2008年5月30日金曜日

『アワニー』で朝食を。



















Yosemite Fallsです。右下に写っているのは野生の鹿。鹿はいたるところにいます。
Yosemite(ヨセミテ国立公園)を堪能してきました。

日本語の親切丁寧なサイト ヨセミテ公園大好き!と、肉まん大国出身百戦錬磨ど根性おばはん軍団のアドバイスが参考になりました。
おばはん達には、”高いホテルになんか泊まらないで、国立公園外の安いモーテルに泊まるのよ。アワニーの朝食食べ放題に行けばホテルを楽しめるからSave Money(節約)よ!”

はい。おばはん達の言うとおりにしましたー。

Yosemiteに近づくにつれ道は等高線のようにくねくねと曲がり、山は深くなっていきます。
ばかでかい国ですわ。アメリカっちゅう国は・・・。
こんだけ広い森林が行けども行けども続くから、使い捨て紙コップ・紙皿やペーパータオルを湯水のように使い捨てる文化になっちまったんだねー。

途中1990年の大規模な山火事で焼け野原となった生々しい現場を通過します。山は再生していますが、黒こげの幹が痛々しい。




そしてMerced River脇のHighway140が埋まってしまったがけ崩れ現場。


Yosemiteへ近づくにつれて、切り立った崖っぷちが続きます。
運転中に運悪く、岩が上から落ちてきたらぺしゃんこだねー。


















クマが出没する周辺の道路にはこんな看板が。



因みに、クマに出会った時には『死んだふり』をしてはいけないんだって。
クマが恐がるように叫んだり、手や鍋を叩いたり、枝や小石を投げろ・・・と書いてあります。
知らなかったよー。
要するにギャーだのピーだのどんちゃん騒ぎして”うるさい奴だ”とクマに思わせればこっちの勝ち?死んだふりをするよりも簡単かも・・・。




Awahnee Hotel アワニーホテルでの朝食は文句なしに美味しかったです。
コーヒーは香り高く、スモークサーモンはとろけるとろける・・・。
ただ、1人18ドル+Taxの元を取ろうとガツガツ食べまくるおばちゃんだけが伝統と格式あるホテルに場違いの存在でありました。


















ロッククライミングの聖地であるヨセミテ。
いたるところに垂直な岩にアタックする勇敢なひとびとの姿が見えます。
鍛え上げられた肉体と鍛錬と精神力の賜物ですな。
ホレボレと若者たちを見上げる体重オーバーのおばさんでした。
(続く)

2008年5月26日月曜日

ほったいもいじるな&あげどうふ





ご近所さん所有のこの車。もう3ヶ月以上もトランクをガムテープで止めたまんま毎日走っています。トランクが閉まらなくてもとりあえず走るもんね。

ピーカピカの高級車が多く見られると同時に、ブレーキランプが片方点かなくても、バンパーが落ちかかっていても、でこぼこでも、移動手段として、とりあえず走ればいいというボロボロの車が堂々と走っているのも事実。


What time is it now? (今何時ですか?) は、”ほったいもいじるな ”

I get off. (ここで降ります) は、 ”あげどうふ” といえば通じます。

カタカナエーゴでは通じないという有名な実例です。

アタシが中学一年生で産まれて初めて英語を習った先生は、東北出身ズーズー弁の残るおっさんでした。

大きな声で ”イズ・ズス・ア・ペン?”、 ”ノー、ズズ・イズ・ア・ブック”と読ませられ、ズーズー弁英語の洗礼を受けたっけなー。(因みに東京都です)

毎週Richardリチャード先生との勉強会は続いています。

アタシは彼に寿司小国語を教え、彼にはエーゴを教えてもらいます。

無料家庭教師みたいで、本当に有り難いです。

今週は”Robot”ロボットの発音を散々直されました。

”違う。ちえたこ。もっと口すぼめて舌をまるめてロ・ロ・ロ。言ってみな。メグだ。”

”口をでかく開けて、だ。ボじゃない。ロバーーート。”

先週は”Salmon"サーモンの発音。じゃなくてセ・セ・セーーーモン

あーあ。「ネイティブのようにきれいな発音で話す」ためには地道で、格好悪く、地味な努力が必要なんですな。

でもね、いつも感じるのはエーゴは「コミュニケーションの手段」であること。言いたいことが相手に伝えられるのが大切なことだと思うのです。

文法や発音が間違っていても、自分の意見を持ち、中身のある話をする人の方が尊敬されるのがこの国。その点、寿司小国人の方々(アタシを含め)はかなり努力が必要です。Debate討論になると自分の英語力の無さを痛感してしまいます。

言いたいのにエーゴで言えない。伝えられない。悔しい。

Richard先生は大勢の寿司小国人奥様方を教えています。クパティーノという場所柄、寿司小国人が多く住むということもありますが・・・。

彼の悩みは”どうすれば消極的な寿司小国人奥様方にエーゴを話させることができるか・・・”なんですと。

学校へエーゴを習いに来ている寿司小国人奥様方はむしろ積極的な方なんじゃないかなあーとアタシは思います。

奥様方の中には、エーゴ&アメリカ人恐怖症で、あまり外にでなかったり、寿司小国人としかお付き合いしない人が多いそうですから。


今週のRichard先生とのお勉強:わかりにくいビジネス表現
『善処します』 『検討します』 『また連絡します』: これらの表現が持つ、独特のニュアンスは寿司小国人でないと理解できませんよねー。


Richard先生は来月から2ヶ月間世界半周旅行へ出かけます。まず父の日に東海岸の実家へ行き、お父さんに会い(親孝行だ!)、ヨーロッパ、トルコ、南インド・・・・。南インドで生き延びることが出来たら最終目的の寿司小国です。彼はこれまでに仕事で7回寿司小国を訪れた事があります。
Quarky.Japanというホームページは彼に教わった”ガイジンから見た日本のヘンテコリンな習慣や文化等を紹介”しているウェブサイトです。因みに"quarky"というのは奇妙な・風変わりな、という意味の単語です。ガイドブックには載っていない寿司小国の実態が伝わり、実に面白いサイトです。写真ブログもこれまたいい。

2008年5月24日土曜日

インディアナジョーンズ祭り

ハリソン・フォードがテレビに生出演していました。65歳だって?まじ?
はげてない。太ってない。たるんでない。しぼんでもいない。シワシワでもない。
カッコイイたいした65歳でっせ!

インディー・ジョーンズの最新作は、かなり面白いらしいです。
オールナイト上映している映画館もあります。早く観に行こうっと。

おもちゃ、フィギュア、レゴ他 グッズも色々売っていて面白いです。
中でもお気に入りは・・・『ポテトヘッド、インディアナ・ジョーンス・バージョン』。


















インディーの持っている”ムチ”もいいな。子供が怪我をしないように、柔らかい素材で出来ていて、ムチの音も出ます。




そして、インディーのフィギュア。大きさはバービー人形くらい。

そんでもって限定発売のBurger KingバーガーキングのNew Indy Double Whopper
ニューインディーダブルウァッパー。直径約15センチのダブルバーガー。
もちろん、食べましたとも!”期間限定”とか”新発売”とかっていうキャッチに、とことん弱いんですな。








”んんーやっぱ、久々に食べるバーガーキングは美味いなー。”  がぶ
”ジューシーだし、ボリューム満点。肉を食べたという満足感があるよなー。” がぶがぶ!
ミールセット(インディーダブルワッパー、ポテト、ドリンク)で5.99ドルです。

また1-2キロ太った気がするけど、気のせいでしょう・・・。

ドリンクカップのスクラッチで、もう一つ”ウァッパー”が当ったので、当り券をサンディエゴの息子(欠食少年)に送りました。これで生き延びられるといいのですが・・・。


先週オープンしたばかりの『Yogurtland』  ヨーグルトランド
セルフサービス&量り売りのソフトクリーム屋さんです。
シュークリーム屋さん、ビヤードパパの並びです。
この店には2日連続でシュワちゃんをしました。シュワちゃんとは”I'll be back”と言って、また戻ってくることです。
容器を取り、自分で好きなフレーバーのソフトクリームをにゅるにゅるーと出し、隣のコーナーへ。フルーツやナタデココなどをトッピングしたら、さらにお隣のコーナーで、ナッツやチョコをトッピングしてレジへ。1オンス30セントで量り売りです。アタシの”にゅるにゅる”は、1日目は1ドル80セントで2日目は2ドル10セントでした。安いっ!
見ると、育ち盛りのティーンエージャー達は、ドンブリ一杯分にゅるーにゅるしています。




























バニラ、チョコ、メロン、ストロベリー、ニューヨークチーズケーキ、タロイモ、マンゴー、グリーンティー等々、甘くなくてサッパリしているので、いくらでも食べれちゃいます。 いくらでも食べるなよ。
アメリカのアイスクリームは美味しいけれど、甘すぎて重たすぎるので、こちらのほうがいいかも。

2008年5月16日金曜日

ババアのズンバ

Zumba教室に誘われた。
アメリカではZumbaが流行し始めている。日本はどうかな?
楽しいそうなので体験教室に行こうかな。


今週は暑かった。5月にしては記録的な暑さだっだらしい。
未だに華氏と摂氏の換算が出来ないアタシ。
天気予報では、”今日は100度を超えるかもしれません”と予報士のお姉さんは胸の谷間を強調した服で得意げだ。

”へー100度かぁ~沸騰しちゃうんだぁ~”って、頭働いてないし・・・。


わざわざSafewayにハーゲンダッチョを買いに行ったくせに、アイス買い忘れて肉とパン買って帰ってどうする!
























出直して買ったハーゲンダッチョ。こうなると、もう執念だね。
今回も大人買い3個。でへへ。


走らなくちゃ!と、いつもの河原へ出かけたが、暑くて蒸しブタ状態だ。急遽プールで”ジュゴン”になることにする。大昔(小学校時代)は自由形が結構上手だったアタシ。今では肉と脂肪が重たくて、息継ぎもできない。(泣)


Williamとクラスメイト13名で”Field Trip”と称してサニーベール・ダウンタウンにある日本食レストラン『六甲』へ行ってきた。今回はベジタリアンは居なかったが日本料理が始めての人もいたので、けっこうお世話が大変だった。半数はシニアだから敬老会みたいだったしね・・・。まったく騒がしい敬老会だよ。


照り焼きチキンがお気に入りのRaphael(通称ゴルバチョフ)とWilliam先生。William先生は注文したカリフォルニアロールが来るのを気長に待っている。


インディージョーンズ3部作+ボーナスDVD買っちゃった!

わーい!

2008年5月15日木曜日

”ベリーダンス”と”盆踊り”は親戚だったんだと分かった日。



















今日はエジプト人のNagibaのお家でランチです。
Mountain View、Whisman Stationの周辺に開発された新興住宅地の中の一軒屋です。綺麗に飾りつけしてありました。
テーブルに並んだエジプト料理の数々(今回はちゃんとカメラを持って行きました!)。

ムーサカ(茄子・ひき肉・松の実・ハーブ)とかヨーグルトとキュウリのサラダとか、茄子とスクワッシュにご飯が詰めてあるもの、とか・・・料理の名前も分かりませんが、次回レシピをもらうことにしました。 手の込んだ料理をNagibaは、いとも簡単にちゃっちゃっちゃーーーーと数時間で作ってくれました。大した才女です。




葡萄の葉っぱに包むこの料理は、以前にもイランやトルコ出身の人が作ってくれた料理と同じです。地中海料理っていうのかい? 中にはご飯とひき肉とハーブが入っています。

あ~満腹。今日だけで1~2キロは太ったと思います。
今日集まったメンツは、アゼルバイジャン、ロシア、ウクライナ、肉まん大国、ドイツ、ブルガリア、寿司小国 そしてエジプト出身・・・共通点は自己主張が強いこと&良く喋ること。

Nagibaは公共の場(男性がいるので)では宗教上”カオナシ”みたいな顔だけ出ている衣装を着ていますが、自宅では髪の毛を出してもいいんだそうです。

デザートを食べ終わるとダンスが始まりました!彼女は元べリーダンスの先生です。振り付けも何もなくて、アップテンポの音楽にゆるーく身を任せて踊る踊る踊る。
腰をふりふり、もう、めちゃめちゃ楽しいこと! 上半身の動きは盆踊りにそっくりだ。


カオナシ



























本日のManuel。
頭のてっぺんはツルッパゲだったのに、着実に頂点に毛が生えている。
植毛ってすごい!

Sigalは妊娠5ヶ月目に入りましたが、高齢出産の為、この辺では最高の医療機関と評価されているStanford大学病院で産むことにしたそうです。
そして、赤ちゃんは男の子と判明。
ふっふっ・・・Manuelそっくりの赤ん坊が産まれると思うと結構笑えます。
いや、かなり笑えます。
いえいえ、思いっきり笑えます。
このワンコはManuel家のライラ(6ヶ月)。ヘブライ語で”赤毛”という意味らしいです。

2008年5月10日土曜日

Vote early and vote often!

今日も懲りずにPHOを食べる。
無難にチキン・フォーを注文するはずだったのに、シーフードー・フォーにしちゃった。
大失敗。
”カニカマ”祭りだったもん。
本物の蟹を入れろよーっ!
でっかい海老がゴロゴロスープの下に沈んでいたから、今回は勘弁してやる。
麺もスープも合格点だったし・・・。









アメリカという国の現実:
スポーツ用品店でライフルが買えちゃう・・・セールで99.99ドル



















スポーツ用品店『BIG5』の新聞広告。
左下に99.99ドルのライフルが特売になってます。

”安いよ安いよ今週の特売品だあ。特売品以外にもエアガンや銃弾なども多数取り揃えてあるよ。一家に一挺どうだい? ”
スニーカーの横にライフルの広告というところがなんともアバウトなアメリカだねえ。










マッチョ&イケメン祭りにうつつを抜かしている間も、小浜さんと栗豚さんの泥試合は淡々と続いています。
状況はどーろどろのぐっちゃぐちゃです。
栗豚女史がいつどのようにexitするのか、という憶測がもっぱら主流となっているようですが、栗豚さんは小浜さんの政治生命が絶たれるような事件が起きるのを待っている・・・という説もあります。例えば小浜さんが不倫していた・・・とかね。

それにしても、この大統領候補選挙、長すぎ!
2人とも本来の上院議員の仕事はしていませんもん。


アメリカという国の現実:Voter's fraud 不正投票行為の横行
民主党や共和党の大統領候補選挙は、亡くなった人や別人の名前で党員登録をして、一人が何回も投票できてしまうというお粗末なシステムになっています。
投票所でID身分証明書を見せる必要が無いので、このような事になるわけです。

『Vote early and vote often! (早く投票に行き、何度も投票しよう!)』というジョークがあるくらいです。

日本人の常識から考えると”ありえない”という感じですが、不法移民が多く、戸籍や住民票のないこの国。日本のような細かい情報管理は不可能に近いと思われます。住民の情報は主にSocial Security Number社会保証番号でデータ管理されています。

因みに、Citizenアメリカ国民でなくても不正に投票できてしまいます。
党員登録をする際、登録用紙の欄に国民でないにもかかわらず、
 □I am a Citizen.

とチェックして郵送すると党員登録され、投票できるという訳です。ここでもIDのチェックはありません。
さらには、熱烈な共和党・民主党員たちの中には、故意に反対政党への党員登録をしちゃう人々もいるようです。
投票の際には本来の支持政党に有利になるように、反対政党の敗者と思われる候補者に投票するわけです。

そんな事までして自分の応援する候補に勝たせたいって何だろう・・・。
キリスト教徒だろ?神の教えに背いていいのか?いいのかー?



クラスメイトの多くはアメリカ合衆国に帰化した人たちです。
背景はそれぞれ異なるようですが、生まれた国の国籍を捨てて、合衆国国民となる事を選んだ訳です。
アメリカ人と結婚した人。亡命や夢を求めてアメリカへ移住した後、帰化した人。Guoning教授(北京)やNagiba(エジプト)のように、娘や息子がアメリカで成功し、祖国から両親を呼び寄せた後に帰化する場合も大変多いようです。
Citizenになるには簡単な常識テストがあるので、皆さんCitizenになる為の講義を受けて合衆国の歴史や地理等を勉強したんだそうです。国歌まで歌うんだって。


Sandy(香港)とIrene(マカオ)は約30年前に国家を歌い、子供たちを通じて家族ぐるみの付き合いをしてきた賑やかなおばちゃんたちです。
Sandyには3人の息子達がいますが、上の2人の息子達が結婚した嫁は偶然にも日系4世のお嬢さんたち。末の息子は独身32歳のお医者さん。そこでSandyおばちゃんはアタシに言ってきた。

Sandy: ”3人目の嫁も日系がいいわあ。Chietako、たしか年頃の娘がいたわよね~。”
アタシ: ”いることはいるけど、まだ大学生だよ。マッチョの彼氏もいるし・・・。(それに日系じゃあないよ。バリバリのニホンジンだよ。)”
Sandy: ”あら。結婚と遊びとは別よ。今度家に連れていらっしゃいよ。”
Irene: ”あたしが仲人やったげるわよ!まかせなさい。あんた、Sandyの3人の息子の中で一番のお勧め品だよっ!”

お嬢、どうよ?プチ玉の輿だぞ。
Sandyの家はPalo Altoの大豪邸だ。
家の中は紫禁城と竜宮城みたいだぞ。
彼の写真を見せてもらったけど、そうだなあ・・・ジャッキー・チェンを細くして、ナインティナインの矢部さんと高倉健をまぜまぜしたみたいな感じ。
どうよ、お嬢!

2008年5月4日日曜日

インドの山奥で、修行して・・・。

胃の調子が悪い・・・なんていうことは稀なことなのですが、昨日食べたものが悪かったみたいです。
もともと胃腸はめっちゃ丈夫なんです。

だって、賞味期限が切れたカレーパンを食べても、冷凍庫の奥で化石のようになっていた数年前の肉まんを”チーン”して食べてもぜーんぜん大丈夫でしたもん。

子供たちにも、小さい頃から教育してきたつもりです。 
『賞味期限は参考程度にして、匂って大丈夫そうだったら自己責任で食べるのよ』とね。











昨日食べたのは”草”です。
ベトナムレストランで出された”草”を食べました。
注文したPHO(フォー)の中には、名前も良くわからない臓物(牛の胃袋とか脇腹肉とか腱とか?)がごそごそ入っていて、その上にのせるパクチー別名香菜とモヤシとバジルとニラと”草”がドッカーンとお皿にのってきました。

この”草”は、厨房担当のおばちゃんがその辺の路地で摘んできた”草”ではないかと思われます。
これまで数々のベトナムレストランへ行きましたが、この”草”ははじめてです。
味は・・・”草”の味です。
次回からは無難にチキンのPHOを注文することにします。















先日、"なまアライグマ"に遭遇しました。
おったまげた~。
夜9時半頃、アパートに帰ってきたら建物の横の池に!
たぬきとの違いは、シマシマでふさふさのしっぽです
ウサギ、スカンク そしてアライグマ・・・ここは野生の王国でしょうか?


通称ホセ・メンドーサ実名Joseなんたらかんたらは、アパートのイケメン見習い管理人です。
彼にスタイリッシュなヘアカットをして、衣装を着せれば銀座のGUCCIやCHANELのドア横に立っている外人モデルさんになれる美しい顔をしています。

以前パジャマ代わりのTシャツで、外をフラフラしていたらホセ・メンドーサが”にーこにこ”して寄って来て ”アミーゴ!心の友よ~!”みたいなことを言ってます。

”???”
おお。アタシが着ていたTシャツは、何年も前にムラサキスポーツみなとみらい店のワゴンセールで2枚3000円で買ったサッカーワールドカップのアルゼンチン・ユニフォームだったのです!ホセはアルゼンチン移民なんです。

”アルゼンチンのチームは強かっただろ?そうなんだよな~応援してくれたのか?俺もサッカーやってたんだ。”
そんなもん覚えてないし、応援なんかしてない・・・とは言えない。

”そうだよ。日本ではアルゼンチンのチームは大人気だったんだ。だからTシャツ買ったんだよ。”・・・ってうそやん!
本当は日本チームのTシャツだけでよかったんだけど、2枚買わなきゃ安くならなかったし、アルゼンチンの白と空色の縦じまユニフォームも爽やかに見えただけなんだよ。

”いやあ、ありがとありがと。何か困ったことがあったら呼んでくれ。すぐに駆けつけるから” とホセ。

玄関の扉が開かなくなったときや、トイレの水が流れっぱなしになったときに飛んで来たのはホセ・メンドーサ。
でも実際直したのは腕の確かな別のおじちゃん、通称トミー・リー・ジョーンズ。
ホセ・メンドーサは役に立にたたず。
美しい顔だけじゃなあ・・・。
最近奴を見かけなくなった。クビになったんか?



美しい男といえば、『The Tudors』のヘンリー8世役の彼 Jonathan Rhys Meyers ジョナサン・リース・マイヤーズでしょう。
”こいつ長生きしないな”という、危なげでキレそうな俳優さんですね。プッツン!

現在SHOWTIMEというチャンネルでシーズン2を放映中ですが、有料なので我が家のテレビでは写りましえーん。
ですからシーズン1のDVDを買っちまいました。
豪華絢爛な衣装&宝飾品と美女美男揃いのキャスト。
”ありえないでしょー”と思いつつ、現実逃避には良いエンターテイメントです。





















最近観た映画で良かった『August Rush』にもJonathan Rhys Meyers はミュージシャン役で出演しています。
大作ではありませんが、観終わって心が暖かくなる映画です。

子役のFreddie Highmoreフレディ・ハイモアの演技は鳥肌が立つほど凄いです。
こいつ本当に子供なんかいな?
チャーリーとチョコレート工場の男の子です。
この作品の邦題は『奇跡のシンフォニー』なんだそうですが、いったいどこの誰が邦題を考えたんでしょう。
邦題ってなぜこのように的を得てない題名ばかりなのでしょうか・・・(怒)。



ジョギングしてたら河原のベンチに白い上下の民族衣装を着たカレー王国人のおじいさんがうずくまっています。
”どうしたんかい・・・気分でも悪いんかいな?”と近づいていったら、どうやらおじいさんはヨガ&瞑想をしていたのだったらしいです。

そこで、この曲が脳裏に閃きました。
♪インドの山奥で、修行して(た?)・・・♪その先は知りません。

確かこれは”レインボーマン”のテーマソング。
レインボーマンで覚えているのは『死ね死ね団』という、簡潔かつ直接的ネーミングの悪の集団。
誰が考えたんでしょう・・・『死ね死ね団』なんていう名前。
因みに、こういう鋭い感覚の人が映画の邦題を考えて欲しいよね。

瞑想の邪魔をしてはいけないので、足音を消して、そろりそろりと通り過ぎました。
おじいさんの周辺の景色はインドの山奥になっていました。♪インドの山奥で・・・。

2008年5月1日木曜日

シリコンバレー・マッチョ祭り












すっかりアウトドア陽気になってきたBay Area。
久々にバーベキューセット登場。
一郎ちゃんの元上司S氏をお招きしてサンマの炭焼きです。

S氏は現在、某Q社の秘密兵器である天才カレー王国人IQ高すぎて測定不可能博士の通訳として一年の3分の一をシリコンバレーですごしていらっしゃいます。
”通訳”といっても言葉の通訳ではなく、天才の非凡な思考を凡人に分かるように易しくかみくだいてQ社の首脳陣に伝える・・・という通訳です。
この天才博士は小・中・高校をすっ飛ばして博士課程だったそうな・・・。恐ろしや。

サンマを買うときに魚屋のメキシカン兄ちゃんに”頭を残しておいて”というのを忘れたために、内臓と一緒に頭もばっさり落とされてしまいましたとさ。とほほ。

キッチンで焼き魚を焼こうものなら、換気扇はゴーゴーと派手な音を立て煙をかき混ぜるだけで、結局Smoke Detector(煙探知機)が反応し、ビービービービーうるさくていけません。

ですから魚はこうしてベランダでガンガン焼きます。
その度に炭を起こすわけですが、”七輪”を思えば大したことないっしょ。
やっぱ炭で焼くと美味しい!
今回は丸一日韓国味噌に付けておいた鳥肉とアスパラのベーコン巻きも炭火で焼きました。












このナンバープレート、直訳すると『良い天気だ。出かけよう!』って感じですかねえ・・・。
アタシもDMVでナンバープレートをオーダーしようかしらん。CHIETAKO? だめだ字余り。7桁じゃなきゃいけないんだもん。


陽気が良くなって来たせいでしょうか、それとも夏に向けてダイエット目的なのでしょうか、アパートの横を流れるGuadalupe River河原のジョギング&ウォーキング人口が急に増えてきました。

夏が近いんだなあ~と感じるのは、緑の濃さでも紫外線の強さでも花の開花状況でもなく、上半身ハダカで走るマッチョお兄さん達のギラギラ汗で光る筋肉だったりするわけです。

今年もマッチョお兄さん達は出てきました。(モグラじゃないんだから・・・) 
お兄さん達の上半身は、なぜか既にきれーいに日焼けしています。
もちろんMangroomerでお手入れしているので、胸毛も背中の毛もありません。
つーるつるです(実際に触った訳ではありませんが・・・。)
因みにナイスボディーお姉さんたちも走っていますが、この辺は圧倒的に男性の人口が多いのです。

アタシの勝手な仮説によると、この界隈のIT Geek(オタク)は仕事で成功して、それなりの地位と有り余る収入を得るようになると、まず車を買います。
マンションが買える位の値段のスーパーカーは、ストックオプションで儲け金持ちになったIT Geekさんたちのステイタス・シンボルなのです。

次に彼らはスーパーカーの助手席を埋めるネエチャン、いえパートナーが欲しくなります。
会費がとんでもなく高いお見合いクラブ・デートクラブが大繁盛する理由はこれです。
デートクラブ主催のパーティーへ顔を出すようになると、肉体改造の必要性を感じるようになります。

何事にも真剣にのめりこむGeekたちは中途半端なことは一切しません。毎日ジムに通いトレッドミル・スクワット・ベンチプレス・階段君(電動ミニエスカレーター)に励みます。

半年後、身体に筋肉が付いてシェイプアップされてきたところでGEEKたちはプールや日焼けサロンでこんがり小麦色に肌を焼きます。

良い色になったところで、いよいよ上半身デビューです。

優秀な頭脳を持ち、実直な君達が肉体改造を達成した暁に、残るのはファッションセンスを磨くことだけだと思います。がんばれマッチョGEEK達! 

できれば縦ストライプのズボンとチェックのシャツを合わせるのはやめましょう。











近所のアパートの花壇。

気が付いたら植え替えられていました。











近づいてみると。
















黄色いチューリップ。斬新なデザインじゃない?