この歳になって宿題に追われ、真剣に”若かりし時分にもっと勉強しておけばよかった・・・とほほ”と後悔の念に駆られている今日この頃でございます。
宿題が終わらないと他の事は何も出来ないのです。ああ、頭良くなりたい。シンドイ・・・。
毎週木曜日の夜に通っているクラス『Writing and Presentation』でいつも隣に座るLaoulラウールが変な咳をしているなあ～と思っていたら、先週からSwine Fluスワインフルーの為にお休みですと。
アタシは完璧に感染していると思われます。
潜伏期間？ブーブー。
本日の話題は『保険』です。
アメリカの保険医療制度のお粗末さには、ほとほと呆れています。小浜さん、なんとかしてけろ。
教育でさえビジネスのこの国。
病気ももちろんビジネスです。お金で健康が買えるなら、いくらでも出しますよね。特にそれが大切な家族だったら・・・。
イラン人Fatemehは事故で入院中に保険でカバーされない薬を処方され、とんでもない金額の請求がきたそうです。（現在交渉中）訪問physical therapist理学療法士の料金についても同様にもめています。
スキー場で大怪我をしたZhanna（ピロシキ皇国人）の娘はヘリコプターで近くの病院へ搬送されましたが、ヘリコプター搬送代の請求が$15,000。その上運ばれた病院が保険のOut of networkネットワーク外だったので、治療中に別の病院へ移ったとか。
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本日の話題は、題して『指を突っこみ7万円』。
基本的に『治療』は保険でカバーされますが、『予防のための検査』はカバーされません。（保険会社によっては基本的健康診断をカバーするメニューもあるようです）
爺が受けた基本的な健康診断の料金は$500。この歳ですし、もう4年間も健康診断をサボっているので追加料金$160を支払って腫瘍マーカー検査とピロリ菌検査（爺は胃潰瘍になったことがありますので）もお願いしました。
健康診断だけで約6万円。(+_+;)そして案の定endoscopy 胃カメラとcolonoscopy腸カメラを受けることとなりました。
さて、ピロリ菌治療のための胃カメラの請求はクリニックから$6,137。保険会社が$2,337払いましたが、請求の中にOut of networkネットワークで認められてない施設使用料が含まれてたとかで、爺には保険でカバーしない分の$1,515を請求がきました。
胃カメラを受ける際、受付のおばはんに口頭で訊いた時には、「$1000もかからないないわよ、ホッホッホー」というものだったそうですが、初診の際に爺は、”out of network施設使用料金のことを了解した”という書類にサインをしています。うーん。サインしているから立場が弱いな。SUE訴訟を起こしても勝ち目はないぞ・・・。
次に直腸の診察。 ”あそこ”の穴に指をつっこまれて、クリニックからの請求は$733。7万円です。(+_+;) 突っ込んでぐりぐりしただけです。腸カメラではありません。保険が$204カバーし、爺は初診料の$20。 残りの金額（$733－$204－$20）は、network discountで支払われ、その説明は”An agreement has been made with the provider to accept discounted payment for services ” 指を突っ込んだだけで7万円！という請求額。 病院儲かるはずです。
腸カメラも同様で、クリニックからの請求は$15,117。ひゃ、ひゃ、ひゃくごじゅうまんえん。o（ｉДｉ）o 保険が$3,503をカバーし、残りはdiscountディスカウントとなりましたが、保険がカバーしないout of networkネットワーク外の分の、$2,124が本人負担とあります。
これまでのまとめです。 胃カメラの自己負担分$1,515と腸カメラの自己負担分$2,124 トータルで$3,639 約30万円。30万円あれば寿司小国への往復航空券に加え、毎晩飲み歩くという豪遊が出来るではありませんか。o（ｉДｉ）o･うええん！
さあ、この後 一郎爺はピロリ菌＆ポリープと検査料という逆境に屈してしまうのでありましょうか？
次回へ続く。。。。
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はい！次回です。
腸カメラで見つかった小さいポリープを取り除いてくれたのは良かったのですが、盲腸付近でポリープが見つかったため、念のためにCTスキャンを受けてけろーーーということになりました。
CTスキャンの事前血液検査に$99, 保険が$67をカバーして本人負担無しでした。 CTスキャンは5秒で終わりましたが、その請求が$10,713。約百万円です。こちらは検査を受けたEl Camino hospitalが完全にnetworkネットワーク内でしたので、保険が$7,037払い、本人負担無しでした。 ホント病院儲かる訳だわ。
さて、残った本人負担分$3,639に関して、どこからともなくHealth Payment solution、Viantというエージェンシーからレターが来て、”大変な額が請求されまっせー。 気いつけや、何かあったら電話しー。”とあります。
もちろん、こんな大金を支払うつもりはまったくございません。誰に聞いても”ネゴして負けて貰うのは当たり前だ”と言います。実際友人達の何人かは保険会社と病院を相手どり、長期間に渡りクレイム＆ネゴ中です。
口頭でしか見積もりを聞かなかったこと。さらにはサインをしてしまった書類を盾に取られれば勝ち目はないのですが、クリニックに対して文句を言います。
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戦闘態勢だこのやろー (*｀д´)b NO!
え？全額負けてくれるん？チャラ？拍子抜けだわ。networkと同様の扱いでの支払いで済むようにする？じゃあどうして請求したのよ？びっくりするじゃないのー。じゃあ文句言わなかったらどうなってたの？
結局、一連の治療は初診料 $20だけで済んだのです。
考えてみれば、こうした法外な請求額も、要は病院側が保険会社からむしりとろうとして、吹っかけているのではないかと思われます。 取れるだけとった残り何十万を患者に請求したとなると、もうあとから噂で患者が来なくなるだろうし・・・。
参考文献：http://healthinsurance.about.com/od/claims/ht/claimsdisputes.htm How To Resolve Your Health Insurance Claims Dispute
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以下はこの国で強く逞しく生き延びていく極意です。
サインをする前によーく考えよう。見積もりは書類でもらおう。納得がいかない事は諦めずに交渉しよう。Fine Print（小さい字で書かれた）詳細規定事項をよく読もう。ポテトチップの食べすぎには気をつけよう。ああ、胃が重たい。。。
30万円支払わなくて済んだので、寿司小国豪遊の旅に行けるのかと思ったら、”馬鹿かお前は！”ですと。o（ｉДｉ）oうええん！
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