寿司小国から帰国して3週間
やっと日常が戻って来た
ばばあのZumbaズンバをしにCity Sportsへ行く
1か月ぶりに戻って来れて嬉しい〜
勝手にあだ名を付けた個性的なピーポーと、無茶苦茶な踊りを楽しむ
リカちゃん人形よりも綺麗な『ムキムキ実写版リカちゃん』
全身赤い服の肉まん大国人おばちゃん『赤組がんばれ』運動会なのか
魔法のランプから出てきそうな『スリムジーニー🧞♂️』はキレッキレの踊り
人種のるつぼシリコンバレー😅
きなこは元々野良猫だ
母親に捨てられて、生後3ヵ月で保護されるまで1人(1匹)で生きてきた
警戒心が強くて、おどおど気が弱く、いつもブスッとしている
そりゃそうだ
猫が愛想笑いをする訳がない
ご飯をもらって “こりゃまた美味しいカリカリをご馳走さまで〜”などと言わず
当たり前だという様子で食べて昼寝に行く
抱っこされるのは嫌で、膝にも乗ってこない
撫でてもらうとゴロゴロ喜ぶが、布団には入ってこない
いつ頃からだろうか、猫じゃらしで遊ぶ事をやめて、仏頂面で寝ていたのは
怠け者だからじゃなくて、具合が悪かったからなんだ、、と今頃になって気付く
窓枠に飛び上がれなかったのは肥満体のせいではなくて脚が悪かったからなんだ
可哀想なことをした
レントゲン写真を見て右よりも左腿の方が細い事が分かった
ずっと痛い左脚をかばっていたのだろうか
きなこがもしも話せたら『あのー、脚の付け根が痛くて歩けないにゃ』と言ったのだろうか
手術後約1週間は絶対安静にしなくてはならないので、不良婆はきなこと一緒にあずきとは別の部屋で寝た
8時間間隔で薬を飲ませ、朝晩点滴をし、患部をCold Packして、Spiritsやご先祖様に祈り、きなこの表情や体温をチェックする
婆はその間、バナナと頂き物のイチジクと差し入れの中華料理で生き延びた
意思疎通が出来ない😾きなこの看病は想像以上に辛かった
Rから“自宅で点滴をする”という裏技を教えて貰わなかったら再入院していたかもしれない
手術から1週間経ち、痩せてひと回り小さくなった身体を引きずって、大好きなカリカリを美味しそうに食べた時、『もう大丈夫にゃ』という声が聞こえた気がした
手術から2週間で抜糸をしに病院へ行かなくてはならないのだが、気がつくと きなこが自ら抜糸していた😅
2度と病院へは行きたくないのだろう
きなこは性格が変わったように甘えん坊になった
気がつくと足下にいる
ストーカー猫になった
ある晩、“金縛り”かと目が覚めると、きなこが胸の上に乗っていた
こんな事は初めてで面食らったが、それからは布団の上や枕元で寝る事が多くなった
動物病院へ置いて行かれた時に、“捨てられた”と思ったのだろうか
動物病院では苗字ではなく、『Kinako’s Mom』と呼ばれる
『きなこさんのお母さま』と呼ばれる訳である
猫😺を産んだ記憶は無いが、、、
思い返すと、我がヒューマンの子供達を1週間も看病した記憶はない
ましてやSpiritに祈った事など皆無である
そうか、きなことあずきを我が家に迎えた時、猫さん達のMomになったという事なんだ
この子達😺😽の命を預かり、最後まで面倒を見る決意を新たにした婆であった
うぶ毛が生えてきた |