗ホテルEl Tovarの予約もオフシーズンだから余裕。
一度泊まってみたかったの、ここ!
なにせグランドキャニオンの崖からすぐというロケーションのよさ。















5人で連泊するからと、広い広いダイニングルーム付きのスイートルームに無料でアップグレードしてくれた。
偉いぞEl Tovar。
流石だEl Tovar。















しかし、ロケーションの良さは諸刃の剣・・・。

明日の新聞の見出しが思い浮かぶ。

アジア人ちんころおばちゃんグランドキャニオンにて行方不明。
El Tovarホテル宿泊中の寿司小国人滑落か?
同伴者の証言:夕焼けを見てくると言ってワイングラスを片手にフラフラ出て行ったのが最後に見た姿です。 気が付いたら朝になっていました。 すでにワインを1本空けていたので、かなり酔っ払って♪夕焼け小焼け♪を歌いながら崖から足を滑らせたのかもしれませんーーー!(号泣)

















気をつけろ。
酔っ払いには危険なホテルだ。
気をつけろーーーー。

2010年12月8日水曜日

UCSD=お代官様

毎月息子の大学から届く請求書、通称『脅迫状』の文面は大概こんな感じです。

UCSD Cashier's Office

UNIVERSITY BILLING STATEMENT
STUDENTS
MUST PAY ALL FALL 2010 REGISTRATION FEES BY FRIDAY SEPT 17TH.
IF YOU DO NOT PAY YOUR FEES, YOU WILL BE
DROPPED FROM CLASSES AND WAITLISTS.


何故か全部大文字。
超訳すると、
『判ってんだろうな?9月17日までに学費を支払わなかったら退学させるでー。 』





さらには、少しでも学費を支払うのが遅れた場合はこんな感じ。 (すっかり忘れてて2週間遅れただけなんだよー)Σ(゚д゚;)

Subject: UCSD - Important Fee Reminder  延滞通知 

Dear UC San Diego Student and Families: UC San Diego 生徒とご家族の皆様
As a friendly reminder, the deadline to pay your fees for Winter Quarter 2011 is approaching quickly. The deadline to pay registration fees is Wednesday, December 15. If you have recently paid your fees, please disregard this notice.

(超訳)
念のために知らせるんやけど、あんたんとこ学費支払ってないんちゃう?12月15日が締め切りっちゅうの!もしかして支払い済みだったらこのお知らせは無視してなー。

Please be advised that the University officially closes for business December 20, 2010 – December 31, 2010. We strongly recommend that all students make payment or make arrangements for payment of registration fees before December 15. Please also note that if payment is not received by the deadline, you will be dropped from your classes and wait lists.  

(超訳)
教務課は12月20日から31日まで休みになることを承知しといてや。 15日までに支払うか支払う手配することを強く勧めるでー。期日までに支払われてない場合は授業&キャンセル待ち名簿から削除するでー。要するに退学・除籍っちゅうことやな。覚えときや~!
後略


この高圧的な態度はなんだろう。まるでお役所?お代官様?

まるで、
息子を人質に取った。
毎月の学費をきっちり支払えばその内解放してやる。
因みに今年は32%値上げした。
来年は8%の値上げで我慢しといてやる。
嫌なら中途退学しろ。
毎月きっちり支払えよっ!いいな。

みたいに聞こえるんですけど、、、。((((ヽ(`Д´)ノ




州の膨大な財政赤字を理由にカリフォルニア大学(UC機構)は学部生の学費を8%値上げすることを決定しました。
昨年度はなんと一気に32%を値上げ。UC各校(特にUCLAとUC Berkeley)では学生によるデモ隊と警察の衝突により怪我人まで出た大騒ぎとなりました。

2010-2011年の学費は In-state tuition and fees: $11,306
Out-of-state tuition and fees: $34,185

カリフォルニア州の税金で運営されている州立大学ですから、親か本人がカリフォルニア州で働いて州税を払った実績があればIn-state(カリフォルニア州の住民)の学費を支払います。留学生を含む、Out-of-state(非州民)の学生は約3倍の学費を支払うという訳です。

また、この学費には登録費や寮などの大学施設利用料は含まれていません。



今では、留学生を含むOut-of-state非州民にとって、UCに通うための学費はアメリカで最も学費の高いハーバードやイエールなどアイビーリーグに属する伝統的な私立大学に通うのとあまり変わらないというわけなのです。


因みに、学期途中の学費値上げは契約違反として、UC Berkeley Law Schoolの学生ら民事訴訟も起こしています。


UC機構はバークレー校、ロサンゼルス校、サンディエゴ校など現在10キャンパス、約22万人の生徒が在籍しています。UCはレベルの高さ、スポーツの盛んさ、そして何よりカリフォルニアという魅力的な土地柄からか、国内の学生にも留学生にも人気があります。











図書館


しかし、超赤字財政のカリフォルニア州は、容赦なくUC向けの予算も切りまくり、その結果
人件費削減だ⇒ 教員がクビ⇒ 授業コマ数が減る⇒ クラスが満員で授業が取れない⇒ 卒業に必要な単位が取れない⇒ 卒業単位すべてを取得するには5年はかかる という実情です。

海外からの留学生はもっと大変です。12単位取っていないとFビザ(I-20)が取り消され、I-20を維持できないと不法滞在と見なされます。


高額な学費を払うためにStudent Loan学生ローンを組み、複数のアルバイトを掛け持ちする学生が多いのが現実です。

我がサンディエゴ天然息子も”なんちゃって寿司屋”で寿司を握り&巻き、生活費を稼ぎながら勉学に励んでおります。(励んでいるはず…?)




先日ヘアサロンで髪を切ってもらいながら、ブツブツ学費値上げの文句を言っていたら、Jeniffer(肉まん大国出身)がポツリと言いました。

”我が祖国では教育を受けたくても受けられない。貧しい農村部の子供たちは教育を受ける機会がない。それに比べ、アメリカでは誰でも金さえ払えば教育が受けられるからいい。”



頭をガツンと一発殴られたような衝撃。
ああ、肉まん大国の現実と比べたらよしとするか…。

へへ~。お代官様~。
年貢が遅れちまって、てえへん申し訳けございませんー。
どうか、お納めくださいましー。


頼む!サンディエゴ天然息子よ。
一日も早く卒業してくれ!


2010年12月1日水曜日

もう当分”鳥”は結構です

サンクスギビングの早朝、Kids STRONG主催『Kids STRONG Amazing Race』5キロレースで走ってきました。
http://www.active.com/running/mountain-view-ca/amazing-race-2010#Summary

















Kids STRONGは小児ガンと闘う子供達と家族を支援する団体です。
http://www.kidsstrong.org/kidsSTRONG/kidsSTRONG_Home.html

場所はいつも仲間と走って/歩いているMountain ViewマウンテンビューのショアラインパークShoreline Park。



















サンクスギビング当日は、あちこちでTurkey Trotターキートロットと呼ばれるレースが行われるのが恒例で、一郎爺の会社がスポンサーのひとつとなっているサンノゼ・ダウンタウンSan Joseで行われる『Silicon Valley Turkey Trot』がこの辺では有名です。


参加者が15000人超という規模も半端ではありません。

ただ、先月もHalloween Raceであの辺を走ったし、規模の大きい大会になると駐車場所を探すのと、トイレに長蛇の列が出来るので困るんですよねー。

ということで500人規模で、風光明媚な水辺を走るKids STRONG Amazing Raceに参加することにしました。


レースは8時半から。
いやこれが寒いのなんのって~!


こんな寒い思いをしたのはサンディエゴ天然息子が中学生”つるつるスポーツ狩り”ソフトテニス部だった頃、粉雪が舞う極寒の試合会場グラウンドでの地区予選大会以来です。
足底に張るカイロ&背中とお腹にもカイロを張っても鼻水は凍りつきます。
試合応援よりも待ち時間の長い我慢大会のような日々だったっけ。


優勝でもすれば興奮で、寒さもふっとぶのでしょうが、大抵準決勝や準々決勝で負けるんだ、これが。





5Kレース結果は今回もだめだめ。
”とろとろ てろてろ”走って30分を切れませんでした。


途中から抜いたり抜かれたりを繰り返していた一見60歳台の白短パンの男性がいました。


最後のゆるい上り坂で一気に白短パンを抜いた不良おばちゃん!
一気にゴールか?

しかし、ゴール一歩手前で猛スパートしてきた男性に抜かれてしまいしたあーーーー。















数日後、レース結果のタイムがメールで送られてきました。


IC Chipが縫いこまれているゼッケンの下の部分をレース後に回収してタイムを集計するのです。


一位は17歳の男の子。タイムはなんと17分ですと、、、。(゚口゚;)



















不良おばちゃんはというと、約250人中110位だって。ケッ!


順位  ゼッケン  名前        性別  年齢  タイム
109位  78   James  ××××    Male   44   0:31:56
110位 114   不良おばちゃん   Female  51   0:32:00
111位  134   Earl  ××××××    Male   75   0:32:05



驚愕の事実です!あの”抜きつ抜かれつ白短パンの男性”は、なんとなんと 75歳だったのです!!


75歳・・・。


短パン。


5キロレースで(ペースは遅いが)走れる75歳Earl爺さん。


すごい。(;д;)


果たしてアタシは75歳になっても元気にレースで走っていられるのだろうか・・・。




そしてこの3人のタイムは9秒という僅差。
競馬で言うと”鼻の差”、もとい”一馬身差”というところでしょうか。
それにしても低レベル9秒差の争い・・・。





レースの後は主催者の用意してくれた暖かいチキンスープとKrispi Kremeクリスピークリームドーナツを

”なんだよー、『甘酒』と『オニギリ』とかじゃないのかよ。小学校のマラソン大会の後は『お汁粉』と決まってるだぞ。”

と訳のわからん悪態をつきながらも大変美味しくいただき、着替えて向かったのは応援に来てくれたNagibaの家。




ご馳走と巨大ローストターキーが待っていました。ああお腹いっぱい。


その後向かったのはSigalの家。


ご馳走と巨大ローストターキーが待っていました。ああお腹いっぱい。




そしてその後向かったのはKoretoさん家。


ご馳走とローストチキンとラーメンが待っていました。ああお腹いっぱい。




サンクスギビングなのに、一郎爺が出張で居ないアタシを気遣ってくださって皆さんありがとう!


この日一番美味しかったのは、走った後のチキンヌードルスープ(アメリカ人が病気になった時に飲む、あの定番キャンベルの缶スープです)とKoretoさん家で出たラーメン。

やっぱ宴会の〆はラーメンだな。うん。


それにしても爺が居ないと困ります。
行く先々で思う存分酒が飲めないんだもん・・・。(それでもかなり飲んだけど)

2010年11月21日日曜日

一郎爺『阿部寛』化計画

こちら発売されたばかりのBarbieバービーとKenケン。
題してJapan Barbie® と Japan Ken®だって。

そのまんまやん。





















よく見ると(よく見なくても)何か変だ。




















Japan Ken®はかなり根本的に変だ。

Barbieはちょん切ったミニ着物をべろーんとだらしなく着ている水商売姐さんみたいだし、Kenに至っては違う。ちがーーーーーう!

”これのどこがJapanなのーーーー”と叫びたくなる。
Japanなのは持っている日本刀だけ。(細かいんだけど刀の鞘はどこなの?)
しょせん寿司小国Japanのイメージなんてこんなもんか。




先日ウクライナ人とスウェーデン人クラスメイトに聞かれた話。


?Tea Ceremony茶の湯はGEISHA芸者がするんだろ?

?Takeshi Kitano北野武の映画みたいにYakuzaヤクザが街中にゴロゴロしてるんだろ?

?お前以外はガリガリに瘦せてるんだろ?(ほっとけ)

そう。外国人が思い浮かべるJapan なんてしょせんこんなもんなんだ。





それにしてもMATTEL社は次から次へと新作Barbieバービーを発表して楽しませてくれる。
http://www.barbiecollector.com/shop











お気に入りのドラマMad Menの主要キャラも1960年代のファッションで登場。 http://www.amctv.com/originals/madmen/
細部に渡るまでドラマの登場人物を再現していて、まさに大人のコレクターの為のラインアップとなっている。欲しいぞ~。


一昔前はリカちゃんやジェニーちゃんと同じ着せ替え人形だったバービーだが、おもちゃの域を超えてしまった。

そうだ。

シリコンバレー版Kenとか発売したら?
題してGeek Ken!(オタクKen)
AppleアップルのSteve Jobsスティーブジョブスをモデルにして、彼がステージ上で製品発表をする時の格好で(Tシャツをジーンズの中に入れるという、So yesterdayなファッション)手にはiPad持たせる。

MATTELとAppleがタイアップして世界各国のAppleストアーで売るのよ。
誰も買わないか・・・。



Steve Jobsだけでなく、ここシリコンバレーではIPOで莫大な現金を手にしたラッキーな人々や、ラッキーを夢見る人々が、思い思いの格好で闊歩している。
定番はTシャツ、ジーンズかチノパン(短パンも多い)、足元はビーサンかスニーカー。
一郎爺もヨレヨレのシャツにほつれたチノパンで自転車通勤する。
お世辞にも頭脳労働者には見えない。

いくらなんでも、その歳でその格好はみすぼらしいだろう・・・ということで、一郎爺には突貫工事で『阿部寛』になってもらうことになった。

子供達からの提案でTommy Hilfigerの赤いジャケットを購入。

そうそう。歳を取ってからは明るい色を着なくちゃねー。















サンディエゴ天然息子のお下がり(おあがり)Calvin Kleinジーンズに合わせると、それなりにお洒落さんに見える。


是非 この際帽子をオーダーメイドすると言って聞かない娘を"寿司小国ドレスコードとは異なる"と説き伏せ、帽子は無し。



しかし、頑張ってコーディネートした ”なんちゃって阿部寛”セットは3ヶ月経っても箪笥の肥やし(クローゼットの肥やし)となっている。(;д;)

爺は現在台湾に出張中だが、着ていったのは定番よれよれチノパンと横縞ラグビーシャツに娘→息子→おあがりのユニクロのキルティングジャケットときたもんだーーーー!ヾ(`Д'*)!!

飛行機に乗るんだし、もう少しましな格好でお願いしますよー。



かくして、一郎爺『阿部寛』化計画は失敗に終わった。

2010年11月11日木曜日

Silicon Valley Marathonシリコンバレー・マラソンとチキチキボーンの肉体的関係

10月31日、ダウンタウンDean Karnazes Silicon Valley Marathon 5キロの部で張り切って走ってきた。 32分もかかっちゃった。
全然だめだね・・・。 やっぱ重たいからなあ。体重。
http://www.svmarathon.com/index.html

















26分越えた時点でSTAR WARSダース・ベーダーのテーマが流れるようにiPodのプレイリストに設定。
ダースベーダーが聞こえてきたら『やばっ!急がなきゃ!』となり、ピッチを上げるという作戦だったのだ(すごいだろ?えっへん!)。

ところが途中でNike+の音が鳴らなくなった。
本番に壊れるなんて、なんてこった。

まあ、遅かったのはNike+のせいではないんだけどね。






ハロウィーンコスチュームコンテストも企画されてるから”衣装”を用意しなくちゃ、、、ということで、レース前々日金曜日の帰り道、あちこち期間中だけオープンするハロウィーンストアに寄ってゲットすることに。 















Tomoちゃんはバニーガール、ハーフマラソンを走るSiriちゃんはタイ出身だから象の格好で走るらしい。 


思わず昔、渋谷駅前で目撃したオウム真理教・麻原 彰晃とその仲間の象さん踊りが脳裏によぎる。
♪しょーこ、しょーこ、しょこ、しょこ、しょーこ。あさはーーーらしょうこう♪ あの時の象さん扮装は何の意味があったのだろう?
ハロウィーンだったの?
いやいや、選挙活動だったよなあ。



















乳牛の着ぐるみに決めた。
なんだよ。小さいサイズがないんだって。。。
じゃあAVATAR姐さんになる?それほど(横に)伸びないらしい。
じゃあ、ツタンカーメン。え?49ドルもするの?ありえん。
ジェーソン?トイストーリー?パイレーツオブカリビアン?

はあ。もう面倒くさくなっちゃった。




















結局、衣装選びに大幅に出遅れたため、参加者に配られるスポンサーNorth FaceのTシャツ着て地味に走ることにした。



写真はこの大会名Dean Karnazes Silicon Valley Marathonの、鉄人Dean Karnazes 様。






















ウィキペディアによると、彼は135 miles nonstop across Death Valley in 120°F (49°C) temperatures, ノンストップで49℃のデスバレー217㌔を駆け、a marathon to the South Pole at −40°F In 2006, -40°Cの南極でマラソン。 He ran 50 marathons, in all 50 US states, in 50 consecutive days, finishing with the New York City Marathon, which he completed in three hours and thirty seconds. 50日連続で50の州でマラソンを走り、最終地ニューヨークマラソンを3時間30秒で走ったそうだ。


実際に目の前で見た鉄人Dean様は小柄(165cmくらいか?)ちっちゃくて細いおっさんだった。
彼のふくらはぎは、後ろから見ると“はずれのチキチキボーン”みたく、筋張っていて贅肉なし。

説明しよう。我が家で手抜き弁当のおかずに頻繁に登場したチキチキボーン。たまに“これはないだろう・・・”という位細くて食べる部分がほとんどないチキチキボーンが見つかる。 “はずれのチキチキボーン”である。












沿道の住民やボランティアの人々が応援してくれるし、ところどころに給水所があり、こんな風にウェイターさんの扮装のお兄さんがお水をくれる。












やっぱレースは楽しい!
写真は一緒に5キロを走ったRichard,Tomoちゃん,Rafe(Tomo旦那)とデブ不良おばちゃん。一郎爺撮影。
次回は3週間後、Thanksgiving Day サンクスギビングの日、Mountain View Shoreline ParkマウンテンビューでのAmazing Race。http://www.active.com/running/mountain-view-ca/amazing-race-2010#Summary
雨が降らないといいけどな。
次の目標がないと、すぐに怠けて『座敷ブタ』化してしまうから走ろうっと。