2022年9月13日火曜日

😸猫を産んだ記憶は無いが、、、

寿司小国から帰国して3週間

やっと日常が戻って来た

ばばあのZumbaズンバをしにCity Sportsへ行く

1か月ぶりに戻って来れて嬉しい〜

勝手にあだ名を付けた個性的なピーポーと、無茶苦茶な踊りを楽しむ

リカちゃん人形よりも綺麗な『ムキムキ実写版リカちゃん』

全身赤い服の肉まん大国人おばちゃん『赤組がんばれ』運動会なのか

魔法のランプから出てきそうな『スリムジーニー🧞‍♂️』キレッキレの踊り

人種のるつぼシリコンバレー😅





きなこは元々野良猫だ

母親に捨てられて、生後3ヵ月で保護されるまで1人(1匹)で生きてきた

警戒心が強くて、おどおど気が弱く、いつもブスッとしている

そりゃそうだ

猫が愛想笑いをする訳がない

ご飯をもらって “こりゃまた美味しいカリカリをご馳走さまで〜”などと言わず

当たり前だという様子で食べて昼寝に行く

抱っこされるのは嫌で、膝にも乗ってこない

撫でてもらうとゴロゴロ喜ぶが、布団には入ってこない

いつ頃からだろうか、猫じゃらしで遊ぶ事をやめて、仏頂面で寝ていたのは

怠け者だからじゃなくて、具合が悪かったからなんだ、、と今頃になって気付く

窓枠に飛び上がれなかったのは肥満体のせいではなくて脚が悪かったからなんだ

可哀想なことをした


レントゲン写真を見て右よりも左腿の方が細い事が分かった


ずっと痛い左脚をかばっていたのだろうか

きなこがもしも話せたら『あのー、脚の付け根が痛くて歩けないにゃ』と言ったのだろうか



手術後約1週間は絶対安静にしなくてはならないので、不良婆はきなこと一緒にあずきとは別の部屋で寝た

8時間間隔で薬を飲ませ、朝晩点滴をし、患部をCold Packして、Spiritsやご先祖様に祈り、きなこの表情や体温をチェックする

婆はその間、バナナと頂き物のイチジクと差し入れの中華料理で生き延びた

意思疎通が出来ない😾きなこの看病は想像以上に辛かった

Rから“自宅で点滴をする”という裏技を教えて貰わなかったら再入院していたかもしれない


手術から1週間経ち、痩せてひと回り小さくなった身体を引きずって、大好きなカリカリを美味しそうに食べた時、『もう大丈夫にゃ』という声が聞こえた気がした

手術から2週間で抜糸をしに病院へ行かなくてはならないのだが、気がつくと きなこが自ら抜糸していた😅 

2度と病院へは行きたくないのだろう




きなこは性格が変わったように甘えん坊になった

気がつくと足下にいる

ストーカー猫になった

ある晩、“金縛り”かと目が覚めると、きなこが胸の上に乗っていた

こんな事は初めてで面食らったが、それからは布団の上や枕元で寝る事が多くなった

動物病院へ置いて行かれた時に、“捨てられた”と思ったのだろうか




動物病院では苗字ではなく、『Kinako’s Mom』と呼ばれる

『きなこさんのお母さま』と呼ばれる訳である

猫😺を産んだ記憶は無いが、、、

思い返すと、我がヒューマンの子供達を1週間も看病した記憶はない

ましてやSpiritに祈った事など皆無である

そうか、きなことあずきを我が家に迎えた時、猫さん達のMomになったという事なんだ

この子達😺😽の命を預かり、最後まで面倒を見る決意を新たにした婆であった


うぶ毛が生えてきた

捨てたりしないからねー🫡

2022年9月5日月曜日

困った時はPsychic

2週間ぶりに帰って来たKumoは、脚が傷だらけだった以外は目立った怪我も無く健康

今となっては“タラレバ”だけど、Psychicを信じて近所の捜索に集中していたら、目撃情報に振り回されて遠くまで行って捜索をすることはなかったなあ

Psychicの名前はCharlyn Spitzer:  https://charlynspitzer.com/

彼女の超パワーを実体験した我々の合言葉 : 困った時はPsychic

超能力者に対する懐疑心が無くなった







きなこは手術しました

ひと晩入院


退院する時にフェルト地の柔らかいエリザベスカラーを持って行ったよ
プラスチックじゃ可哀想

左下半身つるつる、、セーターを着ているみたい



もふもふスリッパ(爆笑)



Emergency Animal Hospitalに行き、結局そこで手術を受けた


きなこが左脚を引きずって、“痛い痛い”とうーうー唸っていたのが 8/17

手術を受けたのは 8/19

退院 8/20

それから地獄の看病が始まった、、





以下詳細にゃ

8/17 骨折でもしたのかと、Vetに電話で予約するが、2日後しか空いてないって🙀

その後、食べない水も飲まない大好きなチュールもダメ

CBDオイルを無理矢理口に入れる

痛みが和らげばいいけど苦しそう

震えてる!もうだめだ、、Emergencyへ行こう

治療費が2倍だろうが5倍だろうがどうでもいい

苦しんでるきなこに“2日待て”は酷だ


South Bay Animal Hospitalに連れていく



X Rayの結果、カレー王国出身Dr.Atwal(病院長)からDiagnosis 診断があった

カレー王国訛りのエーゴは聞き慣れているので問題なし🫡ほぼ100%聞き取れる

不良婆が話すエーゴも、本人は完璧だと思っているから無問題だ

問題は別にある、、Medical Terms医療用語

頭脳明晰な方々と話しをする時にいつも思うが、彼らは下々の者に分かる様に、かみくだいて易しく丁寧に説明してくれるんだ

ありがとインテリジェントピーポー!🫡

Dr.Atwalも不良婆にX Rayを見せながら“忍耐力”を見せてくれた


きなこは骨折ではなく、『Slipped Capital Femoral Physics 大腿骨頭すべり症』であること

Capital Femoral大腿骨の付け根の大腿骨頭という部位の軟骨が地滑りを起こし、股関節の動きが不安定となる症状

外科手術で再び普通に歩行することが出来





きなこ連れて一旦帰宅

”Vetに行く“という恐怖体験をしてるから怒ってる

ソファの下に潜り込み出てこない

ご飯も食べない水も飲まない

Hが手術出来そうな病院を調べてリストアップしてくれた😭


8/18 翌日はHのリストの動物病院へ片っ端から電話でQuoteをもらう


Silicon Valley Pet Clinic

VCA Almaden Valley Animal Hospital

Animal Health Center

Burbank Pet Hospital 

Mission Pet Hospital 

Sage Veterinary Center

Ace Animal Hospital

Tama Veterinary Hospital


どこもお話しにならない

まず、その種の特殊な手術はほとんどのVETでは行っていない

出来てもSpecialistのNeurologist(神経外科医)に来てもらっての手術となるので、最低でも2〜3週間後となる

いずれにしても、診ないと分からないから連れて来なさい、、、って




そんな時、South Bay Animal Hospitalから電話

『Dr.Filipowicz can do Kinako’s surgery as an add on to tomorrow’s procedures if you would like.
We just need Kinako dropped off between 6-6:30 am tomorrow.』

『明日、神経外科医が手術に来る。きなこの手術を”おまけ“でやってあげても良いといってるぞ。6:00から6:30の間にきなこを連れて来てね。』

手術費やらの医療費はCHANELのバッグ👜👝が2個買える位だ、、買う予定は無いが😑
一応寿司小国へ出張中の一郎爺にお伺いを立ててから、EstimateとAnesthetic/Sedation Consent FormにサインしてSouth Bay Animal  Hospitalへ送信する
手術は4時間かかるらしい



水を飲まないきなこを心配してRが仕事をほったらかして来てくれた
RはFremontの某自動運転電気自動車で開発エンジニアをしている
超派手な試用運転車を転がして登場だ
Intravenous Drip(IV) を持ってきたって、、、なんじゃそれ?



ああ、点滴ね え?不良婆が点滴するの? やり方を教えるからって?
Rは去年19歳で虹の橋を渡った🌈LUCKY😽を看取ったので、皮下点滴は難しくないという

点滴だけでなく、薬の上手な飲ませ方等々、YouTubeは🙇🏼‍♀️参考になった


退院後のきなこは、恐怖体験から人間不信のかたまり
ご飯も水も飲み薬(液体)も嫌がって断固拒否
薬を飲まないと化膿しちゃうし、水分摂らないと死んじゃうよお、、😣

そもそも寿司小国では、この種の手術をしたら1週間入院なんだって😳

Youtubeを何回も見て復習して、きなこがうとうとしてる時 決死の覚悟で点滴を決行した
針を刺す場所は首の下をつまんで、、、斜め45度 うわああ恐いよおおお、、プスッ
必死な時は何でも出来る💦

手術後約1週間はもうダメかと思うことが何度も有ったが、その度Spiritに祈った

1日5〜6回、縫った箇所をCold Pack
冷凍庫にあった『ちくわ』を10分間あてているよ
あずきが手だけで参加してる😽




きなこ地蔵だ、拝むのじゃ🙏


手術後2週間経って、食欲も出て元気になってきた。
4cmほどの傷もキレイにふさがり、左脚にかなりの体重をかけて歩ける様になってきた😭

あずきはいつも通り能天気😽